02/12/12
JATEの認定などですでにずいぶん前から存在が知られていた本多エレクトロンの新PCカード型AirH”、AH-H402Pがようやく正式リリースです。いや、正直、私はこれがすごく欲しかった・・・(笑)。いや、何を今さら、と言う声が聞こえてくるのは分かるんですが、何しろ、今使っているAH-G10、せっかくH”なのに、回線交換系サービスが全滅ですから・・・(そりゃ128kネットワーク試験用のをそのまま流用したって噂もあるくらいの端末ですから贅沢は言えないんですけど)。だからといって、じゃあ、フルサポートのCFカード系か、っていわれると、それもいまいち。通信機器の送受信性能は、「大きさ」がかなり効いてきます。電波を送信したり受信したりするときの能力は、(アンテナの)サイズが大きければ大きいほど良くなります(かなり無茶なことを言っているのは分かりますが、可能最大性能と言う面では間違いでは無いはずです)。小さい端末ではどうしてもそのスペースがとれないため、感度の面では絶対大きい端末にはかなわないわけです。もちろん、CF型で引き延ばしアンテナ装備とか、ダイバーシティ搭載とかなら、そちらの方がトータルで良好な結果が得られることもあるでしょうが、期待していたAH-N401Cが、せっかくアンテナ二本搭載なのにダイバーシティはしてくれないっぽいので、もし私がAH-G10を買い換えるなら、後継機の402Pかなぁ、と言う感じです。もちろん、128k対応音声端末がでたら考えちゃいますけどね。多分そのときは1回線に集約って話にはならないとは思いますが(繋ぎっぱなしができなくなっちゃうし)。と、話はややそれてしまったりしたんですが、この端末は、見るからに無線周りはG10を引き継いでいそうなので、私的にはかなりオススメできそうな雰囲気です。ただ・・・やっぱり、アンテナの見た目のデザインは、なんかもうちょっとかっこよくして欲しかった・・・かなぁ(苦笑)。ちなみに、Dポのカード型端末の命名規則、もうみなさんご存じとは思いますが、最初の2文字が端末タイプ(CHならCardH”、AHならAirH”など)、次の1文字がメーカ記号、次の一桁の数字が、最大通信速度/32(つまり4なら128k、2なら64k)、次の数字二桁がモデルの通し番号、最後が端末形態(C=CF、P=PC、U=USB、S=SD)って感じですね。しかし、問題はモデル通し番号・・・確かに本多エレクトロンはAH-H401Cを出してますから、次の40x系は402でしょ・・・それはそれで良いんですが、CFとPCで同じ通し番号を使うのはややこしいなぁ・・・と言う気がしなくも無かったり。いや、ひょっとすると、AH-H401Pがあるのかも知れませんね。AH-G10とか言う名前で(笑)。ちなみに、もし256k対応だったら80x系、これはOKだけど、間違って512k端末出したらどうなるのかなぁ・・・?。160x系?・・・なんかケタが増えるのは美しく無いなぁ(笑)。


02/12/10
そう言えば取り上げてなかったのが、鷹山のPHSサービスの新展開。とりあえず、64kbpsの実地試験が始まったようで。で、方式は(多分)PIAFS2.2であるわけですが、そうなると当然、基地局の置き換えが必須ですね。私としては、東京電話アステルがずっと使っていた交換局合成マルチリンク(デュプレックス)方式の64kを併用していくような形かなぁ・・・と思っていたので、ちょっと予想外れ。もちろん、ケイオプティとのローミングを考えるなら、全く同じ方式で行くほか無いわけで、今23区内でせっせと設置している基地局は、おそらくケイオプティの使用している光引き込み型PIAFS2.2対応基地局と全く同等の物でしょう。もしかするとそれ以上の物かも知れませんが、鷹山による買収から時期が近すぎることを考えると、そんな短期間で新型局を開発出来たかどうかは微妙です。ここで私が言う新型局というのは、要はPHSからの音声データをIPパケットにパッケージして光ケーブルに流せるように出来るような基地局のこと。そう、格安(または使い放題)の音声サービスへの布石的存在です。以前は確かにそう言ったサービスについても言及していたと思うのですが、ここに来てそう言う話はいつの間にか消え、代わりに定額系データサービスへの意気込みがすごいみたいですね。私としては、音声で何か奇抜なことをやって欲しかったのですが・・・。前にもここで言ったんですが、やっぱりページャとの何らかの連携、これで面白いサービスを何かやって欲しいところです。最初は単純にマジックメール内蔵端末の供給などでも良いでしょう、そのあとは圏外時の音声呼やメールの転送やウェークオンサービス等々、この二つの組み合わせでいろんな可能性が見えているんですが・・・やってくれないんですかねぇ。で、話はそれちゃったので、例のデータ通信サービスに話を戻しますが、ケイオプティとのローミングまで話に上がっておきながら、料金体系は準定額サービスのなかでもかなり半端な7時間3200円。すっぱりと、ケイオプティと同じく、3000円で完全定額!・・・とは、まだまだ難しいでしょうね。とりあえず、もうちょっとしたら、エリア限定(23区内程度)で、完全定額が始まると見て良いでしょう。開始時期は、ズバリ来年4月頃。実証試験の結果分析とエリア展開に必要な時間を考えるとこの辺かなぁ、と言う気がします。となると、もちろんドコモPHS完全定額とぶつかるわけで、これは面白いことになりますね。さて、ここまで周りが盛り上がっているなかで、なんの値下げ措置もとらないと、DポのAirH”、かなりやばいかもですよ。とりあえず同時期に値下げが敢行されると(淡い)期待を持って待つことにしましょう。


