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05/01/12
そうそう、ご報告が遅れていました。いや、帰省していたときの話なんですが、実家でのネット・モバイル環境について。昨年末に報告したとおり、FOMAは残念ながら圏外で、実家がFOMA圏内になるのも当分先の話になりそうな雰囲気です。また、年末年始となると、恒例となった親類の集まりもあるわけですが、えーと、vodafone使っていた人が、auになってました。しかもtalby。ところが、talby、圏外です。完全に圏外。一方、私が保有しているA1401K(プリペイド)は、夏に帰った時よりは随分状態が良くなっていて、その辺に放っておいてもアンテナマーク二本程度だったりします(さすがにポケットに入れるとアウトですが)。と言うことで、talbyはとても感度が悪いようです。いや、やっぱりあの形状じゃぁ、ねぇ。各社ともエリアの充実とともにアンテナ内蔵型端末を増やしていますが、やはり私の実家並の僻地となると、アンテナが伸びないだけでクリティカルに効いてくるようです。で、まぁ、vodafoneユーザはついに一人もいなくなって検証不可能だったのですが、エリアマップを見る限りでもおそらく電波状況は変わってないかなぁと言う感じです。と言うことで私の実家は相変わらず、ドコモのPDC/PHSとポケットだけがエリアと言うちょっと変な場所だったりします。一方、固定回線の方に変化が。いや、なんか、ADSLになってます。去年までISDNだったのに。局からの距離がありすぎてADSLは不可能とまで言われた僻地の実家ですが、実際に測定してもらうと環境が良かったおかげか、損失がすごく低かったらしいんです(といっても距離があるのでそれなりですが)。と言うことでADSLにしてみたら、局までのリンク速度がなんと2Mbps近く!出ちゃったらしくて。・・・でもなんか、スループット測ってみると、100~200kbps、特に出るときでも500kbps止まりなんですが。どこのプロバイダ?と言う問いに「Yahoo!BB」と言う答えをもらって納得。いや、聞いた話ですが、Yahoo!BB、特に地方では品質がひどいみたいですね。と言うか、場所によっては交換局への引き込みが10Mbpsしかないとか言う話もあったり。同じ地方に住んでいる知り合いからも、Yahoo!BBにしたけど使ってみると数Mのリンク速度に対してスループットは100kbpsも出ないよ、という話を去年の夏聞いたばかりで今回のコレですから、まぁ、200kbpsも出てるならマシな方か、と納得してしまった次第です。多少不安定とは言えISDN64kよりは随分速くなったのでOKってことで。って言うか、両親が最近本当にネットにはまってるみたいで(オンラインショッピングとかオークションとかオンライントレーディングとか)、ネット環境に関してはかなり貪欲に情報をかき集めているようです。うーん、いい歳なのに、我が親ながら大したもんです。と言うことで、実家のネット・モバイル環境、一番大きな変化は私の両親の情報リテラシの大幅な向上、でした(そうなのー!?)。それではまた~。


05/01/11
さて、256kサービスインもまもなくと迫ってきたところで、プレス向けにお試し貸し出しが始まっていた試験サービスのレポートが公開されてきていますね。で、大体のところ、従来よりはだいぶ速いけれども2倍とまでは行かないかな、という程度の結果が出ているようです。これについては、私が去年の8月23日に予想したとおりになったようです。いやほんとに、当時はここまでぴったり予想が当たるとは思っていなかったのですが、どの結果も概ね、平均すると140~150kbps、最大で200kbpsに届くか届かないかと言う程度となっていて、私が予想した「平均144kbps、瞬間最大192kbps」が大当たりですよ。誰か誉めて(爆)。なんつって、まぁこの程度のことは、簡単な数字遊びで出てくる数字なのでここまで自慢するほどのことではないのですが、それにしても、平均値がせいぜい150kbpsですから、スペック値に対して60%を切る程度しか出ないと考えると、これは少々問題ありという気もしなくも無かったりします。