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04/03/31
ここ最近は決算が近いおかげか、なんだか話題がもりだくさ~ん・・・と言って、目移りしている間に、結局どの話題も取り上げないなんて言う話になってしまうのではないかと我ながら心配していたりします。現実にそういう兆候を見せつつあるわけで、あまりよろしくありませんね。実際、今週に入ってからたくさんニュースがあったにもかかわらず、まだ全然取り上げる気が無いですからねぇ。いや、今日の今日とて取り上げる気全く0だったりします。わはは。なんかねぇ、年度明けてから落ち着いて取り上げたいと言うのがホンネなんですよ。今日慌てて取り上げても良いことまるで無し、って感じがするんですよ。ってことで、ここしばらくでいくつか出てきた、Dポの話、@FreeDの話、アステルの話、ご期待のみなさま申し訳ありません、来週以降に改めて取り上げさせていただきます。はい。
と言うことで、余ったスペースで業務連絡。先日お勤めの会社のアドレスでメールを頂いた方がいらっしゃるのですが、そのメールアドレス宛てに返事を書くのはまずかろうということで、お返事保留させていただいてます。もしお返事希望でしたら自宅アドレスか、別に会社アドレスでも問題ないよ、とメール一通くださいませ。実は以前、その方と同じ会社に勤めている友人から「会社メールはダメだから自宅アドレス宛てで頼むよ」と言われたことがあるのでちょっとナーバスです(ガビーン)。
続きっちゃぁなんですが、その、メールフォームで、メールアドレスの入力を必須にしてない関係からか、返信メールアドレス無しでお便りをいただくこともあります。そういうのは大抵は単なる感想だったりツッコミだったりするので、読むだけ読んでしまえばそれで良いのですが、まれに、ものすごく具体的な質問をそういう形で頂くことがあります。えーとその、ちゃんと個別に回答差し上げたい思いは山々なのですが、なにぶんにも具体的すぎてこの「一言」で取り上げるのもちょっと違うしなぁ、というような質問だったりすることが結構あるんですよ。または、個別に教えて欲しいけどまだ何を聞けば良いのか分からない、というレベルの質問とかもありますね。こういう質問・疑問に対しては、何通かのメールのやり取りを通して、問題点を洗い出してそれを解決していく、という対話的プロセスが必須なんですね。こんなくだらない、かつ内容が薄くて補足説明が無いと全く理解出来ないようなコンテンツ満載のサイトを運営している以上、やっぱり「よく分からない」という質問には出来るだけ応えていきたいとも思っているんです。結果、そのやり取りの中からどんな部分がわかりにくくてどういう説明をする必要があるのか、ってのが得られるわけで、私としてもとても有益なんです。なので、ほんと、「○○についてなんだかよく分からない」という漠然とした疑問や「料金コースを○から△にかえてオプションを◇にしたら××になった、どうして?」なんていう具体的な質問、できたら返信アドレスを設定して送ってくださいな。これは、「あなたのためですよ」では無くて、単に「私のわがまま」です。ってことでお願いしますです。


04/03/30
そうそう、AirH”もうすぐ100万人キャンペーンなんてやってましたね。詳細は記述がありませんが、AirH”対応端末を使って、AirH”コース(つなぎ放題、ネット25、パケコミネット)を利用している人がようやく100万人を達成するようだということのようですね。いや、2001年6月からこれまでに100万人のAirH”ユーザを獲得しながら全体の加入者はむしろ減少していることを考えると、それに匹敵するだけの非AirH”(つまり音声)の解約があった(100万/34ヶ月=約3万/月=約1000/日)というわけで、ちょっと空寒いものがあります。いや、それは良いとして、それでもAirH”モバイラが100万人ですよ。@FreeDも加入者30万に達し、また、b-mobileやbitwarpなどのMVNO系定額PHSもそこそこ加入者を持っているわけで、初めてモバイル定額が世に出てわずか3年で200万規模の市場に成長したことを考えると、いやはや、PHSモバイルって意外と需要があるもんだな、と感心するほどです。単純計算で、国民6~70人に一人がPHSモバイラ、実際にはもっと狭い母集団(20代から50前後くらいまで)に集中しているわけで、そう仮定して限定すれば20代から50代の国民30人に一人はPHSでモバイルしていると言う計算になってしまうわけです。