02/12/05
先日、ある雑誌で、通信キャリアの下期予算を見る機会があったのですが、DDIポケット、絶好調ですね。上期実績が、純利益70億円、通期予算は大体130億円。これでも、有利子負債を返済してこの純利益が残っている、と言うお話しですから、大したものです。それもこれも、AirH”の好調が効いています。とはいえ、来期からはドコモPHSが定額制をスタートすることを予告していますし、鷹山も試験的サービスを経て、いずれ格安のPHS定額サービスを開始するでしょう。こうなると、32kパケットで、しかもかなり速度が遅いと言う評判のたっているAirH”は大苦戦となることは目に見えています。割と早い段階で、DDIポケットとしても何らかの手を打たなければならないでしょう。今さら技術的な手入れをしても、従来ユーザに機種交換を強制したりなど、メリットよりデメリットの方が大きいでしょうから、ここはズバリ、値下げという形で対抗措置を打ち出してくると思って良いはずです。何より、かなりの純利益を出しているところから推測すると、AirH”の収益率はかなり高いと見て良いはずです。このままみすみす、自ら開拓した市場と、啓蒙したモバイルユーザたちを他社に食われてしまうのを許すはずがありません。収益率を少々落としてでも、値下げは断行しなければならないでしょうね。特に、ドコモPHSやアステルがどんな手を使っても追随出来ないDDIポケットの特長、128kパケットサービス、これを値下げすることで、「とにかく安い」ことよりも、「そこそこの値段だけど速い」をアピールするような戦略になるのではないかと私は思っています。今まで何年間かDDIポケットがドコモやアステルに対してどのような部分で優位性をアピールしてきたか・・・を見ると、やはり、安さより性能をアピールしてきましたから、同程度の値段で128k・・・のようなアピールをするはずです。いや、個人的には、32kの値下げこそして欲しいとは思うんですけどね。やっぱり、エントリーユーザが一歩を踏み出しやすい値段・・・にして欲しいと思うわけです。パケコミをもっとぐっと安く・・・してくれないかなあ。ちなみに、もし本当に値下げを行うとしたら、いつになるでしょう。私はおそらく2月発表、4月開始となると読んでいます。それは、ドコモPHS定額スタートの4月頃に合わせるという意味と、ドコモの実際の値段などが具体的に公式発表されるであろう2月以降に対策する必要がある・・・という点からの予想です。また一方、やはり通期予算の関係もあるでしょうから、4月以降にスタートしないと今期の予算が狂いますし、来期の予算も立てづらくなるはずですから・・・。とまぁ、ここまで書いておいてなんですが、ここに書いたことは全部私の妄想の産物です、裏情報とかリークとか、何らかの情報源には一切基づいていないですので、変に期待したり言いふらしたりしないように!(←えらそう)