と言うのも、ポケット自身が以前、「PHSは3Gより高速!」なんつって比較レポートを出し、同時接続すると3Gでは公証384kbpsや2.4Mbpsといっても50kbps以下にまで落ちちゃうこともあるんですよ、と言って、いわゆる「公証値と実運用値の開き」をネタに3G叩きを展開していたわけで、それが、ポケット自身、試験サービス段階ですでに40%も交渉値から割り込んでいるのはちょっと体裁がよろしくないかなぁ、と言う気もします。また、発表では「256kサービスに5倍見当の圧縮高速化サービスを組み合わせて体感1Mbps超」と言っちゃってるわけで、それが実際はスループットが150kbps程度、5倍を見ても700~800kbps程度が限界となると、これもまた少々体裁がよろしくない。と言うことで、まぁこれらは技術上の問題で仕方が無いことではあるのでここでいろいろ言っても詮無いとは思いますが、この平均スループットで、さてお値段は、というのがやっぱり一番気になるところなのです。私が以前から主張している128の値下げと言う動きはあまり期待できなさそうな雰囲気ですので、その倍にあたる256kサービス、やっぱり基本料1万円超は確実、下手すりゃ割引前で15000円に届くほどの「プロ向け価格」となるのかなぁ、と思うわけで。私自身はある意味趣味と割り切っているので出せない価格ではないですが、これはやっぱり・・・どうなんでしょうねぇ。このまま行けば競合が皆無に近いから出来る価格に近いものになるでしょうが、競合は皆無ではなく、むしろ一般コンシューマレベルでは強力な競合@FreeDにボロ負け状態が続いているはずです。身近にも二人ほど最近@FreeDを契約した人がいます。どちらも漠然と「出先で使いたい」と言うだけの人でした。こういう人は、値段と速度だけ見て選びますし、何より、圧倒的なシェアを誇るドコモの携帯電話、そのサービス拠点で取り扱っていることが非常に強いです。漠然と安いモバイルがほしいなぁ、と思っているところで、携帯電話の用事でドコモショップに出向いたときにたまたま@FreeDを見て、なんていうきっかけで買う人はかなり多いはずです。また、はっきり言っちゃいますが、私自身、人にモバイルについて聞かれたとき、その人の使い方と使い場所の状況によっては@FreeD勧めてますから。ポケット応援を標榜するこのサイトではこの点はあまり語らない(語りたくない)ですが、@FreeDの方が快適に使えるだろうと判断できるなら積極的に勧めてます。何せ安いですし、特に地方ならすごく安定して使えます。そういう部分も含め、@FreeDの利用者をもぎ取ってしまうほどの魅力(価格or速度)を提示できないと、ちょっと苦しいかなぁと思うわけで、実際のサービス価格がとても気になる暇?人なのです。と言うことで本日はこれにて。


05/01/06
あけましておめでとうございます。おめでたい?めでたいのか?まぢで?(と意味不明なボケをかましてツッコミなし)。
と言うことで今年もよろしくお願いしますと言うところから始まるわけですが、それにしてももう6日ですから、いくらなんでも新年の挨拶遅すぎですね。いや、正月は基本的に実家でぐーたらしてますし、東京に戻ってきて仕事を始めてみるとなぜか職場がテンパってるしで、と言う感じで更新伸び伸びになってました。さて今日のお題ですが、とりあえず年初めと言うことで、今年の予想とか展望とかなんとかで行ってみたいところです。で、今年ですが、まずは目前に社名変更が控えています。資本関係上はすでに独立済みではあるのですが、2月の社名変更を以って、完全な独立達成と言うことで、何はともあれ今年はポケットにとってもっとも大きく変化のある年といえそうです。また、256k開始が迫ってきていますね。128k開始から丸3年ですから、客観的に見ると「やっとですか」と言うのが正直な感想。で、今年後半からはどうやらリンク速度向上も進めるようで、ここから一気にペースアップをして欲しいですね。できれば年内に384k化、来年中にも514/768サービスを開始できるようがんばって欲しいものです。なんせ、3G/4G各社もそろそろPCデータ通信も含めた定額を視野に入れ始めるでしょうから(新規参入含む)。