黒いページ企画16追加分


DDIポケットの惨状な現状その後
さて。

あのままほっといても良いのですが、一応DDIポケットファンと言うことになっているので、一応フォローと言うか、真面目に、何をどうすれば良いのか、と言う点について展開してみます。なるべく短めに。

なぜ、AirH”は@FreeDに勝てないのか。

簡単です。「高くて低性能」のものが「安くて高性能」のものに勝てるわけがありません。

誰だって分かることです。分かってないのはDDIポケットと熱狂的なDポファンだけです。

値段は、見れば分かります。4880円と5800円。年間割引だと4000円と4930円。1000円の差は、結構大きいです。

そして、性能。

じゃぁ、ちょっと表にしてみますか。

  AirH” @FreeD
月額料 5800 4880
通信速度 32kbps 64kbps
人口カバー率 95% 87%
接続性 良好 やや不良
安定性 良好 不良
移動性 良好 不良
端末ラインナップ 多数 少数

まぁこんな感じでしょうか。

この表を見れば、あぁ、何となくAirH”の方が良いなぁ、と思ったあなた。あなたは完全にDポファンになってしまっています。いや、私もそうですが(苦笑)。

でも、一般的な人は、ある「マスク」がかかってしまっていて、この表はここに挙げたようには見えません。一般の人にはこの表がどのように見えているか、次に示しましょう。

  AirH” @FreeD
月額料 5800 4880
通信速度 32kbps 64kbps
人口カバー率 どうせピッチだしエリア狭いんでしょ
接続性 どうせピッチだし繋がんないんでしょ
安定性 どうせピッチだしすぐ切れるんでしょ
移動性 どうせピッチだし移動できないんでしょ
端末ラインナップ PDAで使えるならなんでも良いよ

ハイこの通り。Dポにとって有利と思われる部分(特にエリア!)が完全に見えなくなってるんです。いくら95%がどうとか言っても、一般の人は「どうせピッチだし」がまずありき、なので、それが目に入らないんです。特にドコモPHSは人口カバー率を公表していませんから、比較がさらに難しくなります(上の表中の87%と言うのもきちんとしたソースは無し;少し古い情報かも知れません)。それ以外の接続性だの移動性だのは言わずもがな。クチコミでしか伝わらない情報では、とてもじゃないですが一般の人が「AirH”の方が優れている」と判断する材料にはなり得ません。

そして残った情報だけを見てください。

AirH”は5800円で32kbps。

@FreeDは4880円で64kbps。

私はね、どうして今でもAirH”の新規加入があるのか、その方が不思議なんです。この二つを見比べれば、誰だって@FreeDにします。特にPHSを使ったことのないような人はまず確実です。多分今でもAirH”がそこそこ加入者を獲れているのは、おそらくPHSを使ったことがあり、実感としてDポとドコPの違いを知っている人たちの加入(と言うか、通常契約のPHSからの切り替え)が多いからなのではないかと思っています。でも、そういう人の割合は今後どんどん減っていくのは間違いありません。

じゃぁどうするのか。

こうするんです。

  AirH” @FreeD
月額料 5800 4880
通信速度 128kbps 64kbps
人口カバー率 どうせピッチだしエリア狭いんでしょ
接続性 どうせピッチだし繋がんないんでしょ
安定性 どうせピッチだしすぐ切れるんでしょ
移動性 どうせピッチだし移動できないんでしょ
端末ラインナップ PDAで使えるならなんでも良いよ

前も「一言」で言いましたが、多分これでようやく勝負になるレベルだと思います。

ちなみに現状はこうです↓。

  AirH” @FreeD
月額料 9300 4880
通信速度 128kbps 64kbps

確かに、性能も値段も倍になっているので、妥当なように思われますが、そういうものではありません。人間の(お金の)感覚は対数的です。つまり、性能が倍になったからといって値段も倍で良いと言うわけではありません。性能が倍でも値段は1.3倍(「2倍」の常用対数をとった数値)くらいがちょうど良い、と大体感じるようなのです。たとえば4880円で64kなら、128kでも6000円ちょいくらいがちょうどいいかなぁ、と感じるんです(ですよね?)。CDアルバム一枚で3000円、でも二枚組アルバムなら4000円くらいじゃないと納得出来なくありませんか?。例えが卑近すぎますが。

なので、今、128kつなぎ放題は、@FreeDとの比較の対象になっていない可能性が高いんです。

それを、比較の対象になりうる値段まで引っ張り降ろしてくる、これが、今Dポがやるべき、と言うか唯一やれるであろう対抗策なのでは、と私は思っています。

以前、マーケティングの基礎みたいな話で、「高価で高機能のものは低価で低機能のものを駆逐する」と言うことを言った覚えがあります。

「高価で高機能」というのは、128kつなぎ放題です。「低価で低機能」は@FreeD。なぜ、高価で高機能のものが低価なものを駆逐できるのか。それは、技術革新により高価なものを値下げすることは簡単だが、元々低価なものは値下げしにくく、かつ、それを高機能にすることも非常に難しいからだ、と言うことも言った覚えがあります。つまり、「高価で高機能」なものが低価なものを駆逐すると言うのは、最低限「高価なものがディスカウントする」と言う大前提があるわけです。それがない限り、この議論は全く成り立たないわけです。つまり、Dポの勝ち目は、間違いなく「128kの値下げ」という一点だけです。32kを値下げしても、それは単に「より低価でより低機能」のものを作り出すだけであり、将来的に勝ちの目はありません。

128kの値下げ。

最悪でも、256kの開始の時までには、こういった施策を見せてくれるものと信じています。

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