02/10/23
今日は久々に、携帯・PHSに関係ない話をしてみましょう。ガラス基盤上にZ80だそうで。これは、CG(連続粒界)シリコン技術を応用した、超薄型CPU。この技術を応用することで、いくつかの御利益があるそうで、たとえば、従来技術に比べて電子の移動速度が遙かに速いため、高速化がしやすい、とか、非常に薄いため、非常に薄い「シート型コンピュータ」なんぞを作れちゃったりするということです。何となく変形にはさすがに弱そうなので、ノートのような「シート」ではなく、薄型液晶ディスプレイに実はコンピュータ本体まで入っちゃってる、みたいな応用になるだろうと思います。とまあ、今日のお話しはこんな薄型コンピュータの将来について話すところではありません(笑)。
このガラス基盤のデモンストレーションに、Z80を選んだと言うこと。なんだか、Z80で育った(!?)私にとっては、すごく感慨深い物があるんですよね。私が始めて触れたコンピュータは、忘れもしない、NECのPC6001。言わずと知れた、Z80(コンパチブル)CPU搭載のコンピュータです。当時は、家庭用コンピュータと言えば、Z80、と言うくらい、あらゆるコンピュータにZ80が使用されていました。もちろん、記事中で触れられているMZ80C、これも触ったことがあります。なんだか久々に、こういう最新技術の記事の中に「Z80」の文字を見つけて、思わず乗り出しちゃった訳で、何となく、Z80アセンブリをハンドアセンブルでしこしこ作っていたなぁ・・・なんて、感傷に浸ってみたり。こう言ってはなんですが、名CPUでした。何しろ、シンプルで初心者にも優しい上、いわゆるコンピュータと言ったときに必要となることはほぼなんでもこなせた訳です。Z80にとりつかれてはまりまくった人も、多いのではないでしょうか?。そして、おそらく、CGシリコン技術の開発を行っていた人の中にも、そんな人がいたんでしょうね。「何かこの技術を使ってびっくりの物を作りたいんだけど」「じゃ、Z80作りましょう!」「Z80・・・いいね!」なんて会話があったかどうかは分かりませんが、コンピュータに関わる者にとって、やはりZ80は特別な意味があると思います。アスロンだペンティアムだとCPUはさらに複雑に高速になっていっていますが、そんなCPUに関わる人々の中にもZ80に育てられたコンピュータ技術者は数知れないでしょう。そしてもちろんZ80はまだまだ現役で活躍しているCPUでもあります。教育用キットもいろいろ出ている様子・・・情報技術者たる者、とりあえず一度はZ80に触れておくのも悪くないだろうと私はおもうのです。はい。


02/10/22
業務連絡(?)。来週はいません。更新しません。多分(←!?)。えーなぜかというと、欧州出張になってしまったからです。出張目的は・・・特になし(!?)。分かりません。何しに行くのか全く分かりません。行って帰ってくるだけのようです。現地に存在することに意味があるようです。言ってみれば、存在することが来週の業務。世の中にはこういうふざけたオシゴトもあるんです。これ以上は愚痴になるのでやめましょう。はぁ。
と言うことで、ベル研で発表されたアンテナアレイと信号処理技術を組み合わせた超高速無線通信システムBLAST、発表されていましたね。この技術は、MIMO、つまり、何らかの方法で分離したいくつかの電波を受け入れる口を複数設けることで、実質の伝送速度を大幅に増やす技術の一つです。となると、なんだ、AirH”の128kの方式と似たような物かな?なんてことになりがちですが、これは実はかなーり違います。AirH”で電波を束ねる場合は、もちろんそれらの電波の周波数は異なっています。しかし、一般にMIMOと言った場合は、「全く同じ周波数の電波を複数の搬送波として利用する」場合を指します。CDMAみたいなものかと言えば、それともまた違う。CDMAはあくまで出入り口は一つだけです。そうではなく、電波を空間的に分離しつつ、それぞれの搬送波に時空間符号化を施すことによって、搬送波を分離するわけです。空間的に分離・・・というと、ちょっと前のこの「一言」で書きましたが、いわゆるSDMA、あれがこれに当たります。SDMAの時にも、SDMAを応用してMIMOで高速を得ることが出来るようになると書きましたが、そう、つまり、空間的に違う場所を通ってきた電波をそれぞれ別の搬送波と見なすわけです。ただし、BLASTの場合は、SDMAとは全く異なります(らしいです)。何しろ特許物の技術ですから、素人の私が簡単にしくみを知ったり出来る物では無いのですが、ベル研にある資料を見た限りでは、どうもフェージングを逆手に・・・いや、はっきりしないことをここで言っちゃうのはやめておきましょう。ただ、私の想像通りの方式だとすると、高速移動中には全く使い物にならないはずです。また、基地局からの距離が結構ある場合も同様です。事実上、家庭や事業所に固定して使うような物になるのではないでしょうか。固定とは言え、持ち歩けるサイズですから、出先(出張先のホテルの部屋など)に据え付けて快適通信環境を得ると言うような使い方には十分実用に耐えられそうですね。もちろん、この技術を使ってサービスを始めるところがあるかどうかは分かりませんが(システムの大改造を伴うので・・・)、もし誰かがサービスを始めたら、当然のように定額であると・・・私は思うんですが・・・どうなんでしょう。せめて時間課金・・・パケット課金でやっちゃうとちょっとした企業を倒産させるぐらいの威力はありますよ(苦笑)。もし出て来るにしても商品化は数年先と思って間違いはなさそうですけどね。