と言う感じでAirH”は今年はとにかく「速度アップ」の年と言えそうです。一方の音声事業ですが、インタビューなどでも「しっかりしたものを作って確実に加入者増やしに行く」と語っているように、今年からは(携帯と比べても)そこそこの端末が出てくるのではないでしょうか。音声事業てこ入れがおおよそ固まった時期(恐らく昨年の下半期に入った頃)から考えると、今年中にそれなりのものが、というのは多少厳しい感じもしますが、焦らずにじっくりと時間をかけて完成度を上げたものをお願いしたいところですね。ポケットの市場規模から言って、一期一機種くらいでも十分だと、私は思ってたりします。いや、客観的に、ね。個人的には、そりゃいろいろ選択肢があるほうが楽しいですから、たくさん出して欲しいのはやまやまです。で、音声てこ入れと言う話の流れから言って、噂レベルの「音声定額」、これも、ひょっとすると今年中に動きがあったりしないかなぁ、と期待していたりします。先のアンケート(昨年3~4月のキャンペーン応募者対象に12月中旬に行われたアンケート)でも、音声定額についての設問が結構ありましたしね。新規参入のイーモバイルなどはすでに音声/データの完全定額を目標にネットワークを作ると公言していますから、それよりも前に、とにかく先に始めちゃう、ということが重要だと思うわけです。それは、「つなぎ放題はAirH”」と並ぶ「話し放題はAirH”Phone」というブランドを先に獲得しちゃうってことです。イーモバイルのサービス開始は2006年、来年と迫ってきていますから、何とか今年中に、というのが、私のファン心理的希望だったりします。と言うことで、今年のポケットについては上の三点くらいが、おおよそ見えていることかなぁと言うところですが、是非とも、何かと良い意味で裏切って欲しいものです。と言うことで今年最初の今日の一言でした。


04/12/31 その2
ということで、実家に帰って来ています。まずご報告二点。えーと、FOMA、やっぱり圏外でした。vodafoneやauみたいにぎりぎり圏外とかどうにかすれば使えそう、とかいう圏外ではなく、かんっぺきに圏外。エリアマップ上でエリアからはみ出たところできっちり圏外に落ちました。さすがドコモ。エリアマップの正確さはさすがですね(精一杯のフォロー)。いや、仕事柄、FOMA関連のエリアの実地調査の話なんかも聞くことがあるんですが、WCDMAはとにかく従来方式よりエリア設計が難しく(エリア推定が難しい)、エリア測定だけで一ビジネス分野として成り立ってるくらいの話なんですよね。ってことで、FOMAのエリアマップはとても正確でした、というご報告。もひとつ。ポケットの電波が、異常によくなってました。確かにエリアご意見箱で電波弱いぞゴルァと書きましたが、特に関係なく、冬になって森の木々の葉が落ちて電波の通りがよくなっただけのようです。新レピータ(AirH”レピータ)でも、電界ランプ常時フル点灯という状況。とても快適です。というのが報告第二点でした。
ということで今年もついに終わりとなりました。今年の回顧録は例によってコラムでぃーぽにまとめます。とにかく、今年はポケット関係でも、移動体業界全体としても動きの大きな年でした。ポケットは今後の発展の方向を「ベアラサービス」指向にはっきりと方向づけ、一方、携帯各社は通信料定額制でARPUにおのずと上限が設けられてしまったことをきっかけに明らかな「アプリケーション・コンテンツ」方向に向いたようです。Push-to-Talkや大容量ダウンロードなどさまざまなアプリケーションを実現する携帯各社に対して、それらを実現する無線技術上の基礎を持ちながら結局打ち捨てて来たポケットが、プレーンなベアラの提供だけでどこまで対抗できるのか、来年のポケット周りはこの辺が要注目と言えそうですね。ということで今年はこの辺で。今年も当サイトをご覧いただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。


04/12/31 その1
