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04/07/15
もうなんかね、AH-K3001Vのインプレッションで「WEBアクセスが速い」って言ってた件で、「Dポの公式発表を待ちます」なんて書いたじゃないですか。で、まだかなまだかなと待ってたんですが、一向に発表の気配さえない。で、ちょうど二ヶ月経ってしまったこともあるし、痺れを切らしてここで書いちゃいます。えーとね、Dポの32kパケット、上りも32kbpsに対応しました。いやね、上りの通信性能がまるっきり変わるわけだからさすがに発表するんじゃないかと思ってたんですけどね、どうも無いみたい(笑)。で、DDIポケットのホームページからはいつのまにか「上りは17kbpsになります」なんていう断り文句が消えちゃってるんですよ。パンフレットからも、確認した限りでは昨年12月からこの断り文句が消えているようです。なんか、え、それで終わりかよ、みたいな、肩透かしを食らったような気分なのです。で、その対応日は、5月14日。そう、AH-K3001Vの発売日です。実は、ネットワーク側の対応はもっとずーっと前に終わってたらしいんですが(なので条件によってはそれ以前でも上り32k(128k)が出ることがあった;最初見たときは幻かと思いましたが)、K3001V発売と同時に各AirH”カードのファームウェアアップデートファイルを公開して正式対応という形になったようです(参考:S405CF401UN401C)。もちろん、128kパケットの上りも、最大68kbpsから128kbpsに増速しています(実験して確かめました)。で、その改善の効果なんですが、たとえば「どうせ送信(上り)なんてメールの送信くらいにしか使ってないし関係ないよ」という意見もあるかと思います。そうではないのですよ。というのが、一般的に、いろんな通信プロトコル(WEB閲覧に使われるTCP/IPも)では、データを受信したら「受信したよ」という確認メッセージを送信するんです。そのメッセージが送信元に届いた時点で送信元は相手にデータが届いたということを認識できるわけです。ところが、もし送信性能が低くて、データは受信できたけど「受信したよ」メッセージの送出が遅れたりしたらどうなるか。送信元は、「あれ、まだ届かないのかぁ、ちょっと次のデータ送るのやめて再送信してみようかなぁ」となり、結果として受信したはずのデータをもう一度(貴重な通信帯域を消費して)送り付けられるということになってしまいます。つまり、送信が遅いと受信に関しても限界性能を引き出せないわけです。特に、AirH”の場合、送信が遅いのは単に遅いのではなく、間欠的にしか送信できないために遅い、という感じだったため、送信に関してはどうしても妙な遅延があったわけです。これが、上り32k対応で結構解消されます。つまり、AirH”の通信性能がフルに引き出されるわけです。また、WEBページ閲覧では、ページ本文を受信してから画像取得要求を出しますが、その要求は当然「上り」です。その上りが速く遅延無く、となれば、当然画像も含めたページ全体の表示は飛躍的に速くなります。つまり、「サーバへの要求が速くなる」ということです。これらの、「受信性能を引き出せる」「要求がすばやくなる」という二点が、前に書いた、K3001VはJ3002Vに比べてページ全体の表示がものすごく速い、という現象の原因の一つであると考えるわけです(もちろんOperaやKASAGOの影響も大きいと思います)。んで、そのうち実験ページでも公開しますが、以前、りにゃざうで速度計測した結果、どうしても60kbps程度の結果しか出なかったじゃないですか。あれって、やっぱりりにゃざうの処理能力・相性的な問題もあって実際に速度が出難かったという部分が大きいわけですが、今回の対応後、改めて計測してみたら、90kbps。出ましたよ。画像読み込み計測で90kbpsなら、実際の速度はほぼ128kのフルスペックが出ていると思って間違いないでしょう。実際の使用感でも、5/14ファームの書き換え前と後では、結構違って感じました。一方、びっとわーぷ、こちらもファームがアップデートされて、おそらく中身は5/14ファームと同じなんでしょうが、体感的には思ったほど速くはなりませんでした。元々画像圧縮が効いていたことと、そのためにネットワークレスポンスが落ちていること、が原因だろうと思われます。せっかく上り送信タイミングが最適化されていてもso-netのネットワーク内でそれ以上の遅延が元々発生していたために、結果として体感的には誤差範囲以下の違いしか現れなかったという感じです(それでも画像の表示はキビキビしてて良い感じですよ;フォロー)。まぁそういうわけで、AirH”、実は大幅スペックアップというところなのですが、ただ、上りの連続送信では、どうも最大速度が連続して出にくいですね。まぁ、上りは本当にランダムアクセス(複数のお互いに相関の無い端末が任意のタイミングで送信が出来る)なので、完全にパケットチャネルを塞いでしまうような連続最大速度通信が出来てしまうことの方がおかしいのではあるんですけどね。でも、ルータ(roosterとか)を挟んだりトルネードWebを使うなど、ちょっとした「バッファ」を挟むと、上りフルスペックが出やすいみたいです(N401Cのファームアップデートページにも「ハードウェアフロー制御をONにしないとあまり効果がないよ」って書いてありますね、そういえば)。と言うことで、今日は二ヶ月間ずーっと心の中でもやもやしていたものをついに吐き出させていただきました。でわっ!