02/10/20
と言うことで、一部で、「最近の『一言』は面白くない」などという酷評を頂きつつ(爆)、今日もまた暇つぶしにこんな駄文を書き続けていますです(笑)。いや、自分でも面白くない回が増えているなぁと思ってたり・・・(苦笑)。何しろ、ネタが不足していますからねぇ・・・。ネタがなきゃ書くなよ(自爆)。
と言いつつ、あまりネタのことを考えずに話を始めちゃいましたが、いや、最近、PHSじゃなくて、携帯に変えたらどういう生活になるのかなぁ、なんて、頭の中でシミュレートしちゃったりすると、便利になる部分より不便になっちゃう部分の方が多いなぁなんて思うことが、実際多いわけです。いや、確かに、エリアが広かったり、ちょっとぐらい電波が弱くても着信率が低くなったりしないのは確かにすごい便利だとは思うんですけどね、ある一つの部分で、非常に不便になっちゃう点が。それは、えー、もったいぶらずに言っちゃいましょうね、ライトメール。そう、ライトメールが無くなることを考えると、ちょっと携帯には変えられないです。もちろん、料金がタダと言う部分は非常に大きいのですが、それよりももっと便利なのが、直送性・即時性の部分。たとえば、一般の携帯のメールで、送った瞬間に届いたことが確実に分かるものは、非常に少ない(事実上皆無)ですよね。たとえば、ある駅前で待ち合わせをしているとき。「今どのへん?」「あと一駅だよ、改札に出てて~」・・・こんなやりとり、携帯で出来るかと考えると、どうも現実的とは言えません。いえ、もちろん、実用上は携帯のメールもそれほどタイムラグは無いと言うことはもちろん知っています。が、たとえばもし相手が偶然トンネルの中にいて受信できなかったとか、電源を切っていたとか、そう言う場合も、送信ボタンを押してしまえば「送信完了」になってしまいます。こういう場合を想定すると、電車の中からのリアルタイムのやりとりに使うにはちょっと不安です。この点、ライトメールは、画面に「送信完了」と出れば、相手の端末上にはもうメールが保存されていることが保証されているわけです。0時間保証メールとでも言えましょうか、とにかく、この性質は非常に重要です。「さっきメールで書いたじゃん」「えー、届いてないよ~」なんて言う間抜けなやりとりを会ってからする必要が無いわけですから。これが、待ち合わせ場所の変更とかの連絡とかだともっと大変ですよね(電車の中での電話はマナー違反!ですしね)。私が大概待ち合わせをする相手はH”ユーザですから、ライトメールは手放せません。あと、空港で、待合室と見送りロビー、ガラスで仕切られていて声が聞こえない、こんな時にライトメールを送りあって会話なんて言うことも出来ちゃいますよね。コミュニケーションツールとしては、この点はH”はピカイチです、ほんと。あ、ところで、飛行機ではちゃんと電源切りましょうね、「PHSは電磁波弱いから」なんて言わずに!