通勤電車の一車両に100人のっていたら、その車両内にPHSモバイラが3人はいて、そのうち一人乃至二人はAirH”を使っている、そういう話です。しかしまぁほんとにそんなにモバイルを必要としている人がいるものでしょうか。最近は携帯電話も多機能になってきているので大抵のことは携帯電話があればことが足りるし、ネットワークインフラも充実してきているので出先でネット環境が無い、なんてこともそんなに無いと思うんですよ。いや、こんなサイトの管理者として今ものすごい自己矛盾したこと言っているのは分かってます(笑)。まぁなんだかんだいっても、結局、結構な部分が、趣味のモバイルに近いのでしょうね。私なんてまさにそう。ある決まったことをするなら携帯電話でも十分ですが、検索エンジンを起点にいろんな調べものをしたり、なんてことが移動中や屋外、観光地などでも出来る、となると、どんなサイトに行き着くか分からないこともあって、表示能力に余裕のあるPDA以上の端末が必要になるし、データ量課金では表示してから慌てても遅いわけで、そうなるとアダプタはやっぱり定額PHSとなるわけです。いやもちろん、主勢は法人系ビジネス用途であることは分かっていますが、一般に広がっている部分を考えるとこういったものがかなり多いのではないかなぁ、と思うわけです。ただ一方で、ちょっとだけ気になること。それが、自宅に固定回線が無いので代替として、という用途。意外と多いようです。Dポ自身も即日使用可能とか線の引き回しが不要とかいった利点を挙げてそういう用途を紹介していますし、確かにアリだとは思いますが、でも、これが最も主要な使い方の一つだと考えられかねない宣伝はあまりよろしくないと考えます。それは、より高速で低額のADSLを比較できる土俵に上げてしまうからです。モバイルと言うのは、自宅の中で動き回れる(コードレス)と言うことではなく、遠くに出かけても使える、ということです。これはADSLには無い機能です。しかし、この機能を無視してコードレス性を売りに即席家庭回線として売ってしまうと、ADSLだって無線ルータセットでコードレスだよね、だったらADSLの方が速くて安いジャン、となります。その口コミ(?)が一人歩きして「AirH”(PHS)ってADSLとかに比べればぜんぜん遅いし高いよね」になるのは時間の問題(実際そういう声も聞きます)。確かにそういう需要でも掘り起こさないと厳しいことは分かりますが、でも、ADSLが開通すればハイサヨナラ、というのはいただけません。そのわずかな期間中にいかにモバイルの良さを売り込めるか、が重要なんです。そう考えると、やっぱり、USBでデスクトップに簡単接続できるし外に持ち出せば簡易WEB・メール端末に早変わり、のAirH”Phoneを、もっともっと売り出さなければいけません。AirH”Phoneなら家のパソコンでつなぎ放題、外に持ち出してもネットもメールももちろん使い放題!ってな感じでアピールしないと、モバイル性のアピールは難しいと思うのです。「電話回線が無くても『カード一枚』でその日からインターネット!」なんて売り文句は厳禁(笑)なのです。ということで、四月新生活シーズンを控えてちょっと長めの独り言でした。


04/03/25
と言うことで、とうとうアステル北海道も停波となってしまいましたね・・・。電波の停止は今日の午前0時。更新している現時点で、まもなく停波してから丸一日が経とうとしていることになります。今回は、独自網(NTT接続型)PHS事業者としては初めての事業廃止と言うことになります。うち捨てられ朽ち果てるしかない交換システムが哀れでなりません。これで、アステル系事業者は二社が廃業となり、アステルローミングエリアから九州と北海道の地図が消えてしまいました。こうなると、アステル各社はますますサービスを非移動性のものに絞って安さで勝負、と言う方向に進まざるを得なくなってしまいます。しかし、私は、それで良い、と思ってるんです、実は。Dポのようにむやみに携帯と同じ土俵に上がって携帯と競おうとしても、所詮相手にさえならないのは目に見えています。もちろん、便利ですよ、エリアが広いのは。でも、「エリアの広さ」で携帯に勝てるわけが無いですよね?。どんなにがんばっても追いつけるわけのないエリア拡大を、それでも携帯と同じ売り方をする以上やらざるを得ないと言う部分があるわけです。それよりは、「エリアはこんなもんです、別に旅行先や出張先で使ってもらおうなんて思ってません、でも、安くて可搬性のある便利なデンワですよ、どうですか?」と言う売り方の方が、実があると思うんです。たとえば鷹山のボイススポットフォン。まさにそういう提案の代名詞的存在ですよね。