今年の連載今年のうちに!。と言うことで、先日に引き続き今日は「AirH”の将来編」と言う事で行ってみましょー。ところで前回ちょっと書き忘れてたんですが、記事中の写真に「8x化(マルチRF化)」なんていう興味深い一言が入っているんですよね。これって、要は、8xパケットは、RFを複数使いますよ、と言う事でしょうね。まぁ、当然っちゃぁ当然の話なんですが。むしろ、4xパケットがシングルRFでやってたってことの方がびっくりですよ。つまり、今までは異なる基地局とつながる場合でも、スロットはすべて異なるスロット番号のものを使うように制御されていたってことですよね。で、一つのRFをスロットごとに切り替えて使っていた、と。これで良くまともに接続性を保っていたなぁ、と今さらながら(いろんな意味で)感心していたりします。で補足記事はこの辺にして、AirH”の将来について。まずは、バックボーンの入れ替えのお話。これについては、今までも散々触れられてきているので今さらと言う気もしますが、ITXを使ってぜーんぶIP網に流し込んでコスト削減しますよー、と言う話。このコスト削減の結果がお値段に反映されればいいのですけどね。期待したいところです。また、今回新しく出てきた話題として、基地局-IP網間の線の話も出てきています。これまでの話は、交換網の入れ替えの話ばかりで、基地局と交換局を結ぶ物理的な線は相変わらずISDN線(INS線)を使うと言うのが前提でしたが、サービスの高速化に合わせて、今後は光ファイバを使って接続することも考えているようですね。これまで、末端の網については地上網を持たなかったポケットが、どうやらようやく市内を走り回る末端網を自前で持つことになるようです。で、今の話でもでてきた今後の高速化についてですが、まず、2005年度末まで程度に、8PSK、2006年度末程度までに16QAM/64QAMを考えているようです。なんか、思っていたのと話が変わってきてますねぇ。いきなり16QAMに行くのかと思いきや、まず8PSKです。この8PSKは、情報量にして1.5倍の変調方式ですから、パケット1chが48kbpsになる計算になります。実際は、きちんとスロットフォーマットを最適化すれば56kbps前後まで可能なハズなんですが、他のニュースサイトでは「400kbps程度まで」とか、あるいははっきりと「384kbps」と書いてあったりするところを見ると(384=48x8)、特にそう言う最適化は行わず、単純に情報量を増やして現状のフレームをただ丸ごと押し込むだけと言う形になる雰囲気です。あと、16QAMは良いとして、問題は64QAM。これは、6ビット、つまり現状の3倍の情報量を持つ変調です。で、何が問題かってーと、実は、屋外公衆PHSでは、規格上32QAMまでしか使えないことになってるってことなんです。高度化で認められる64QAM、256QAMは、自営用でしか使えないはずなんです(以前、「高度化規格では256QAMまで使える」と偉そうに書いたことがありますが、公衆で使えるのは今のところ32QAMまでのようです・・・おわびして訂正してみます)。それまでに規格改訂をするっていう事なんでしょうかね。ちなみに64QAMで先ほどと同じような最適化が出来るとすると、1chが128kbps、8xパケットでちょうど1Mbpsになります。他の携帯電話方式がどんどん高速化している事を考えるとこれでも少々スペック上不足が感じられるところではありますが、後二年ほどありますから、是非ともこのレベルまではがんばって欲しいものです。と言うことで、AirH”リニューアルの一言はこれにて。


04/12/27
と言うことで取り上げていなかった例の話。そう、AirH”のリニューアルとロードマップの発表の話。このニュース、あっちこっちのニュースサイトで取り上げられてて、もう全部の情報をいちいち集めるのも面倒なくらいで、そう言うわけでここではimpressのみのご紹介と言うことにします。で、まずは、新ブランドの発表。その名も「エアエッジ・プロ」。・・・まんまですがな。と慣れない関西弁でツッコミを入れてみましたが、以前から「256kはプロ向けになります」と言う発言を散々繰り返してきておいてその名前が結局エアエッジ・プロと言うんですから、ある意味やられた感じですね(苦笑)。