04/07/13
さて、私は常日頃から、いろんな携帯電話(H”も含む)をこの一言などで評価していたりします。評価というか、まぁ、重箱の隅を突っつくようなツッコミばかりなんですけどね。特に目の敵(笑)にしているのがドコモ。で、最近かなり辛口に評価していたりするのが、ボーダフォン。もちろんH”はいつものことですし、ドコモPHSもしょっちゅう取り上げています。・・・はい、お気づきの通り。auって、ほとんど話題に上げないんですよね。この理由に、私がKDDI原理主義者でauに対しては批判や苦言を出せないからではないか、と思われるかもしれません。でも、実は、その理由は見当違いだったりします。いや、PHSはKDDIだしプロバイダもDIONじゃないか、と言う向きもあるかと思いますが、実は、私がDIONを契約したのは、PRIN開始の数ヶ月前。PRIN開始の情報も無かった状態で、でもモバイルがどうしても必要になってきたのでPHS用のプロバイダでも、と思ったとき、PIAFS2.1に対応し、かつ全国一律料金で基本料も安い、と言うと、DIONしか無かったんです。実に当時契約時のDIONの基本料は0円。タダ。で、接続料が5円/分。PRINも無かった当時は破格値でした。と言うことで、KDDI好きだからDポとDION、ってわけじゃないんです。じゃぁなぜau批判があまり見られないのか、と言う点については、ズバリお答えします。auをちゃんと使ってみた経験がほとんど無いからです。使って見てもないものを批判するってのは、私のポリシーに反します。だから、使ったことのないauは批判しない。単純明快。一方、何度かここでも言いましたが、今勤めている会社は、NTTドコモ陣営です。もう少し大きく見れば、それはPDC-WCDMA陣営であるとも言えます。つまり、ボーダフォン(Jフォン)とも関係が深いんです。そういう理由で、仕事上、ドコモとボーダフォンを使う機会はとても多いんですよ。同じ理由でドコモPHSも。逆に、cdmaOne-cdma2K陣営とは取引もほとんどなく、社用のau契約回線なんて片手で足りるほどです。しかも、家族同僚友達ふくめ、auを使っている人がほとんどいないんです。ちょっと異常な感じですが、ほんとにいないんです。なので、au相手に通話する、と言う状況もほとんど無かったわけですよ。自分で契約でもしない限りauを触る機会なんてほとんど無いんですよ。こういう状態で、パンフレットだけ見て評価するってのは、お門違いなわけですよ。そんなわけで、このサイトでは、auについての話題がものすごーく少なかったわけです。
で。えーと、先日のことになります。えーと、au、の、プリペイド、を、契約しました、まる。まぁ、契約っていうか、単にプリペイドカードを買って登録しただけなんですが。えぇ、1万円がっつりいれて、丸一年の圏外補償用として入手したわけです。これで、私も晴れてauユーザ。ってことで、ひょっとすると、以前より少しだけauの話題(というかauに対するツッコミ)が増えるかも知れません。まぁ、取りあえず今日は最初のツッコミ。au、音悪すぎ。よく「cdmaは音が良い」なんて話を聞いていたのでちょっとは期待していたんですが、もう全然ダメ。個人的にはこれもちょっとなぁ・・・と思っているFOMAやPDCのEFRと比べても全くダメダメ。しかもauを使っている以上あの音質より上を望めない、ってのが、ある意味絶望的。これで、auがメインになることだけは絶対にない、と言うことがほぼ確定した感じです。もし携帯に移るにしてもFOMAかVGSにするでしょうね、将来的にauが新しい(高音質高ビットレートの)コーデックを採用しでもしない限りは・・・。まぁ、プリペの安さ(特にDIONでのデータ通信の安さ)はなかなか良いので、サブ機としては最強と言えますけどね。でも、DIONにダイヤルアップすると、認証だけで最初の20円(=50秒)を消費してしまう通信速度の遅さだけは勘弁して欲しいなぁ・・・まぁ緊急避難手段だから贅沢は言わないことにしておきましょう。はい。


04/07/08