02/12/04
と言うことで、先日のトランシーバの件でまた質問が。内容は「京セラはトランシーバ出来るんですか?どういう規格ですか?」と言うもの。えーと、そう、以前はDポはα規格統一だったんですが、最近徐々にバラバラになってきていますね。ちなみに京セラはα。三洋は自営版。パナは両対応です。自営版は最近も結構親機がでていますが、α規格親機はもはや現行は1機種しかないです(それも店頭で見たことはないし・・・)。値段もめちゃくちゃ高いので、京セラ機でトランシーバとなると、Dポのコミュニケーションプラザなどでトランシーバ登録をして使うしかないでしょうね。それ以外にも、端末同士でのグループトランシーバモードがあります。グループ登録だと機種毎に利用できる機能がかなり違います。たとえば、京セラ・パナはアドレス帳交換だけですが、三洋は通常のトランシーバとほぼ同じ(ちがうかも;手元にサンプルが無いので・・・)、一方東芝・カシオなどでは直送メールのやりとりが出来ました。また、京セラ・パナ間や東芝・カシオ間など、同じ機能のグループトランシーバなら、メーカの壁を超えて通信できることも多いようです。
と言うことで、以上は質問へのお答えコーナーでしたが、ここからが今日の一言。えーと、Jフォン(もうVodafoneと言った方が良いのかな?)の3Gが始まりますね。会社で、お隣にJフォンプロジェクトがあるため、結構前からJフォン3Gはいろいろと使わせてもらってたりします。今回発売の端末たちも一足お先に触らせてもらってたりするわけですが(笑)、みなさんご存じの試験サービスにもちろんその端末たちも接続出来るようにはなっていたので、どんなもんかな~、と、興味本位でみんなで試してみたりしてました。で、心情的には「遅れた分FOMAよりマシ」と書きたいところなんですが、えーと、ひどいもんです(苦笑)。いや、冗談抜きで、よくこんな状態で本サービスに入ろうと決断したなぁ・・・と感心してしまうくらい。もちろん、本サービスにはいるときにはネットワークサービスのいくつかを解禁するでしょうから、今よりはたいぶ使える部分もでてくるのでしょうが、根本的な部分が・・・ねぇ。いや、「圏外」なんですよ(苦笑)。一応試験サービスのエリアには入っている場所でも余裕で「圏外」表示だったりするわけで、これは、ひどいなぁ、と思った次第で。本当に電波が届いていなくて圏外なのかというと、そうかも知れないし、違うような気もする・・・シミュレータを使って見ると、発信に余裕で失敗することも・・・。ま、まぁ、どのくらいのものかは、実サービスに入ってみないと分からない、と言う部分もあることは確か。また、NOKIAの端末はGSMとのデュアルバンドですし、便利かも・・・んー、違うなぁ、デュアルバンドとは違うんですよね、要は、ドッチーモみたいに、単に一筐体に二つ電話機を押し込んだだけなんで、全然デュアルじゃ無いんです。ま、どうせGSMモードは海外だけ、WCDMAモードは日本だけ(例によって欧州規格から微ズレ;一応、日欧どちらも国際規格には則っていますが、Jフォン式はやや複雑な手順を使うため欧州ネットワークに接続できるかは微妙)、なので、どうでもいいと言えばどうでもいいんですが、それなら普通に海外用にGSM端末(GPRS対応)を一台持った方が遙かに便利だなぁ・・・と思ってみたり思ってみなかったり。


02/12/02
いつの間にか12月になってしまいました。年を取ると時のたつのが速く感じるようになってきますが、いや実に、今年はあっという間に過ぎ去ってしまったように感じます。思えば、つい先日、AirH”の128k対応決定!みたいに喜んでいた気がします・・・。と言うことで、今年の総決算的テキストはもう少し先に譲るとして、今日は何となく適当に書き始めていたりするこのテキストだったりするわけで。
さて、PHSは、正真正銘、日本発祥の技術です。一方、アナログ携帯やPDC、cdmaOne、WCDMA、等々の一般的な携帯の技術はすべて海外が元。確かに、WCDMAなどは、日本が育て上げたと言っても言いすぎではない部分も無くはないですが、基本的な考え方など多くの部分は海外で生まれました。また、意外に思われるかも知れませんが、日本独自の携帯電話方式PDCも、基礎技術は海外で開発されたものだったりします。こうやってPHSってのが正真正銘日本発祥、と言うことを考えると、確かに、何となく、はは~ん、と思うようなところがありますね。たとえば、これを言えば誰でも納得できるでしょうが、PHSがマイクロセルで展開し、既存のISDN電話網に依存することで低コスト性などを発揮できるように考えられている点。こう言うのは、ISDNでさえさほど普及していない多くの国には全く相容れませんし、マイクロセル方式が公衆システムとして成り立つと言うのも狭い日本の独自の事情です。ところが、今、日本初で世界に広がっているのは、基礎技術が海外発祥で広い海外諸国にもなじみやすいPDCではなく、PHSだったりします。特に、アジアの方でのPHSの勢いはかなりのものがあるようですね。偶然ですが、風のうわさに中国でPHS基地局が大増産されるという話を聞いて今日のネタにしてたりするんですが、確かに、設置にコストがかからない(大規模なケーブル敷設工事や鉄塔建設などがいらない)PHSと言う方式は、お金のない発展途上国にとってお気軽にモバイルを導入するには最も適した方式なのかも知れません。さて、そんななかで、お隣(?)、台湾で人気のPHS、日本本土でローミングが出来るようになると言われてから久しくなりますが、逆ローミング(逆というのも変だなぁ)が出来るようになるのも近いかも知れません。何せ、システムは全く同じ。そうなると、当然、ほかのPHS導入国(中国タイetc.)でも出来るようになると便利ですが、もし台湾が出来れば、続く可能性も全くないとは言い切れないですね。むしろ、台湾は実験ケースと見ることも出来るかも・・・と言うことで、もっとPHSが世界に広まって、中国でもAirH”が使えちゃったりとか・・・そんな妄想をしちゃったりした今日この頃でした。


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