で、その具体的なお話しなのですが、まずは、2月以降、つまり、ウィルコム移行後間もない時期にでも32kx8=256kのパケット通信サービスを始めるとのことです。その具体的なお値段は、128の倍ほどじゃぁない、という微妙な表現で、果てさてどの程度になるのでしょうね。あまりに高すぎると全く使ってもらえないし、何より、企業で多数の回線を一斉に導入する、と言う話になると、あまりに高すぎると他社の(非定額の)サービスとも大きく競合してしまいますから、どこまで抑えられているかが勝負でしょうね。今、128kが8000~9000円。この倍ほどはしない、と言う話を鵜呑みにするなら、12000~15000円/月程度になる可能性があります。とはいえ、こうなると、例えばVodafone3Gのデータバリューパックスーパー、これが240MBまで9000円でしかも384kという事を考えると、用途によっては結構負けちゃう可能性が高いと思われます。と言うことで、値段は1月にでも発表しますよ、と言う事になっていますが、どの程度になるか気になるところです。ついでに、パケット方式の呼び方も変えますよ、と言う話もでていますね。従来方式を1x、128kを4x、256kを8xパケットと呼びます、と言うことで。これって、なんとなーく、cdma2000-1xを意識したネーミングですねぇ(笑)。と言うことで、取りあえず、随分前からどうなるどうなると言われてきた256kが具体的に始まる見通しが見えてきました。ついでに、2月から新サービスとして、「メガプラス」と言う高速化サービスも始めるとのことです。これは、データ圧縮によって最大で体感5倍程度の速度を得られるもので、その名の通り、256kと組み合わせれば体感1Mbpsまで速度を上げることが出来るもののようです。これは従来の1x、4xユーザも利用可能のようで、月額数百円程度となるとのことですが、えー、金取るのかよ~、と言うのが正直な気持ち。だって、トルネードWeb機能、無料でしたからねぇ・・・。ついでに、AirH”Phoneからも倍速で使えるようになる圧縮サービスも始めるようで、こちらも数百円での提供のようです。で、どちらもしばらくはお試し期間で無料と言うことですから、まぁ、私もせっかくですから使ってみようと企んでいたりします。え、256k?。いや~、そんな、高くなりそうですし、プロじゃないですからねぇ~、無理っすよ~、無理。私が買うわけ・・・ごめんなさい、多分買っちゃいます。もうオタクですからね、オタク。電波オタク。なので、多分買っちゃうのでレビューお楽しみに~(ガビーン)。と言うことで、次回は「将来編」。(また「続く」かよ!)


04/12/22
さて、例によって今年もクリスマスっぽい季節になってまいりました。皆様方クリスマスには様々なレジャーにてお楽しみのこととお喜び申し上げます。何だこの挨拶。さて私はと言うと、えー、なんか、24日に、出張が入りましたよコンチクショウ。国内ですけどね、飛行機じゃないといけないような場所。時間も結構早くから遅くまで、ということで、前泊後泊の出張になるかなぁと思っていたら「宿泊は高いから飛行機で日帰りで行ってきて」と来ましたよコンチクショウ。会社の決まりでは宿泊費は一律1万円ですから、片道3万円ちょっとかかる飛行機代を考えると宿泊しちゃってもあまり変わらないんですよねぇ、実は。ん、私の宿泊出張手当分を節約してるのかコンチクショウ。ってことで、私は24日はやんなっちゃうようなスケジュールで日帰り出張にいってきまーす。って、一昨年も似たようなこと言ってたなぁ。
ってことで、元々クリスマスにはこれっぽっちも興味が無いのでどーでもいいんですが、そろそろお正月の声が聞こえてくる今日この頃。お正月と言えば、もはや携帯電話業界では風物詩となった、夜半の発信規制です。特に今年は、通信帯域を通話と共有するFOMAやV3Gの定額サービスが始まって初めての年末年始となるわけですが、果たして、それらの定額サービスが定例の輻輳にどの程度影響を与えるのでしょうか。ただ、FOMAもV3Gも去年までは非常に加入者が少なかったため、今年は本格的に加入者が増え始めて初めての年越しとも言えるわけで、潤沢に帯域を使い輻輳に比較的強いと言われたWCDMA方式が実際どの程度のものなのかを実際に見られる初めての機会ともいえます。