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05/04/28
てことで、例によって、本日よりゴールデンウィーク進行に入ります。ゴールデンウィーク進行なんつってカッコつけてますが、要はGW明けるまでは更新しませんよーってことです(爆)。と言うことで、よろしくお願いしますです。
連休前最後の更新になりますが、えー、ボーダフォンが、なんか、いろいろ出しましたね。ニュースリンクするの面倒なので簡単に説明しちゃうと、「メール放題オプション」「二段階定額制」「家族内通話定額オプション」の三つ。どれも、なんか他社のサービスをパクっただけで、いやはや、ハッピータイムで大失敗した後から、いまいちボーダフォンは守りに入っている感じです。パケット定額も最後発でしたしね。今回の三つの新サービスも、なんかスペックがいまいち中途半端。メール放題は800円と結構なお値段ですし、二段階定額制も実際に適用される利用度範囲が極めて狭く(使わないで1000円か4000円で完全定額かの二択状態)、単に広告で見栄えを良くするためだけ、と見えてしまいます。家族内通話定額にしても、実際、ボーダフォンの家族割引適用条件は他社よりかなり厳しく(同一名義・同一請求書でないといけない)、ほぼ完全に生計を同じくする家族、ほとんどの場合は同じ屋根の下に住む家族同士、この通話が定額になると言っても、実際、同じ家に住む家族同士がわざわざ携帯で長電話、なんてほとんどありません。いや、ほとんど無いからこそ、定額に出来ると言う言い方も出来ます。つまり、これもまた単に広告を賑わすだけの、ほとんどのユーザにとっては余り実のないサービスだと思われるわけです。てことで、まぁ、私自身、自分の身銭を切って使ったことのないボーダフォンのことをあれこれ書くこともあまりないのですが、正直傍目から見ていて、なんかボーダフォンちょっとやばいんじゃない、ってのが最近のボーダフォンに対する感想です。何より、ハッピータイムの時のユーザに対する大きな裏切り、あれでイメージを悪くし、ユーザ離れを止められないばかりか、他社からはボーダフォンを遙かに上回る魅力的な端末やサービスが続々と打ち出されている状態。今、ボーダフォンじゃなきゃ、ってのって、一体何があるでしょう。せいぜい、テレビ付き携帯くらいですよね。こういうこと言うとまた不謹慎なと言われるかも知れませんが、テレビ付き携帯なんて買ってすぐ解約しちゃえば録画機能付きの便利なポータブルテレビです。それでおしまい。つまり、自分の持つ携帯電話がボーダフォン回線である必要は全くないわけです。むしろ、いつでもテレビを見たいなら、携帯電話とテレビは別々に持っていた方が便利ですしね。こういう流れ、元を正せば、やっぱり写メールのヒットから来ていると思うんですよ。あの当時も似たようなことを書いたと思いますが、端末にカメラをつけてそれがヒットしたからと言っても結局単に端末にカメラがついただけ、他社がカメラをつければそれで終わりですよ、と。つまり、端末のみに頼った商売ではいずれ閉塞することは目に見えていますよ、と。案の定、auもドコモもそれを上回る高性能端末を投入し、さらには定額制も先んじて開始し細やかなサービスも実に充実してきています。ここに来て、ボーダフォンはそれらのサービスをひたすら追いかけるだけになっているように見えるわけです。他社の物真似サービスと言えばちょっと前まではドコモの十八番だったのに、そのお株を奪う勢いですからね。と言うことで、いやほんと、大慌てでauのダブル定額とかポケットのメール放題、音声放題なんかに対抗する見せかけサービスを作ってる労力があるなら、その分、独創性のあるサービスの開発に力を注げばいいのに、なーんて思ったりします。と言うことで、本日はこれにて。