二日連続で更新したので、今日はよゆーでお休みしようかと思っていたりしたら。一部無線サービスの終了についてと言う発表。その中身は一体何なのかと言うと、無線モデム方式、無線インターネット方式、無線FAX方式を終了するとのことなのです。正直なところを言うと、最近の新機種で徐々にα-DATA未対応が当たり前になってきていて、いつかこういうことになるのではないかと思っていました。確かに、パケット方式が全盛で、回線交換もPIAFS64kしか使われてないような現状、14.4kbpsまたは32kbpsしか出ないこれらの方式はほとんど需要もなく、サービス停止と言うことになってもおかしくないとは言えます。しかし、私としては、これらのサービスがなくなることは結構不便になっちゃうなぁなんて思っていたりします。もちろん私もこれらのサービスを日常的に使っているとは言いません。年に一度も使うかどうかと言うのが正直なところです。しかし一方で、ほとんどのアクセスがパケット方式になってしまったためにPIAFSのアクセスポイントをすべて閉じてしまったようなプロバイダも存在します。こういうプロバイダを使っている場合、たとえばAirH”のネットワークトラブルなどの時に、緊急避難的にその他の方式を使おうと思ったら、無線モデムによるアナログAPへの接続か、無線インターネットによるISDN-APへの接続しかありません(PTEを利用したPIAFS64k変換型ISDN接続もありますがこの場合5円/分が追加課金されます)。自宅PCでモバイルダイヤルアップサーバでも構築しようと思ったら、PIAFSでは、PIAFS対応TAPが必要ですし、パケット方式はそもそも個人ではアクセスポイントを開設できません。つまり、無手続で一般の固定電話へデータ発信する方法が完全になくなってしまうと言うことです。もちろん最近ではADSLをはじめとする常時接続可能な接続手段とダイナミックDNSを使った名前解決でインターネット経由で自宅サーバにアクセスできるようになってはいますが、それにしても1対1で通信したい(通信の秘匿性を出来るだけ高めたい)と言う要求もまだあるのでは、とも思うのです(※PHSを二台使ったPIAFS対向によるソリューションもありますがここでは省略)。と言うことで、まぁ、絶対と言うほど必要とは言えませんが、無線モデム・インターネットはそれなりに「いざというとき便利」だったので惜しい気がします。で、もう一つのFAX。えーと、FAXに直接送信する方法が、なくなってしまいました。まぁこれも同じくあればあったで便利だけど、最近はインターネットFAXサービスもいろいろ出てきているので代替はあるし、仕方がないのかなぁ、と言う気もします。ちなみに、これらのサービス、実は、ネットワークで変換しているのではなく、各基地局内に機能が内蔵されているそうです。そのため、ネットワーク負荷には影響がなく、手続も追加料金も必要なくいつでも使えていたんですね。この辺、一般APへの接続にもPTEの利用が必要でその分追加課金されていたドコモ・アステルのPHSとは大きく違っていた点です。で、そもそも基地局が持っているだけの機能なのにどうしてわざわざ停止するのか、停止することにどういう意味があるのか、と言うのが大きな疑問として残ってきます。基地局からその機能を取り除いたからと言って、何か得することがあるのか、と言うことです。もちろん新規開発局の開発工数を減らせると言う部分はあるかも知れませんが、どうせあってもなくても従来モジュールの流用なのですからそれほど影響があるとは思えません。ではなぜか。これは、一切事実とは無関係の、私個人の勝手な答え(妄想)ですが、現在進めていると言われている交換機バイパスでのIP網直結、これが関係あるのでは、と思っていたりします。つまり、音声データを含む回線交換データについてもIP網側に流すような仕掛けをこれから作り始めるのではないか、と言うことです。従来は、単にISDNと言う枠組みの中で、あくまでISDNデータ(UDIデータ)の中で音声と同様に独自のプロトコルが流れていただけ、つまり外から見れば他のUDIデータとは区別できない・する必要が無いため、これらの独自方式のデータは当たり前のようにISDN網を流れることが出来ていました。