2010/02/08 21:59
ずいぶん放置していた質問に答えるコーナー。コーナーって。
前からここにちょくちょくと「自宅にサーバを立てて外から操作している」と書いていましたが、これに関して、「どのような環境で?」という質問を頂きました。セキュリティ的な面で、どうすれば安全に自宅サーバを運用できるか、という話です。
結論から言いますと、えーと、何もしてません(笑)。本当は非常によろしくない状態ではあるんですが、なんつーか、大したデータがあるわけでもないし。基本的にWindowsとリモートデスクトップ(RDP)のセキュリティに丸乗っかりです。
たとえばsoftetherのやってるpacketix VPNでも使えばもう少しだけマシになるかもしれませんが、まぁこれもせいぜい「マシ」止まり。どんな経路安全化手段を使おうがPINコードなりパスワードなりが漏れたらそれでおしまいです。下手に管理するパスワード・コードが増えることで自分の管理容量がパンクしてどこかに書き付けたりメモとしてWEB上に保存したりしてしまったりしてかえってセキュリティが低下する可能性さえあります。ドングルタイプのVPNなんて、紛失しちゃったりしたら目も当てられない。
だったら、自分で管理できる唯一つのパスワードの強度を上げるほうがよほど信頼できる対策になる、というのが私の自宅サーバ運用の考え方。私のサーバのパスワードは私の頭の中以外にはどこにも存在しません。またこれを必ず月一で変更しています。年月の数字からちょっとした演算で出す文字列と大小英文字+数字からなるユニークな固定文字列をこれまた自分ルールで月ごとに変わるシーケンスで混合した12桁の文字列です。一応これで総当りでも3,226,266,762,397,899,821,056通りを試さなきゃ当てられないパスワードなので、一ヶ月延々とアタックし続けても解けないし、当分は大丈夫かな、と思っています。もちろん拷問されて自分ルールを吐かされたらおしまいですけど。
リモートデスクトップとWindows認証が絶対に破られないのか?ということについては、これはもう、マイクロソフト様を信じるしかありません。あ、そういう意味では、脆弱性てんこ盛りのIIS含め、HTTPサーバ、FTPサーバ、その他ファイルアクセスできるサーバ類は一切稼動させていません(宅内LAN用にDHCP/DNSを立ててるくらい)。ファイルサーバにはローカルからしかアクセス不能にしてあるので、何らかのファイルにアクセスしようと思ったら、リモートデスクトップで入る→リモートデスクトップ上でローカルファイルサーバにアクセスしてファイル取得、という二段階アクセスが必ず必要です。文字通り、我が家のセキュリティはすべてマイクロソフト様にかかっています(笑)。
で、なんだかだで侵入ログをチェックしてみても、サーバを立ててから2年半、ただの一度も、誰もアクセスしてくれません(苦笑)。まぁ個人の無価値なサーバを狙うやつなんてまずいませんし、そもそも固定アドレスでもないので標的にされないかも。さらに念には念を入れて物理的な電源断タイマー
で一日二度必ずPPPoEクライアントを落としてIPが変わるようにしてありますので、同じIPで長い間ネット上に姿をさらすこともないですし。DDNSも三社を使い分けてて当たりは常に一つで日時によって変動しています(笑)。
なんつーか、こんな感じで、すっごくアナログな手段での防衛、むしろ非防衛(サイバーノーガード戦法)に徹していますが、ぶっちゃけ自宅サーバくらい侵入されてもいっか、とか思ったりしています。これ、会社のPCやネットワークの防御があまりにがんじがらめで利便性がめちゃくちゃ阻害されてて本当に日々鬱憤がたまってる、その反動なんじゃないか、と自己分析しております(笑)。
ということで、ぬるーい感じで自宅サーバを運用したい人の参考になればということでご紹介しました。いりませんね、これ(笑)。
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2010/02/03 21:31
あぁそういえば続報がまだでした。私のイーモバ。
解約しました。なんだかだで、昨年末には解約済み。本当はこの2月まで使えば解約金はゼロになったんですが、どうせ使わないで基本料だけ1000×2を払うか、解約して2000円の解約金を払うか、という選択で、後者を選んだというだけです。いや、解約を忘れたり解約完了が遅れて余計な基本料を取られるリスクもあったので。
特に慰留なども無く解約は済んだのですが、なんつーか、時間がかかります。他社なら、ショップに行けば即日、ウィルコムも電話をすれば電話をした当日付けで解約となりますが、イーモバは解約書類を受け取って相手に送ってそれが受領された日が解約日になる、というシステム。
