モバイルデータ通信サービスの比較
モバイルデータ通信サービスが、各社から出そろいました。そこで、このページでは、各社のサービスと実際の所をWEBや雑誌などの情報を元にまとめていきます。
ホントは全部自分で試したいんですけど、さすがにそこまでの財力は・・・(汗)
と言うことで比較表です。
| |
通信速度 |
価格 |
エリア |
速度制限/条件 |
| カタログ値 |
実測値(ダウンロード) |
実測値(アップロード) |
| ドコモ |
3.6Mbps/384kbps |
800kbps〜2Mbps |
200kbps〜250kbps |
10500 |
100.0% |
メール・WEB以外制限 WindowsPCのみ |
| au |
3.1Mbps/1.8Mbps |
100kbps〜600kbps |
20kbps〜100kbps |
6930 |
99.9% |
連続通信で速度制限 |
| ウィルコム |
800kbps/800kbps |
200kbps〜400kbps |
150kbps〜250kbps |
3880 |
99.3% |
なし |
| イーモバイル |
7.2Mbps/384kbps |
500kbps〜1.2Mbps |
50kbps〜350kbps |
4980 |
65.0% |
日中累積データ量で速度制限/切断 |
※料金は割引後上限額の最も安いプランのみ記載。
※イーモバイルのエリアは2008年4月音声サービス開始時の目標値。
※データは2008年1月現在のもの。
まずは料金。ウィルコムが料金改定で最安となり、それに続くのが、イーモバイル。料金水準はさほど変わらないので、「ちょっと遅くてもエリアが広い方が良い」場合はウィルコム、「エリアが狭くても良いから速く」のときはイーモバイル、と言う選択肢でほぼOKでしょう。ドコモは10500円のフルスペックのサービスの他に、64kbps限定で4200円というサービスも提供していますので、速度が遅くても良ければ安くてエリアも広い選択肢となります。auはこうなるとやや割高となりますが、エリアが広くて利用アプリケーションに制限がないようなものが欲しい場合は選択肢に入れても良いでしょう。
次に、実効速度。各社ともカタログ値と実効速度には大きな差が出ていますが、もっとも大きな差が出ているのがau。カタログ値で下り3.1Mbps上り1.8Mbpsと言う値に対して、実際には下りもピークで600kbps、平均すると200kbps以下という状況。また上りも100kbps以上出ることはほとんど無いようです。実効速度のトップも、これまたイーモバイル。ただし、イーモバイルはネットワークが弱小で周波数も少ないため、加入者増により加速度的に速度低下していくことが予想されます。その意味では、大規模なネットワークを持ち加入者が増えたとしても全体に対する比率で言えばほとんど影響の無いドコモが、今後も安定して高速な通信が利用可能であることが見込まれます。また、すでに100万加入以上の定額ユーザを抱えるウィルコムがカタログ値の半分近くを安定して出していることも注目に値します。突発的な需要増で通信しにくくなることが少ないのはウィルコムでしょう。速度重視ならドコモ、次点で最速を求めるならイーモバイル、安定性を求めるならウィルコム、と言う選択肢になると言えます。
エリアに関しては、やはりドコモが圧倒的で、ついでau、ウィルコム、となります。この辺は人口カバー率1%の中にひしめき合っていますが、体感的にはこの1%がだいぶ違って感じることも多くなります。特にauの99.9%とウィルコムの99.3%の間は、体感的には2倍くらいの差があると思っておいた方が無難です。イーモバイルは、基本的には東名阪周辺か各県庁所在地の役所・中心駅周辺しか使えないと考えておいた方が良いでしょう。モバイルというよりはエリアの広い無線LAN、と言うくらいのとらえ方が一番しっくり来ると思います。
それ以外の留意事項としては、まずは、ドコモでは、PCに専用のソフトをインストールしなければならないため、Windows2000/XP/Vistaしか対応していません。またおそらく今後も対応OSが広がることはありません。このソフトで利用アプリケーションが制限されているため、WEB(アニメーションを含まないもの)、メールくらいしか使えません。WEBでも株取引などは一部制限されているようですので、注意が必要です。次にauですが、専用のCFカード型端末しか対応していません。このカードでは、通信状況にあわせて通信速度を制御すると言う機能が有効になっているため、連続してダウンロードを続けるとみるみるうちに通信速度が落ちて最終的に通信断になる、と言う現象が報告されています。ドコモと同じく、連続してデータを読み込むFlashや株取引などには余り向かないと言えます。
以上の点をふまえ、ここであえてオススメのキャリアを挙げると、次のようになります。
要求ベース:
とにかく安く→ウィルコム、イーモバイル、ドコモ(64k)
とにかくどこでも→ドコモ、au、ウィルコム
とにかく速く→イーモバイル、ドコモ
エリアと安さ→ウィルコム
エリアと速さ→ドコモ、使用するアプリによってはウィルコム
安さと速さ→イーモバイル
用途ベース:
使うのはWEBテキスト・静止画とメールくらい→ドコモ、ウィルコム
固定ブロードバンドの代替→イーモバイル データ量により切断されるようになったので代替不可
出張時の業務報告、軽い業務アプリなど→au、ウィルコム
出先での証券取引など→ウィルコム
バリバリ動画を見たい→イーモバイル データ量により切断されるようになったので不可
今後もスループットなどの情報が出てき次第、順次更新していきます。
情報ソース:
イー・モバイル、NTTドコモ、KDDIのデータ通信サービスを比較(BB Watch/インプレス)
日経トレンディ2008年3月号
(日経ホーム出版)
今日のイーモバ (AIR-internet-EDGE)
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