確かにエリアや移動性はかなり切り捨てちゃった部分はあります、でもその代わり、驚くほど安いですよね。たとえば下宿の学生が、電話を引くのももったいないけど携帯だけじゃ通話料もバカにならないし、と、ボイススポットフォンを(携帯を持ったまま)選ぶと言うことが十分ありますよね。つまり、携帯と競合するか、共存するか、と言う違いなんですよ。アステル系のPHSは、すべてとは言いませんが、徐々に携帯と共存可能な存在へと向かうのではないかと私は思っています。いや、むしろそうなって欲しい、とさえ思っています。将来的にはDポの音声サービスも破綻してしまう恐れがあります。そのときやむを得ず私が携帯を持ったとき、そのときに、アステルがしっかりと地域に根付いて、エリア限定ながらも安くて高品質の音声サービスで携帯と共存しており、それを私に提供してくれるのではないか、なーんて妄想さえしてしまうほどなんです。実体の消えてしまった九州・北海道ではもうその望みはほとんどありませんが(わずかな可能性は、たとえば鷹山など他地域アステルがその地域で大成功し九州・北海道のPHS免許を取得して再スタートしてくれること、なんですが)、それでも、この二つの島の停波と言う事実が逆にアステルを何か違うものに変えてくれるのではないか、と期待してしまう暇?人なのでした。うーん、今日はなぜか超楽観主義な人ですね、私(苦笑)。


04/03/23
丸一週間も空けてしまいました。申し訳ないっす。
で、ここ最近、すこぶる体調が悪いのです。入院して以来、どうもあちこちにガタが来ているような感じで、「これぞ健康!」みたいな状態は一体いつが最後だったかなぁ、と言うくらい、あまりよろしくありません。別に一週間休んだ理由とは関係ないのですが、それにしても、健康のために体を鍛えようなんて気持ちでは思っても、その「鍛えるための運動」をするのに最低限必要な健康状態が得られないために運動できない、運動しないと体が弱ってまた病気がちに、と言うデフレスパイラルにはまっているここ最近。暖かくなればきっと良くなると思います(年寄りみたいなことを・・・)。
で終わってしまうのもちょっとアレなので、まぁ、病気とか言うキーワードで思いつくのが、「着信率」ですね(なんでだー!?)。いや、病気とかで緊急に連絡を取りたい、そんな時に、相手の携帯に繋がる確率ってのはやっぱり重要です。着信率にはどういう要素が絡んでいるのか、取りあえずPHSだけに話を絞ると、たとえば「基地局の出力」です。着信するには、基地局が然るべきタイミングで下り方向のかなり強力な信号(ページング)を送信し、それを端末が受け取れなければなりません。そして、やっぱり重要なのは、それを受け取った端末がそれに対する返事をし、それがきちんと基地局まで届くかどうか、です。この二つの要素が成り立って初めて「着信」と言う動作が完了するわけです。じゃぁ、たとえば基地局の出力は大きければ大きいほどいいのか、というと、そうではありません。PHSの基地局は、同じ周波数を時間をずらして使います。ところが、お互いある程度離れて閾値以下にまで電波が弱っているあるタイミング(時間)を使う二つの基地局があり、それが偶然にもそのちょうど中間位置で干渉しあっている、なんていう状態が現れると、端末はその混信した電波からページングを読み取ることが出来ず、着信失敗してしまいます。大出力の局ほど、こういったことが起こる可能性が高くなるのです。そしてもう一つ、やはりタイミングも重要です。というのは、基地局同士がきちんと同期したタイミングで動いているかどうか、これがページングのスケジューリングに影響を与え、着信率を大きく左右することになります。DDIポケットがサービス開始直後に、あまりにお粗末な通信品質の改善のため、同期を取り直すための大規模な停波を行ったことはあまりに有名ですね。そしてもう一つ、端末からの信号が基地局に通る、というときには、もちろん端末のアンテナの利得もそれなりに重要ですが、それよりもやはり基地局の受信システムの利得、これが物を言います。この辺はもはやDポのお家芸とも言える部分なのですね。そういうわけで、ことDポに関しては、着信率は非常に高いレベルに保たれています。もちろんエリア的に厳しい場所などは別ですが、たとえば、23区内・屋外(駅構内など)なんていう条件ならほぼ100%。ちなみに携帯電話は(H”、PHSに比べれば)着信率こそ良好ですが、通話開始直後のブチ切れがあまりに多い、というのが率直な感想です。H”でも移動中はたまにありますが、携帯は静止・移動時問わず、「もしもし」だけ聞こえてブツンと切れることがかなり多いですね(かなりと言っても確率的には数%、でもH”より遥かに多い)。