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04/05/13
中部、そして沖縄。間もなく、5/26の北陸停波を目前に、「数字上は(他地域アステルに比べれば)好調」と見られていたアステル二社が相次いでPHSサービスからの撤退をほのめかすという事態となりました。これまでの例から考えると、受付停止を明言した中部はほぼ間違いなく停波に向かって動き始めると思われます。また、沖縄ももしこのまま撤退となれば停波は時間の問題。そうなれば、両社とも今年度中の停波または停波時期の明確化という動きがあるだろうと思われます。これで、アステル10地域中、5地域乃至6地域(つまり過半数)までもが(音声)PHSサービスからの撤退ということになるわけで、おそらくこの時点が「アステルネットワーク崩壊」という一つの区切りとして後に認識されるのではないかと考えます。というのも、琉球新報の記事中でも語られていますが、アステルはそれぞれの地域設備のほかにローミングのための共通設備を持ちます。各社が一定割合で負担してきたその管理維持費の一社当りの負担額が、これで単純に考えて従来の倍になってしまうわけです(実際には最も多くの加入者を抱えるケイオプティ、鷹山が残っているのでもう少し緩い条件だとは思いますが)。おそらく、この負担増は更にアステル事業の財政を圧迫しますし、その上ローミングエリアの消滅でアステル電話の利便性は著しく低下しますから、さらに加入者が減って収益が悪化、事業の維持が不可能になることはほぼ間違いないからです。音声とは別系統の独自網での定額データサービスを行っている東北、関西、中国はおそらくローミングの必要の無い独自網データサービスのみに事業を集約し音声網を止め(ケイオプティは実際そういう方向であることを発表しています)、完全に音声と同一のネットワークですべてのサービスを行っている東京、四国、沖縄は廃業という方向性になっていくかもしれません。ただ、東京こと鷹山だけは多少事情が違うようで、DDIポケットとの提携でまだ何かやらかす可能性は有りそうですし、また一方で、都心部の一部にはすでに光引き込みの独自網を(実験的に)設置していますから、関西と同じような道をたどっていく可能性もあります。ただどちらにしても、アステルの「PHS音声」はこの先一年ほどで雪崩的にサービス停止に向かっていくであろうことは間違いないと考えられます。約1年半前に行われた九州での決定は、当人たちが意識していたかどうかは分かりませんが、間違いなく「アステル崩壊」という決して戻れない道への一歩だったと言えます。私自身は、そうなるであろうことをどこかで感じながらも、北海道停波までなら、まだ戻れる道はあるのではないか、と信じていた部分もありましたが、この3ヶ月の間に状況は一気に進行してしまいました・・・。ただ、鷹山も沖縄アステルも、DDIポケットとの提携という形で、生き残りの道を探りつつあります。おそらくこれがアステル音声最後の望みと言うことになるのでしょう。まずは鷹山の出方が分かる、5月末の発表、これがアステルの運命の一つの鍵になるのではないかと思うわけです。と言うところで本日はここまで。