最初の電話も2時間くらいつながらなくて非常に困りましたが、そこから解約書類が到着するのに丸1週間、即座に送り返して1週間後にどうやら解約完了、となったみたいです。最近キャリアショップも徐々に出店しているみたいですが、ここまで面倒だと解約するのも嫌になりますね。安い基本料なら放置しちゃう可能性さえあります(そういう意味では放置していても痛くもかゆくも無い100〜300円/月程度の放置用料金プランがあれば解約は相当防げるということになるかとも思うわけですが)。
解約に至った理由は、もちろん、WILLCOM 3Gを使ってみて意外といけるとわかったこと。さらに直接の理由は、HW3の専用プラン発表でした。何しろ、3G部分については、基本料は0円、使いたいだけ使っても5000円強。エリアが狭い上に基本料1000円MAXでほぼ5000円になるイーモバを残しておく理由が何一つありません。
もちろん、WILLCOM 3Gも解約する予定です。こっちも、基本料0円ながら、プロバイダ料が945円ずつかかっちゃってますから。で、たとえば、HW3で無線LANかBT-PAN経由でのテザリングで使えるのはもちろん、HW3に刺さっている3G USIMを解約後の3G端末にぶちこめば、通常のモデムとしても使えます。もちろんこの場合もHW3のプランの範疇で使えるはずです(APさえ間違えなければ)。
そんなわけで、HW3を買えば、一挙に2回線の無駄回線削減につながることになるわけです。ついでにGSM-SIMも入手できれば、海外に行くときに持ち歩く端末も1台減らせます。入れるUSIMをドコモとauで適宜無料通話のあまっているほうを使うようにすれば、まず余計な料金もかからなくなります(ドコモは2ヶ月繰越3000円+家族の余りがたくさん、auは5000円分くらい常にたまってる)。
もちろんHW3欲しい病は末期なのですが、肝心のGSM-SIMが出てくれないので、最後の一歩が踏み出せない。あそこまで発表しておいてなかったことに、なんてことは無いとは思うのですが、これが出ないと、今のアドエスから乗り換える決定打にならない。まぁ、GSM-SIMを待つついでに、詰めの甘いソフトのアップデートも待ちたいところではあるんですが。
あと、ちょっと実験に使いたい灰耳SIMが残ってて、これも削減対象一歩手前なのですが、ちょっとどうしても試したいことがあって残しているんですよね。解約して再契約でもいいんですけど、再契約となるとせっかくの安心だフォン契約+3年ものというウィルコム基本料最安コンボがなくなっちゃうし、もったいなくて。
そんなわけで、回線整理に力を入れている今日この頃なのでした。でわ〜。
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2010/02/02 21:45
今日のショートコメンツはこちら。
Hybrid W-ZERO3発売の件
いろんなところでインプレッションとかが出てますけど、なんだかいくつか、ちょっとションボリなポイントが出てきています。USB充電の仕様がまたアレな感じとか。どっかの端子を短絡しないといけないとか、標準充電器の端子はそうなってるとか・・・USBの標準準拠を盾に一般のUSB充電不可にしてしまったくせに標準充電器側がUSB標準を大いに破ってるって、どゆことよ。自己矛盾甚だしいです。ポリシー遵守の精神が無いなら最初から標準より利用者を優先せよ。ほとんどの機器でA側は標準を無視してリンクなしでもフルパワー給電してるじゃん。ウィルコム一社がそんなマイナー標準死守してどうするのよ。データシンク用のケーブルで充電できないのは本っ当に不便なんですけど・・・。
PASMOでねこのきもち新年会
よくわからんタイトルで思わず引用。まぁなんつーか、例のごとくカオスなんですが(笑)、いやー私も猫の会にお呼ばれしないものですかね。記事書いたら呼んでくれるなら記事書くよ。むしろ記事書かせろ。猫オタクっぷりをみせてやる。PASMOはモバイル版が無いのが難点なんですけど、オートチャージが便利すぎて今のところモバイルSuicaはまったく不要です。オートチャージ用のカードは年会費無料の上一般のカード会員と同じサービスが丸々使えるし。何しろ毎日改札を通ってるだけで一定額以上の残額を自動的に保ってくれるんでSuica/PASMO対応コンビニでいつでも気軽に買い物できるんです。楽チン。
米アップル、タブレット型端末「iPad」発表
わはは、でかいiPhoneだ。と思ったらほんとにでかいiPhoneそのものだったみたい。これで電子書籍を、ってつもりみたいですけど、この手の自発光ディスプレイデバイスを電子書籍リーダーとして使うのは厳しいですね、目が疲れるし。ていうかドットの壁がある以上、kindleでさえ私には無理。ドット表現された文字や絵はどこか脳の一部を酷使している感じで、同じ読書量でも異常に疲れます。私は最後まで紙にこだわる数少ない紙本原理主義者の生き残りになってしまうでしょうねぇ。