02/10/18
さて、最近ちょっと考えることが。いやいや、大したことじゃないんです、いわゆる、カメラ付き携帯の大ヒットについてなんですけどね。携帯電話、カメラさえついていれば、たとえ使いさえしなくても売れちゃうってんだから、そりゃ猫も杓子もカメラ付き携帯ってなもんでしょう。ですが、実際にカメラで画像を撮影して、それを添付してメールを送る、なんて言う使い方を日常的にしている人なんているんでしょうかね?。そう言う使い方をするには、あまりに料金が高すぎるんじゃないでしょうか。特に、頼んでもないのに送りつけられる側になってみれば、あまりにひどいですよね。実際にどうやっているのか聞いてみたことがあるんですが、どうも、送る前にまずメールで、「写真送ってもいい?」と聞くのだそうです。言って見りゃ、アプリケーションレイヤでのエンド・トゥ・エンドのネゴシエーションをしているわけですね。こう言うのを、いっそiアプリなりJavaアプリなりで自動化しちゃえばもっと便利になるでしょうねぇ。あっ・・・特許とっとこう(笑)。しかし、どちらにしろ、一手間かかるわけですし、ネゴシエーションのための通信料金だって払わなきゃならないわけで、まぁ無駄と言えば無駄です。ちなみに、私は、ほとんど毎日のように写真付きメールを使ってます(苦笑)。もちろん、直送メールですよ。相手に受信料を払わせる必要がないのでネゴも必要無いですから。やっぱり、いい加減に受信にも料金を取るシステムについて、全体的に見直さなきゃならないと思うんですがねぇ(これはDポも含めて、です)。
で、本題(前置きだったのー!?)。いや、カメラ付き携帯は、馬鹿売れしているっていう話なんですが、ちょっと面白いことを考えまして。もし、ですよ、「携帯付きカメラ」なんて作ったら、売れると思いますか?。機能的にも使い勝手的にも、現在のカメラ付き携帯と全く同じで、ちょっと見た目がカメラっぽくなってて、単に名前が違うだけ。こういうものを作ったら、と言う話なんですが、私は、絶対に売れないと断言します。なぜって?・・・そりゃ、分かってるでしょ?カメラ付き携帯は、「カメラ付き携帯」だからこそ売れているんですから・・・そ、結局、ほとんどのユーザは見た目と名前にしか興味はないんです。カメラのついた携帯と携帯のついたカメラ、これが同じものだってことに気づくには日本の携帯ユーザはあまりにリテラシーが低いと言うのが今回の本題なのでした。


02/10/16
今日は、実は風邪を引いて寝込んでいました(苦笑)。昨晩からかなりヤバい感じで、眠れずに朝を迎えてとりあえず会社に休むよ電話を入れてから、同じように寝たり起きたり(と言うか、ずっと浅い眠り状態)していたわけで、とりあえず今起き出して今日始めての食事を購入するために出かけて戻ってきたところです。はぁ、疲れた。いや、なぜか、寝たり起きたり、の起きた瞬間にいろいろやっていたことは秘密です(爆)。と言うことで、やっと落ち着いてきた感じですが。
で、質問箱に面白い意見を頂きました。内容はと言うと、「文字電話」の存続について憂慮しているという話。文字電話の愛用者のその方は、知人から文字電話利用者がすでに全国で300人くらいしかいないと聞かされてショックを受け、何とか文字電話が存続してもらえないかなぁ、と、あと、コラムなんぞで取り上げて欲しいという感じの内容だったわけですが、正直、私も同感であったりします。しかし、本当に300人なんでしょうか・・・情報をお持ちの方は是非お願いします。でも本当に300人だったりすると、文字電話コース廃止と言う動きも十分にあり得るわけで、これは大変な状況です。確かに分かるんです、文字電話、基本料金はとびきり安い上、通信料金もメールのみ。「利用制限があるから安い」というのは確かにユーザ側からすればごく普通の理屈ですが、キャリア側から見れば、利用制限がある上に基本料も安いなんてやってられるか、と言う感じだと私は思います。なぜ、利用制限付きで基本料が安いなんて言う無茶なサービスを出してきたのか・・・というと、私が思うに、主回線としてDポを持っている人が、メール専用に副回線を持ってくれることを期待していたのではないでしょうか。ところが、最近は携帯のメール機能も充実していますし、わざわざメール専用端末を持つ意味がなくなってきています。また一方、これで、主回線が携帯で、副回線に安い文字電話、なんて使い方をされるとDポは丸損です。こうなると文字電話を推したくなくなるのもうなずける気がします。とはいえ、私は文字電話こそ、PHSの利点、低コストと高速通信、これらを十二分に発揮できた、PHSソリューションの金字塔でないかと考えるわけです。そう言う意味でも、文字電話が消えゆくことは非常に残念に思います。これは、今度改めて調べてからコラムにまとめて取り上げてみたいと思っていますが、とりあえずDポさん、文字電話byH”、お願いしまーす!(笑)。・・・・・・・・・・・・あ、FreeShot2ってのもあるらしいなぁ(販売はされないらしいですが)・・・ニヤリ。


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