04/05/12
ということで、今更ながらフォロー。って、AirH”Phone料金計算機の話。これって、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、以前、AHPでの料金コースについてどうしようかなぁ、と考えただけのコンテンツを作ったじゃないですか、あの計算に使った計算式をそのまんまツールとして起こしただけだったりします。というか、あのコンテンツ、まぁぱっと見それらしいことを書いてあるくせに、計算に使った前提は丸々私の通話明細統計データだったりするわけで、大概の人には全く役に立たないシロモノ。だったら、取りあえず必要なパラメータを可変にして誰でも簡単に計算できるようなものを作ろうと思ったのが、料金計算機です。ただ、実際にはじき出される料金は、大体±10%の誤差があると思ってください。通話毎の10円を考慮してないですし、一方で携帯電話向けの通話料が1分を境に変わる効果も入っていないため(全て1分以降の料金で概算)、このくらいの誤差は出てしまいます。一通話当りの平均通話時間なんてパラメータを入れればいいんでしょうが、それもまた面倒なので・・・(相手別・時間帯別で平均時間のデータが必要になるので)。ということで、通話料の概算はあくまで「目安」ということにしてください。また、「最安パターン検索」は今のところ出来ないです。適当に作ったので料金計算部周りの作りがいい加減すぎて、まったく応用できないのです(爆)。そのうち作りたいとは思ってはいますが、まぁ、この私の言うことですから、「まーた寝言言ってやがる」とあしらっておくのが良いと思います(がびーん)。ってことで、今日、当初の目標であった「JavaScript版」をようやく完成させましたので、こうやって一言ネタとして話をしているわけですが、まぁ、JavaScriptと言うと、そりゃもう、明らかにアレを意識してますよねぇ(苦笑)。ただ、実際問題として、これをわざわざK3001Vで利用するかどうかは微妙かなぁ、と。だって、AHPもう使ってるジャン、と。計算するまでもないジャン、と。と言う、微妙に自己矛盾を含んだJavaScript版。とはいえ、(私には開発能力のない)MacやLinuxユーザに配慮しました、と言えばそこそこ聞こえは良いので、大々的に公開と相成りました。あ、でも、とてもばっちぃのでソースは見ないでくださいお願いしますしくしく。ほんとは、ソースを簡単に見られたく無いから.jsファイルにしようかと思ったくらい、本当にばっちぃソースです。でも外部ファイルにすると画面保存で保存したページから使えなくなっちゃうので・・・(やっぱりK3001V意識しすぎ;爆)。と言うことで、まぁ一応「指摘要望受け付けております」と言うことで。受付だけで対応するとまでは言わないところがミソ(ミソ!?)。


04/05/11
鷹山が。ついに。やっちゃいましたよ。なんかもう、やっちゃったーっ、っていう感じ。もうアワアワソワソワ。いや何の話かというと、鷹山が音声でDDIポケットとローミング提携のこと。今までだったら「まーた鷹山のホラ吹きが始まったなぁ」で終わるところなのですが、今回は記事中で「合意」なんていういかにもDDIポケット側も了承しているような書き方もしているし当のDDIポケット側のコメントまで出ているわけで、ありゃりゃ、今回は本気でやっちゃう気満々ってことなのかなぁ、という感じです。リンク先の記事を簡単に要約すると、関東エリアでアステルブランドとしてPHSサービス中の鷹山が、(おそらく)音声サービスについて、関東エリア以外の部分ではDDIポケットのネットワークにローミングして使えるようにするための基本合意が為された、という感じ。もっとかみ砕いて言うと、アステル電話機を持って関東以外(おそらく停波済または音声停波予定の北海道・九州・北陸・関西)に行った場合、そこではその電話機でそのままDDIポケットのネットワークを使える(電話の発着信が出来る)というサービスが始まるかもしれないよ、ということです。いつかはこれに近いことが始まるだろうとは思っていましたし鷹山自身もDDIポケットとの連携については3月頃からほのめかしていましたから「やっぱり」という感想はあるにはあるんですが、相手であるDDIポケットがこんな早い段階で(どんな内容かは知りませんが)「合意」したことに驚きを感じたりします。加入者トップこそ関西に譲っていますが、事実上アステルグループの旗手である鷹山のこの決断に、他地方アステルはどういう動きを見せるでしょうか。他地方アステルが動くには、まだ問題があると私は見ます。まず何より、そのローミングの仕組みです。停波した地域だけなのか、それともアステルが圏外の場所では自動的にDポになるのか。停波地域限定の場合、停波地域が増えたらどうするのか。アステル間ローミングとの整合性はどうするのか。そして何より、このローミング用に新しい端末を投入するのか否か。幸いなことに、元々アステル系であるJRCはAH-J3001Vというローミング対応端末を作っています。ローミングに必要な「ノウハウ」としてはアステル→Dポも、Dポ→台湾FITELも同じです(制御キャリアの変更とネットワークパラメータの置き換え)。つまり、新端末投入となればおそらくJ3001Vかその後継機種をベースにしたもの(または後継機種と共通)を使うのがもっともリーズナブルといえますが、それでも、もしその端末がローミングには必須であるとなった場合、体力に乏しいアステル系にとって、既存ユーザへの機種変更奨励に関わる営業費用はかなり経営を圧迫すると考えられます。出来れば従来機種でも問題なくローミングできる方法が必要なのですが、たとえばアステル機特有の「二面登録」を使うにしてもちょっと考えただけで片手では足りないほどのシステム面での問題が生じます。そう言ったシステムの改造にかかる費用も当然ながらアステル各社が負担しなければならないわけで、これらの大きな「壁」を乗り越えて各社が鷹山に追随するかは微妙といえそうです。というより、一部では「今回のローミングは将来的に鷹山がPHSを事実上停波するときのための布石の一つではないか」という見方までされているようで、まだ何とも先は見えない状態です。しかしそれにしても、すでに二島で停波し北陸も間もなく停波を控えているアステルユーザにしてみれば、今回のニュースは最後の望みとでも言えるのではないかと思います。まず、何はともあれ、記事中で「5月末」とされている正式合意と発表、これを待ちたいものです。