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2010/02/01 21:31
無線通信、というかその他の有線通信でもよく使われる言葉に「リンクバジェット」というのがあります。今回はこの話。
リンクバジェットを一言で言ってしまうと、「通信の送信者と受信者の間にどれだけ『つなぐパワー』があるかを単純比較できる指標」です。つなぐパワーはそのままつなげられる距離に直結するので、ある技術とサービスがどのくらいのエリアで使えるのかを見積もることも出来ます。
たとえば、PHSで基地局送信がピーク2Wで送信利得16dBi、端末は受信利得0dBi、周波数は1.9Gで、というのと、WCDMAで送信ピーク20Wで利得20dBi、受信利得は0dB、周波数は2Gで、といわれて、単純にどちらがより遠くまでつながるかを比較するのは難しいですよね。何しろ、根本の方式が違うので、単純比較できないのです。
ここでリンクバジェットという指標を持ってきます。このリンクバジェットでは、方式や技術が持っている「つなげるためのパワー」をすべて「dB」に換算してしまいます。あとは簡単。全部足し算しちゃう。
WCDMAとかは拡散利得とか隣接セル干渉許容量とかいろいろとめんどくさいことがあるので式は非常に複雑になるのですが(興味ある方はこのへんをご覧ください)、そこさえクリアしてしまえば、PHSとまったく同じ単位で比較可能になります。たとえばWCDMA送信20Wではリンクバジェットは150dB、PHSで2Wではリンクバジェットは130dB、なんて結果が出れば、WCDMAは大体3kmほど飛ぶし、PHSは1kmかそこらかな、と単純に比較できちゃうわけです。
とそこに技術を付けたり取ったりするのは簡単。たとえば、違う周波数にまったく同じデータを送り、受信側で二つのデータを合成して誤りを減らす、という技術があるとすると、単純に二倍した分の利得(3dB)と周波数を変えていることによるわずかな利得を足して大体4dBくらいの利得が取れる、なんていわれます。すると、リンクバジェットに4dBを足せばよいことになります。
逆に、従来QPSKで通信していたのを、速度を向上させたいので16QAMにしました、となると、信号の強度は16QAMはQPSKの約半分ですから、単純にその分の利得、3dB分のリンクバジェットを失う、と考えます。
つまり、最初のベースのリンクバジェットが得られれば、そこにいろんな技術を足したり引いたりしたときのエリア半径を見積もるのにちょうどいい指標ということも出来ます。
もっとすごいのは、たとえば、本当にデータの上だけの話として、パケットにエラーがあった場合に再送する、というプロトコルを定義したとしても、これを理論計算やシミュレーションでリンクバジェットに換算出来ちゃう、ということ。再送プロトコルがある分、データ自体に強度があるから、無線区間はもう少しだけエラーが多くなってもかまわない、という風に強引に換算しちゃう。
いや、実際の無線回路設計のときにはこんなの考慮に入れちゃダメですよ(>本職の方)。でも、もう少し大雑把に、無線方式とかサービスとかに対して「これってどのくらい実用エリアを広げられそうかな?(限定されちゃいそうかな?)」ということを考えるとき、こういった再送方式とかも強引にリンクバジェットに換算しちゃうんです。
さっきみたいに、QPSKだったのを16QAMにしてスピードアップ、というのもそうですし、それにたとえば「変調クラスをチャンネル埋め込みにして高速変調すると」なんていう効果もdBに換算しちゃったり、さらにコーディング(エラーが起きてもデータ復元が一定確率で出来るように処理をすること)を入れることで速度は30%落ちるけど利得が5dBとれるぜ、とか言うことを同じ土俵で議論できるようになります。
最初にも書いたとおり、リンクバジェットの数字はほぼ直接的にサービスエリアに変換できますから、いろんな技術を応用したサービスがあった場合、サービスごとにリンクバジェットへの影響を算出さえ出来れば、そのサービスの提供エリアを直接見積もることもできるわけで、たとえばW-OAM TypeGとかだと、BPSKは+5dBほど、64QAMは-5dBほどなので、BPSKで半径1.7倍にエリアを広げられるし、64QAMは従来の0.56倍ほどのエリア内で利用可能、というように簡単に見積もることが出来ます(自由空間での無線の場合、半径への影響はリンクバジェットの半分)。
というような、広い意味でのリンクバジェットの数字を使うと、いろいろと便利なわけで、結構いろんなところでこういう使われ方をしているようです。今後、新しい技術が出てきたら、こういう「無理やり換算」をやってエリア見積もりとかを紹介してみたいと思います。でわ〜。