と言っても、私には確認できないんですけどね。だって、実家、FOMA圏外ですもん。一応持っていきますが、エリアマップ上では完全に圏外。最も近いエリア端まで3km以上ありますから。とは言え、最も近いエリア端から1km(基地局からは2km)離れたポケットがなぜか使えていることを考えると、ひょっとすれば、と考えることも無きにしも非ず。と言うことで、次回の帰省レポートをお楽しみに。一方のPHS、というかポケットですが、音声利用ユーザが順調に減っていることを考えると、今年も規制はかからないでしょうね。NTTの固定網利用者もそれほど大きな変化は見られないことを考えると、NTT側の規制でPHSに規制がかかる、ということにもならなさそうです。まぁだからといって、何の役に立つわけでもないですが(せいぜい規制のかかった携帯を横目に自慢げに電話するくらい?)。とは言え、こういった一時的な通話の集中と言う事態は、年末年始に限らず災害などでも起こりうるわけで、そういう状況に強いと言うのは、まぁ確かに心強いのは心強いですね。ただ新潟地震クラスの大規模災害となると肝心のNTT網と電力網がダウンしてしまっておじゃんですが。でも今後は音声も含めて独自網化をすすめていくことから、NTT網のダウンによる利用不可と言う状況が起こらない、本当にトラフィック集中に強いシステムにグレードアップしていくことは想像に難くありません。音声トラフィックのIP化はこの先数年のスパンで、と言われていますから、恐らく2007年頃には、最も通話集中に強い移動電話システムとなっているんじゃないかにゃぁ、と思いつつ本日はこれにて。


04/12/20
今日は面白いニュースがあったのでちょこっと一言。京セラが高速通信技術iBurstの国内実験を開始と言うニュース。ニュースサイトにより表現がやや異なっていますが、技術的基礎はTDMA-TDD方式、つまり、PHSと同じ方式です。このiBurstについては随分前にすでに報道され、また、海外ではすでにサービスを行っている地域もあったりします。基本的にはPHSと同等の技術をベースにしているとはいえ、一方で、PHSとは全く別の進化をした無線方式で、当然ながらPHSとの互換性もありません(技術の詳細を知らないので何とも言えませんが、フレーム構成どころかスロット構成も根本的に違っていると思います)。と言うわけで、一部記事によれば「高度化PHS方式として利用可能」とも取れるこの通信方式ですが、残念ながらそのまま従来のPHSネットワークに上位互換として実装することは出来ないと思われます。ただ、iBurstの中で使われている個別の要素技術に関しては、高度化PHSに採用される可能性が全くないとは言いきれないと言うのも事実です。そもそも、TDMA-TDDと言う方式の上での高速化技術であることから、同様の手法でPHSの高速化にも利用可能であると考えるのが普通だからです。そして、それを新生DDIポケットの主要株主である京セラが国内実験を行うと言うこともまた興味深い点。現状、PHSの高速化技術については三洋が独自に開発を進め、1~2Mbpsまでの高速化に目途を付けているようで、競合として京セラが名乗りを上げる可能性もなきにしもあらずと言うわけです。さて、このように曖昧な表現となってしまうことを不思議に思う方も多いかと思われます。すなわち「高度化PHSって規格化されて今さら新技術も何も無いジャン、総務省おとり決めの方式使うしかないんじゃねーの?」と言うもの。しかし、実際には、高度化PHS規格はまだほとんど決まっていません。と言うより、高度化PHSに関しては、最も肝心な「どうやって高速化するか」と言う点がまだオープンプロブレムとして残っているというのが現状です。総務省は、「これこれこうすれば、最大1Mbpsくらいいけるでしょ?」という大まかな方針を示したに過ぎず、それを実際に実現する個別技術までは何も言及していないと言うことなんです。なので、三洋が独自に高速化を研究したり、iBurstの要素技術が高度化PHSの高速化方式に使われうる等という話が持ち上がったりするわけですね(後者は私が勝手に持ち上げただけですが;爆)。と言うことで、このまま三洋の技術が将来的に採用となるのか、記事中で「手を挙げてくれる通信事業者がいれば」なんて意味深なことを言っている京セラが独自方式をぶち上げて対抗してくるのか、この辺がポケットのネットワークの高度化にとっての大きな分かれ道なのかなぁと言う感じです。と言うところで本日はこれにて。