04/05/10
AirH”レピータと言うものが出たようです。これは何かというと、従来のポケットレピータではAirH”を始めとするパケット通信で、おおよそ12kbpsしか速度がでなかったものを、きちんと通常の理論値どおり(1チャネル当たり最大29.2kbps)が出せるようにしたものです。もともとポケットレピータはAirH”が登場する前から有ったもの。なので、基本的にはパケット通信には対応していなくて当たり前なのですが、Dポの開発したパケット方式はもともとPHS規格で規定されていたいくつかの手順とフォーマットをうまくやり繰りしたものだったため、(偶然にも?)遅いながらもなんとか繋がってはいた、というだけのものでした。これを、ちゃんとパケット方式に対応させたものが今回のAirH”レピータ。どうやら、1波(1基地局)で1通信チャネルまで対応という部分は従来と同じですが、1波で64kや128kに対応している場合に限り、最大128kbpsのパケット通信を中継できるようです(これは従来のポケットレピータで2チャネル分のスロットを消費するはずの64kPIAFSにも対応していたのと同じ理屈のようです)。これ、昨年中頃辺りから「パケットで速度が出にくい地域」がこっそり消えて行ったのと関係がありそうですね。元々同地域はレピータと同じように中継局でエリア化していた地域。これが消えた(しかもどうも中継局であることには変わりは無いらしい)と言うことは、つまり、中継局でもパケットの速度が出にくくならない方法を開発し、基地局ソフトウェアのアップデートでそれを適用したものと考えられます。この「パケットを中継局でもフルスペックで扱う方法(プロトコルスタック/ソフトウェア)」を応用した結果が、「速度の出にくい地域の消滅」であり「AirH”レピータ」であると言えるでしょう。と言うことで、新開発のAirH”レピータですが、交換配布を現在進めているようです。まだ数が無いらしいので、「現在ポケットレピータを利用中でかつAirH”を利用している人」が最優先のようですが、今後徐々に公共の場所に設置されたものも置き換えられて行くものと考えられます。で。えーと、なぜかAirH”レピータ、今、足元に転がってるんですよ(ガビーン)。えぇ。まぁ、本格的なレポートは次に実家に帰った時(多分8月)になりますが、えーと、お楽しみに。と言うことで。


04/05/06
こっそりリハビリ更新。いろいろ書きたいネタはあるんだけど、ちょっと半端になっちゃうので今日は本当に更新するフリだけ。<ぼそ>はぁ~、パケット対応レピータかぁ~。</ぼそ>


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