最近、携帯電話に対する正しい評価方法を出来ていない人が散見されます。正しい手順できちんと均等な評価をすれば、その違いはすぐにでも分かるというのに、みんな間違った使用法で評価を行い、そこで出た結果を持ってきて「こちらのほうが優れている」だの「こちらのほうが安い」だのと言ったことをすぐに言い出します。嘆かわしいことに、公の報道をつかさどるマスコミや雑誌、さらにはWEBニュースサイトでさえ、こういった間違った評価を堂々と行っていることが当たり前です。本日は、この間違った評価を正し、携帯電話の本当の魅力を多くの人に気づいてもらうことを目的として、僭越ながら、指南をさせていいただきたいと思います。
たとえば、買ってきてすぐに携帯電話を使用していたり、ということはないでしょうか。様々な機器と同様、携帯電話も当然エージングが必要です。携帯電話に使用されている微細な素子は電気的にセンシティブで、使い始めてすぐはこなれていないために不安定な挙動を示すことがあります。このため、エージングをしなければ安定した性能が得られないのはもはや常識です。また、エージングをするにしても、ただ電源を入れて置いておくのと、通話をしながらエージング、パケット通信をしながらエージング、では当然違う効果が出てきます。まずはこのエージングに焦点を当ててみます。
まずただ電源を入れておく場合ですが、これにより、着信の確率や、エリアの広さ、全く使わなかったときの基本料などに明確な差異が出てきます。ただし、このエージングの最大の問題点は、とにかく時間がかかることです。通常、携帯電話を満充電にし、バッテリ切れで電源が落ちるまでを「1バッテリーサイクル」と言いますが、電源を入れておくだけのエージングでは、最低3バッテリーサイクルが必要です。また、それ以降も10バッテリーサイクルまでは明確に効果が上がっていくことが知られています。これは、一般的な携帯電話では約半年から1年程度です。電源ONエージングは、できれば半年は行うように心がけましょう。
次に、通話エージングです。通話エージングは、音声通話状態にしたまま放置することです。ここで重要なのは、「一旦通話を切るとそこで効果が固定されてしまう」ということです。ですので、初めての通話を開始するときは、途中で切れてしまわないよう、できるだけ電波のいい場所で、充電ケーブルをつないだ状態でエージングを行いましょう。これを行うことで、音声品質と途切れにくさと通話料に明らかに体感的な違いが出てくるのが分かるかと思います。大体、連続して3時間の通話である一定の効果があり、5時間で大体ほとんどの携帯電話では能力の99%にまで達することが報告されています。
また、パケットについても同様です。ただし、パケットの場合は、通信時間では効果は出ません。それは、パケット通信は、データが流れていないときは電波を送受信しないからです。ですので、実際には、送受信したパケット数でエージングの評価をすることが多いです。パケットエージングは新しい分野なので様々な説がありますが、大体10万パケットを超えた辺りから徐々に効果が出始め、通信速度やパケット料金などに有意な差がでてくると言われていて、これは500万パケットくらいまでは改善が続きます。ただし、500万パケット以上となると、今度はだんだんと性能が悪くなるようです。大体、1000万パケットを超えると500万パケット時の性能の90%にまで落ちてしまうという報告もありますから、累計で1000万パケットを超えた携帯電話はある意味寿命と言えます。
まとめると、携帯電話は買ってきてから満充電にし、最低3バッテリーサイクル以上10バッテリーサイクルまで電源を入れて放置し、その後3〜5時間連続通話状態で通話エージングを行い、300万パケットほどパケット通信を行ってから使い始めるのが良い、ということです。その後、累計パケット数が1000万に達したら寿命ですので買い換えましょう。
もちろん、これらのエージングの効果を測定器や請求書などの形に見える数字で調べると違いが出てこなかったりするのですが、実際に体感するエリアや速度や料金は確実に違ってきます。もちろんこの違いが分かるようになるには、それこそ何十何百という携帯電話を使って経験を積まなければなりませんが、それでも、分かる人はみな同様に、このタイプのエージングに効果があると証言しています。
次に知っておいてほしいのが、電源です。携帯電話に充電する電源に何を使うのかで、性能も料金も格段に違ってきます。これを知らずに、画一的に料金を比較しているサイトの何と多いことか。