しかし、IP網に流し込むと言うことを考えると、そのインターフェース部分にこれらの独自プロトコルを適切なIPデータに変換するための独自の変換機器が必要になる、と言うことになってしまうのではないかと言うことです。そのため、将来的にすべてのトラフィックをIP化したいと考えたときに、これらの独自方式は邪魔になってくる可能性が高いのではないかと思うのです。なので、もちろんまだ具体的にそういう計画があるとは思いませんが、将来のために、あまり需要もないくせに邪魔になりそうなこれらの独自方式を早めにやっつけてしまおう、と考えた結果が今回の廃止の流れなのではないかなぁなんて思っていたりするんですね。と言うことで、DDIポケットの独自性の一つでもあったこれらの方式(α-DATA)が消えてしまうことに驚きと寂しさを感じつつ、今日は思うところをだらだらと書いてしまいました。では。


04/07/07
ってことで発売されましたね、preminiP252iSに続いてのドコモの超小型移動機。さすがに小型であるためバッテリの持ちは他機種にはやや劣りますが、それにしてもこの小ささ!。90 x 40 x 19.8mmで質量69gは、まさに集積技術の勝利とも言えるでしょう。つい最近まで、ドコモも含め携帯電話各社ともに、移動機は巨大化を極め、むしろいくら大きく重くてもスペックさえ良ければ売れる、というようなまさに大艦巨砲主義。そんな流れを余り好ましく思っていなかった私としては、P252iSからpreminiへという流れは、実に歓迎すべきものです。何より、最近の「全部入り」端末たちは、あまりに巨大で、特に女性がハンドバッグに入れて気軽に持ち歩くには限界が来ていた感があります。おそらくそう言った大きな流れを読んでの、このシリーズといえるでしょう。元々、ドコモ200系はそう言ったコンパクト携帯路線ではあったのですが、それでも徐々に重さを増していたのも事実。それがここで一気に小型化し、見事に他社移動機との差別化を果たしました。この二機種、私は相当売れると思います。技術上小型化の難しいFOMAは、おそらく今後も巨大移動機路線を崩すことはむずかしいと思いますが、逆に、「ケータイの出来ることの全て」なんてCMを打っていたことからも明らかなようにFOMAはその強力な通信能力を以ってして豪奢な機能を贅沢に使う、というのが目的となりつつあり(つまり500系の代替)、ここに来て、FOMA(WDCMA)→高機能機、MOVA(PDC)→小型機、というすみわけが始まるのかなぁ、なんて思っていたりします。それにしても、premini、小さいですね。こんなのなら、ほんと、サブ携帯として持っていてもほとんど邪魔にならない大きさ。サブとして選ぶにはドコモの基本料金が高すぎるというのが唯一にして最大のネックなのですが。一方、溯ること1年前、DDIポケットはpremini以上の超小型端末を展示会に出品しています。現在は台湾にてJ66としてほぼ同じものが販売されているのですが、72.5 x 37.5 x 20.6mm、62gというpreminiより一回り小さい小ささはまさに奇跡。携帯電話では一筋縄では行かないこの大きさも、PHSでなら割と簡単に実現できてたんですよねぇ。今更日本で出しても、preminiの二番煎じだし液晶も白黒ではあまりにお粗末、注目さえされないでしょうけど、一方、その小ささ、高い通話品質、待ち受け600時間、連続通話360分、という「電話機としてのスペックの高さ」は、邪魔なものは持ち歩きたくないけど電話だけは出来た方がいい、というような層には受けが良く、preminiのちょっとしたライバルになるのでは、と思っていたりもします。ともかく、他社も追随して小型で持ちやすい携帯がもっと出てくると、いろいろと面白くなりそうです。ではでは。


04/07/06