04/12/17
で、前回は「TV電話は面白いよ~」と言うお話でしたが、実際、ポケットがPHSでTV電話を実現するとしたらどんな方法があるのかを妄想混じりに考えてみるのが今日のお話。いや、ネタ引っ張りすぎとか言われそうですが。まず、FOMAで採用されているTV電話方式、これは、3G-324Mと言う、3G標準の方式です。この方式は当然ながら世界中のほとんどの3G事業者に採用されていますし、移動体だけではなく、固定電話でもこの方式を使ったものや、TV電話とは全く無関係に動画配信にこの方式を使った例なども数多くあります。それだけ、この方式が「安定している」と言うことなんですよね。と言うのも、この方式、元々移動体向けに作られたものであるため、「データ落ち」に強いんです。一部のデータがエラーのために欠落しても、ちょっと画像が乱れる程度でそのままリアルタイムの動画伝送を継続できるんですよね。と言うことで様々なところで応用されているこの方式なので、専用コーデックチップやソフトウェアツールキットなどはまさに星の数ほどあります。ポケットがやることは、単にその中の一つを選べばいいだけ。と言うことで、コーデックの問題は特にないと思うわけです。ところで昔ポケットがリリースしたTV電話、ビジュアルフォンは、「モーションJPEG」と言う方式を使っていましたが、これは、単にJPEG圧縮した画像を丸ごと次々に送るだけの方式で、データの一部が欠損すると動画一フレームが丸ごと欠損してしまうと言うちょっとお粗末な方式。なので、「この方式で巻き返しを!」なんて考えないのが吉だと私は思うわけです。ではその「伝送路」をどうするのか、と言う問題。これについては、実はドコモPHSが32kながらすでに実現しています。3G-324Mは様々な伝送帯域に対応しているので、実際は32kでもなんとかTV電話は出来てしまうわけです。と言うことで、手っ取り早く対応するなら、32k同期ISDN通信で、と言うのがお手軽ですね。ちなみに、32k同期とはいえ、PIAFSは使ってはいけません。前にも(多分)ちょこっと書きましたがPIAFSは「送達確実性」を上げるためのデータ保証プロトコル。そのために独自のエラー検出ビットと再送プロトコルを備えているため、実効帯域が減る(実効=29.2kbps)上にデータ欠損によって再送が起こると動画がどんどん遅れて配信されると言う間抜けなことになってしまいます。さて、ここからは妄想の世界。ポケット、現在、16QAM変調を使った1スロット64kの方式を利用可能な基地局をどんどん建てています。もちろん、それはパケット方式に限った話ですが、しかし、同じように、通常の回線交換も1スロット64kにする事は可能です。単に16QAM変調に変えて1スロットに従来の2スロット分を押し込むだけで良いんですから(パケットの1スロット64kも実際はそんなもんだと思います)。つまり、WCDMAと同じように、回線交換64kが、シングルスロットで実現できる可能性があると言うことです。ちなみにPIAFS2.xで使われているダブルスロットによる64kも、使えなくはないですが、安定性(特にハンドオーバ性能)が著しく落ちてしまうため、あまりオススメできないかなぁ、という気がします。例えば、高度化規格対応局のある場所ではシングルスロット64kで、無い場所では仕方がないのでダブルスロットでの64kにするか32kで我慢するか、と言うような方法で、割と全国的に安定した64kでのTV電話が実現できるのではないかなぁ、と思ったりするわけです。ってことで、せっかくPHSには簡単に回線交換で太い回線を利用する方法があるわけですから、独立もしたことですし、そろそろauを出し抜いても良いんじゃないですかねぇ、ポケット先生♪。


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