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2010/01/29 21:26
れさくさんが「スカウトを受けたことの無いやつはダメだ」という文を引用していますが、ha, ha, 当然ですよね。
プルルルルガチャ
「もしもし●●さんですか」
「はいそうですが」
「現在のお仕事に満足ですか?今あなたのお力を欲しいとおっしゃる会社様が・・・」
「失礼ですが、あなたは。」
「人材コンサルタントをしている●●です、それで、あなたの能力をより高く買ってくださる会社様がございまして」
「具体的にはどちらでしょうか」
「お電話でははばかられますのでまずは実際にお会いしてお話したいのですが」
「えーと興味ありません」
「いえ、お話だけでも、ぜひあなたが欲しいという企業が」
だから誰だよ。
「あなたの能力をそんな会社で埋もれさせるのは大変もったいなく」
そんな会社で悪かったな。
「より高い報酬を用意しているとのことで」
なんでこっちの報酬知ってんだよ。
「業界で活躍されている●●さんなら」
してねーよ。
「やりがいのあるお仕事が」
どんな貝だよ。
「さらに将来は独立の」
どうみても転職詐欺です本当に(以下略)。
ま、ざっと、このくらいのスカウトはされて当然ですよね、ビジネスマンなら。
しばらくサボってましたすみません。
てことで今日のショートコメンツでお茶を濁します。
ウィルコムの「HYBRID W-ZERO3」、販売開始
しかし、気づいたらGSM-W-SIMは同時発売じゃなくなってて「春ごろ」とか言う微妙な表現に変わっちゃってたというオチ。プレス発表には1月発売って書いてあったのになぁ。今月は無理にしても次の出張には持っていけると思ってたので、かなりショボーン。このままじゃ次どころかその先の出張にも間に合わないかもですよ。ちなみにタッチ&トライはまだやってません。最近ことごとく土日が潰れて、ションボリ。
ウィルコム、「HONEY BEE 3 えらべる!512」キャンペーン
そして、HB3の512色キャンペーン、やっぱり復活しました(笑)。キャンペーンじゃなくて恒常製品化しちゃえって。うむ、HW3がダメならこっち、という選択肢がまだ残っているわけですな。さて、どうしましょう。
Googleブランド通じず? -「Nexus One」発売1週間でわずか2万台
あぁそういえば出てたっけ、という、アレ。Appleのように熱狂的なファンがいるかいないか、という差ですね。熱狂的なファンが殺到しそれがニュースになって一般に話題になる、というスパイラルが無ければ、iPhoneも同じ運命だったでしょうし。まてよ、じゃぁ同じく熱狂的なファンを抱えるウィルコムも同じやり方で旋風を・・・無理か、母数が違いすぎます(笑)。
「L-02B」に「110/118/119」へ接続できない不具合――ドコモ、販売を一時停止
この辺は事業法の枠組みでの携帯電話での必須機能ですから、まぁ下手すりゃ事業法に抵触するレベルの不具合なんですよね。やっちまったのがLGってのが、まぁ、あぁ、やっぱりですか、って言う感じですが。ドコモのLG端末は他のドコモブランドに比べて明らかに品質悪いんですよねぇ。ぶっちゃけいらないと思うんですが。
ジュピターテレコムがKDDIの関連会社へ
素直に驚いた。なにこれ。買収金額は約3600億円。そんな金あるならウィルコム買ってやれよ。なんて話は良くて。これで、ケーブルテレビ連合1位2位がKDDI陣営。ケーブルテレビの何がすごいって、各個宅に伸びる「アクセス線」を持ってること。元々KDDIはこれをまったく持ってない。なわけで、TEPCO買ったりCTC買ったりして自前アクセス線を増やしていたわけで、CATV2位のJCN買収もその一つ。しかしケーブルは地域1事業者の原則があるのでJCNをベースに横に広げるのはいずれ限界が来るわけで、この段階で思い切って1位のJCOMに手を出した、という感じでしょう。JCNもJCOMもそうですが、CATV市内回線の保守時に光ファイバを併設していけば自前のアクセス線を増やしていけるわけで、NTT非依存を目指すKDDIにとってはのどから手が出るほど欲しい相手だったといえます。風の噂でJCOMを狙っているかもと聞くソフトバンクにとっては痛烈な一撃かも知れません。JCOMモバイルはどうなるのかな?ついでに芋づる式にウィルコムにまで手を伸ばしたり・・・する動機がないですねぇ、やっぱり。JCOM固定→JCOMモバイル間が1万円分無料、で、JCOM固定がauまとめトークに参加してauと相互無料になれば、そこから奇跡のウィルコム←→au間通話無料(上限付きだけど)が実現するかも!・・・しませんね(笑)。
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