ご無沙汰です。ほんとご無沙汰。ネタアンテナ降ろしっぱなしで全然書くことがなく放置中でした。随分前に書いた体調の不調も続いていて、もうホント放りっぱなしだったわけです。ってことで、ちょっと古いネタですが、いくつかの付加サービス終了とのこと。具体的には、Pメール一括送信機能、一般電話からのPメール送信サービス、ボイスダイヤル、ボイスミーティング、そしてサウンドマーケットの終了です。これが意外と大騒ぎになっていないことが私にとってはちょっと意外だったりします。まず、Pメール関係。これ、多分どちらも同じシステム(つまりPメールセンター)を使っているサービスですので、おそらく、端的に言えばPメールセンターのサービス終了、という位置づけになるのではないかと思います。確かに、Pメールは今更、という感じもします。半角20文字まで。全角不可。こんなショートメッセージはさすがに流行りません。AirH”PhoneでPメールが非対応になったのはおそらくこれが前提としてあったのかもしれません。そもそもPメールに対する需要はほとんど無いですし、まぁ企業的には正しい施策であると言えるでしょう。次にボイスダイヤルとボイスミーティング。これらも、多分同じシステム(仮に名前をつけるならボイスサービス)を使っているものと思われます。リアルタイムに音声を合成して接続者に提供するのがボイスミーティング、あらかじめ用意した音声コンテンツを提供するのがボイスダイヤルって感じでしょう。おそらくこれらも稼働率が低かったため、まとめてごみ箱へ、ってことですかね。私としては、このサービス、実にPHSらしい、つまり、PHSの高音質を生かした良いサービスだったと思っているんですが、やはりコンテンツの充実が後手後手に回ってしまった感はなきにしもあらず、です。ボイスミーティングはもったいないなぁ。で最後。サウンドマーケット。AirH”PhoneでUSB端子が標準になって、当り前のように従来のデータ端子が無視されている現状から薄々こうなることは感じていました。というか、このサービス、コンテンツの単位容量に対する単価が安すぎる上に、利用者としてみれば一コンテンツ当りの料金が高すぎる、という、プロバイダから見ても利用者から見てもどちらも損をする構造から抜け出すことが結局出来なかったという感じです。と言うのも、ダウンロードにかかる通信料金を考えればコンテンツの値段は今以上に上げられないし、利用者からみれば通信料金+曲代金で五百円以上というのは高すぎる値段(だったら倍の値段でも形に残るCDシングルを買う、ってくらいの値段)になってしまっていたからなんですよね。サビだけを抜き出して上手く「容量(通信料金・時間)もそこそこ、コンテンツ料金もそこそこ」というサービスに昇華させた各社着うた系サービスが、このサウンドマーケットの失敗を教訓にした、と言っても言い過ぎではないかもしれません。ただ、このサウンドマーケットの終了は、前述のPメールやボイスサービスの終了とは少し意味合いが違います。確かにサウンドマーケットも独自サーバーでそれを一つ丸ごと潰すという意味では同じなのですが、同時に、サウンドマーケットはH”LINKの一角を成していた、という事実もあるからです。つまり、今回初めて、H”LINKの一角が崩れたということです。もっとぶっちゃけて言うと旧H”電話機のH”LINKメニューの中に機能しない選択肢が出現してしまうということなのですよ。そして、私は、今回のこの施策は、単に先鞭に過ぎないと思っていたりします。それはつまり・・・最終的にどこを目指しているか、私がここで言うまでもないでしょう。皆さんの心に今去来したものが、おそらく今後徐々に実現していくのではないか、と私は思っているのです。そしてこの辺が、「意外と大騒ぎになってないな」という感想を持った原因だったりします。規格の練り込みが甘くHTTP/HTML系の他社サービスに敗れてしまいましたが、H”LINKの思想/システムは実は結構汎用性もあり優秀だったと私は思っていたりします(その辺は『メールベース』というキーワードで察してくださいませ)。しかし残念ながら、H”LINKの復権は夢のままで終わってしまいそうな予感です。と言うことで本日はこれまで。


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