自分で携帯にかけたときも携帯からかけたときもそういうことは何度も体験していますし、駅のホームで見ていても、電話を受けてもしもし、の後切れちゃってたり、電話をかけてもしもし、と言った瞬間に耳から離して掛け直してたり、なんていう光景は見ない日はないくらいです。ってことで何が言いたいのかと言うと実は何にも考えてなかったりするわけですが、それでも「PHSは繋がらない神話」はDポに関してだけは余りあてにならないわけで、特に都市部に住んでいるなら十分緊急連絡回線としての役割を果たせるだけの品質は確保されている、と言うことなんですよ。うちの部長の緊急連絡先もDポですしね(ネタの使い回しだー!;自爆)。


04/03/16
さて続けてエリア拡大な話。DDIポケットは今年度末で人口カバー率95%を達成します(しました)。この人口カバー率と言うやつは、ある市町村の役所をエリアに収めれば市町村全体をカバーしたことになる、という定義であり、良く「実際のエリアを反映していない」とキャリアのまやかし戦略に対するやり玉に挙げられるものの一つですが、そうは言ってもカバーしないよりはした方が良いに決まっています。で、携帯の場合、特に地方郊外に設置する大セルタイプだと半径数キロ~十数キロをカバーできるシロモノであることが多く、下手すると基地局一基で複数の町村をいわゆる人口カバー率累算対象下に収めることが出来ることさえあります。ところが、DDIポケットを含むPHSでは、セル半径はだいたい500m、ある程度条件がそろって1~2km、最高の条件がそろっても5kmがせいぜい、というもの。当然ながら、複数の市町村をなんてとても無理です。また、(NTT依存の)PHSの基地局を設置するためにはどうしてもNTT交換局から基地局までの「線」が必要となるため、特に山間の小さな町村などをエリア下に収めるのはかなり難しいと考えられます。が、2003年度下期より、この困難さにもかかわらず未開業市町村カバーの方針に変わったようで、最終的には100%を目指すと言うことなのですが、これやっぱり結構な大仕事ですよ。普通にエントランス線を引っ張りまわしていてはお金ばかりかかってどうしようもないでしょうが、そこはDDIポケット、例のアレを使えば、こういった問題は割と緩和することが出来るんです。それが、「無線エントランス型基地局」です。携帯電話では無線(マイクロ波)エントランスなんてのはもはや常識ですが、PHSではそうは行きません。無線免許の話もありますが、何より、PHS基地局のエントランスに長距離マイクロ波なんて使ったら、へたすりゃマイクロ波の送受信機の方が基地局本体より重く高価になってしまいます。ではDDIポケットはどうしたか、というと、PHSの電波そのものをエントランスに使ってしまっています。つまりやっていることはレピータに極めて近いと言えます。PHSの電波は確かに弱いですが、それでも、Dポ無線エントランスに使われるアンテナは恐ろしく指向性の高いパネルアンテナで、10kmは平気で飛ぶようなもの。これを使えば、NTT交換局から距離もあり地形も悪いなんて場合でも、引けるところまでエントランス線を引いてインターフェース基地局を建て、そしてさらに奥地の無線エントランス基地局を狙い撃ちしてそこをエリア化する、と言うことが出来るわけです。しかも、この無線エントランス方式は、どうやらそのものも中継できるようです。つまり、インターフェース局→中継局→無線エントランス基地局、と言うようにリレーしていくことで、結構な奥地までエリアに出来る可能性があると言うこと(詳しくは未確認:リレー回数に制限があるとの話も)。これを使えばわりと安くエリアを広げることは可能ではあるわけですが、さて、実際こうやって広げていくか、というと、微妙ですね。この無線エントランス局、この局のエリアはマップ上で斜線のかかった「パケット方式の速度が出ない地域」になってしまうらしく(これも詳しくは未確認)、最近新規エリア開発とは別に積極的にこの斜線部を地図から消しているDDIポケットが、新たな斜線部を生む無線エントランスを濫用するとは考えられないからです。まぁ、まずは無線エントランスで先行エリア化→後からその局を有線エントランス化して斜線を消す、という二段構えで行く可能性は十分あるとは思いますけどね。ということで、まぁ100%なんて言っていることもあながち嘘ではあるまい、と思うわけで、だからどうしたと言われると困るいまいち論点のはっきりしない今日の一言でした(自爆)。


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