05/04/25
またまた法人向けビジネスの話で申し訳ないんですが、法人向けビジネスを語る上で「モバイルセントレックス」の話は避けて通れません。これ、要はモバイルな内線システムってことなんですが、ある程度以上の規模の企業ではどうしても内線電話システムが必要になりますが、やはり一人に一台の電話が、それもその人がどこにいてもつながるようなものが、というような要求があります。従来、この要求を満たすものとしてオフィスPHS(PBX)が主流でした。しかし、携帯電話各社もこの要求を満たすソリューションを提供し始めていますし、IP系ベンダも積極的に無線LANを使ったソリューションを提供し始めています。携帯電話キャリアで言えば、ドコモは無線LAN内蔵でSIPプロトコル対応の移動機を供給し、一般の無線LANIP電話システムベンダと組む形で提供していますし、auは、企業内に小型内線専用基地局を建てて通常のau電話を流用したシステムを提供しています。Vodafoneは基地局さえも公衆のものを流用し、本物の公衆網を内線のアクセス線として使えるようなシステムを提供しています。このような状況の中で、さてポケットは、という話ですが、まず、件のウィルコム定額プラン、これで、実質内線と同じように使えちゃうからこれで全部解決、と見る向きもあります。ただ、これから導入を考えている企業などにはこれでもそれなりに十分かもしれませんが、実は、これでは機能的に非常に貧弱なんです。PBXには、保留・転送や、部署内の他の電話への着信をそれ以外の電話でピックアップするという機能が提供されています。これらの機能、あるとないとでは案外内線システムの使い勝手が違ってくるものです。公衆システムを応用しているだけのauやVodafoneでは当然これらの機能はないですが、無線LANのIP電話システムを使う方法(ドコモやその他IP電話系ベンダ)では、これらの機能に対応したSIPプロトコルを採用してこれらの機能を実現しちゃおうという動きになってきています(すでに実用化が始まっています)。こうなると、ポケットの単に定額な公衆無線システムっていうだけではいまいちです。欲を言えば、ポケットの公衆システム上で、保留・転送・グループ登録電話同士のピックアップ機能などが実現できればいいのですが、さすがにこれは結構大きな改造になるであろうことは想像に難くありません。しかし、もともとPHSにはPBXという強い味方があります。つまり、一台の電話機を公衆とオフィス両方に登録しておくというわけです。こういう使い方は実は割と一般的で、ここに来てその公衆登録分が定額になって実質内線と同様に使えるようになるわけですから、これは非常にご利益が大きいと思うわけです。ということで、本日私がポケットに提言したいのは、もっと積極的にPBXがらみのソリューションを提供していけばいいのに、ってこと。ポケットの法人向けページを見てもいまいちPBXは扱いが小さい感じです。多分、ですが、ポケット、PBXシステムの導入についてはその他のベンダにまかせっきりなんじゃないでしょうか。そうではなく、積極的にPBX機器メーカやインテグレータと連携をとり、PBX導入とポケットの回線契約をセットで提案していくようなビジネスをやらにゃならんと思うわけです。さらにそれに加えて、端末の話があります。ポケットのK3001V、歴史的なヒット作となりましたが、この機種が実は内線システムに対応していないのです。K3001Vの高機能なブラウザを使ったイントラ連携システムを提案しながら、その機種自体は内線には使えない、というチグハグな状態。現状、内線に対応した現行機種は、J3003Sだけという状態。これを「すみわけ」と捉える向きもあるかもしれませんが、では、PBX&公衆定額もイントラ連携システムも、と言うように使いたい人は、端末を二台持ち歩かなければならないということでしょうか。そうなると、どうせ二台持つなら二台目は携帯電話のほうがいいじゃん、と思われても仕方ありません。これ一台でPBXも使えるし社外に持ち出しても内線のように無料で電話ができるしその上高機能ブラウザによるイントラ連携システムも、という一台が、やっぱり必要だと思うわけです。で最終的に何が言いたいかって言うと、要は今後出す機種は自営2版くらい対応しといてよ、ってことです(一言だった・・・;爆)。ということで、まぁ法人向けビジネスを考えるなら、PBXとの連携と端末の対応を考えた方がいいですよ~っていう一言でした。それでは~。


05/04/18
さて、携帯電話に非接触ICチップを搭載し、電子マネー機能などを持たせようという話が始まってから、早くも一年以上がたちました。利用可能なスポットの問題や応用対象がいまいち広がりにくいことなどからまだまだ普及段階にあるとは言いがたい状態ですが(ICチップを搭載した携帯電話というだけならそれなりに数は出ているようですが)、それが携帯電話じゃなくてもいいじゃん、という話は以前したとおり。ただ、それをキャリアが提供していることで、キャリア独自のアプリケーションが提供され、モバイルに特化したサービスが受けられる(かもしれない)というのが、非接触ICチップを携帯電話に内蔵することのご利益と言えるでしょうか。ただ、ICチップの情報を閲覧したり電子マネーをチャージするのに、専用のリーダ/ライタを使わなくても携帯電話単体でできるということで、たとえば電子マネーのチャージだとかSuicaの残高確認だとかが簡単にできるというのはかなり便利です。あとはチケットレスサービスだとか入室キーだとかのアプリケーションも考えられているようですが、それらが普及するのは当分先でしょう。しかし、各キャリアとも確実にこの方向には向かっているようで、ポケットとしても何か考えてもいいのではないかなぁとも思ったりします。iモードfelicaみたいに、専用のシステムでセキュアな接続上でさまざまなアプリケーションを、というと、ちょっと開発規模的にポケットの手に負えないかもしれませんが、たとえば、通常のインターネット接続で電子マネーのチャージができる端末(たとえばfelicaのパソリみたいな)と同程度の機能のものであれば、インターネットへの接続システムはすでに出来上がっていますから、単純に端末側の問題だけで実現可能であると思います。まぁもちろん、チケットレスサービスなどが普及してくれば、通常のカード型ICチップでもそれらが使えるような仕組みなどがこなれてくるでしょうから、ポケットとしてはそれまで待ってもかまわないとは思いますけどね。ただひとついえることは、こういった流れを完全に無視するという選択肢はない、と私は思っているということ。今はとにかく加入者を増やすことに精一杯でしょうが、将来的には、企業でもICチップを使った企業内アプリケーション(入室管理や勤怠管理など)の導入が盛んになるでしょうから、企業向けシステムを売り込んでいく上では安さだけでは勝負できなくなる可能性が非常に高いといわざるを得ません。ポケットの、パイプ(土管)をまとめて安く売る、という「土管売り型ビジネス」では、インターネットまで巻き込んだおっきなシステムは得意ですが、有効距離1m以下のセキュアなシステムは携帯各社の得意な「端末売り型ビジネス」でないと手も足も出ないでしょう。そういったビジネスを完全に捨てるという選択肢があるではないかという意見もあるかもしれませんが、携帯各社だって多少コストは高いながらも土管型サービスの提供は可能ですから、多少のコスト高は我慢して、セキュアシステムも広域システムもまとめて一社に、という企業が増えると、ポケットとしては苦しくなるはずです。ということで、今日は我ながら話が飛躍しちゃったなぁという一言でした。


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