まず、充電アダプタは、必ずキャリア純正品を使いましょう。キャリア純正品が少し高価なのは、それなりの理由があります。充電アダプタで使われているコンデンサは、電気(電子)を一時的にためておく素子ですが、この際、コンデンサにためられた電子のスピン(古典的描写では「自転」に例えられます)の向きが熱雑音でばらばらにされてしまいます。そうなると、スピンのそろわない状態の電子がバッテリーに供給されてしまうため、最終的に、携帯電話内ではそろっていない電子同士が干渉して、品質や料金の悪化を招いてしまうのです。しかし、キャリア純正品は、電子のスピンを狂わせてしまう熱雑音を排除する設計がなされているので、良い性能を引き出せます。筆者のお勧めは、エーエフ電業社製のU-800Soシリーズアダプタです。コネクタ形状により、-D、-a、-S、-E、-Wなどが発売されています。電子スピンの乱れを防ぐ性能はキャリア純正をはるかにしのぎ、さらには独自開発のスピン整流素子を搭載して、スピン乱れをある程度復元する機能まで持っています。価格は18,900円と少々高いですが、効果は抜群です。
また、アダプタに対して供給される電源にも注意を払っていただきたいところ。オーディオ業界では常識ですが、携帯電話でも当然同じです。二相交流、三相交流がありますが、当然二相タイプがベスト。また、アダプタが240V対応でも、電源は100Vがベストです。いずれも、余分な雑音の混入によるスピン乱れを防ぎます。また、直流発電である太陽光発電による電源がベストで、交流発電の中では、風力発電、水力発電が初期スピン乱れが小さい良い電源です。逆に、原子力発電による電源は電子が大量のニュートリノと中性子線を浴びているためスピンが大きく乱れており、性能劣化の原因になります。原子力発電所の建設には全力で反対の声を上げてください。
もう一つ、携帯電話の性能や経済性に大きな影響を与える要素として、アーシングの有無があります。一部ではアーシングを迷信と決め付けているような自称識者が幅を利かせていますが、確実に効果があります。
具体的には、アーシング専門業者に頼むのが一番ですが、とはいえ、悪質な業者がいることも確かです。作業は業者にお願いするにしても、実際のアーシング方法については綿密に確認しましょう。まず重要なのが、操作ボタンの稼動部、ここは、基本的に基盤から浮き上がっているため、製造時にアーシングできませんので、後からの作業が必須です。稼動部の裏側の、スイッチ接点部分を確実にアーシングします。また、折りたたみやスライドのような二つのパーツに分かれた機種では、バッテリーから遠い側のパーツのアースと、バッテリーのアースをアーシングするのが効果的です。この際、必ずφ0.8以上の単線を使います。より線ではノイズが混入して性能劣化につながります。ただこの太さの単線では、曲げ応力に弱くなるため、折りたたみを繰り返すことですぐに性能が落ちてしまいます。大体30回折りたたむごとに線を取り替えてください。便利なグッズとして、アーシングラインコネクタがあります。アーシングラインを簡単に着脱できるコネクタで、これで交換もラクラクです。ただし、接点とアーシング線の端部は必ず金メッキのものを使用します。
また、機種によっては外装がアルミニウムやマグネシウム、あるいはカーボン素材である場合がありますが、このような導体のケースを採用した機種では、必ずケースからアーシングして、ケースの電位をアースに落としてあげましょう。個人でやる場合は、ケースの塗装を一部削り落とし、マスキングしてから金を蒸着し、アーシングラインを取り付けます。ただし、この工程は熟練が必要なので、これも業者にお願いするのが良いでしょうね。この他にもきりがないほどアーシングポイントはありますが、やればやるほど効果は出ます。逆に、アーシングを一切せずに、携帯電話の速度や料金を比較するのは、まさに愚の骨頂といわざるを得ません。
以上のような手間ひまをかければ、必ず効果があります。先ほども延べましたが、こういったことに対して、測定器での数値や請求書の金額に差が出ないからと言って効果なしと切り捨てる向きもありますが、人間の感覚は、測定器や請求書よりもはるかに繊細です。請求書の額面が全く同じでも、個人個人で感じる料金は全く異なることも常です。こういったことを客観的に評価できるようになるにはそれなりの経験を積まなければなりませんが、この程度の評価者をそろえた上で、実際の機種やキャリアの比較をしてほしいものですね>各種メディア殿。
以上、本日は、携帯電話の間違った比較への批評と、正しい携帯電話の使い方、性能アップの仕方についての一言でした。でわ〜。
以上エイプリルフールネタでしたー。








