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05/04/14
さて、またある雑誌からの情報なのですが、ポケットの技術系幹部の方が発言した内容として、どうやら前から私が言っていたBPSK、これが今後採用され、運用される見込みのようです。AIR-EDGEコーナーに簡単に書いてあるのですが、今後、ポケットは「適応変調」という形で、時々刻々の電波の強さにあわせて電波が強いときはより多値の変調方式を使うことでスループットを向上させていく方針のようで、まずは2005年度末を目標に8PSKという従来の1.5倍の速度が出る方式を投入する予定のようです。そもそも、32kパケットや128kパケット方式の名前が、わけのわからん1xとか4xとか言う名前に変わっちゃったのもこの辺の絡みがあるわけで、同じ1xでも、場所や条件によっては32kだったり48kだったり、将来的には64kだったりする、というわけで、32kパケットという呼び方をやめたというのが真相のように思われます。で、私はこういった状況に対して、「速度の向上ばかりではなく安定性の向上、つまり、電波が弱い地域向けにはあえてBPSKを使って速度を落として安定性を上げる、という方法も使うべきだ」なんてえらそうな事を言っていたわけですが、どうやらポケット自身もそういう方針であるようです。ちなみに、このBPSKという方式は、速度的には従来の半分。その代わり安定性は倍、つまりエリア端などの不安定な地域でも速度が遅いながらも安定して使えるようになるという方式であるわけです。この変調方式で、ついでに音声符号化方式に16kADPCM(つまりハーフレート)を導入すれば、実質の音声通話エリアが今より格段に広くなると思われます。もちろんハーフレートとはいえビット速度は16k、WCDMAの12kより広い帯域を使っていますし、この方法でハーフレートをやってもPDCとは違い同じエリアの他の通話が引きずられてハーフレートになっちゃうなんてこともありません。どちらかというと、WCDMAのAMR(適応マルチレート;電波状況や混雑具合によりレートを上げ下げする)に近いイメージですね。ただ、当然ながら、このBPSKへの対応は最新基地局のみで(SDMAの話ともかぶりますが、どうやら8本アンテナの最新局はBPSK~64QAMまで対応しているようです)、基本的には都市部中心に設置されているものですから、本当に田舎のエリア端での品質向上というよりは、都市部の遮蔽エリア(鉄筋ビルの奥や地下鉄入り口など)でのスループット低下防止につながるような施策と言えそうです。ともかく、私としては、ポケットが単なるカタログスペック稼ぎで多値変調導入をしているのではなく本当にユーザの使い勝手を考えて「カタログに載らない品質の向上」に努めてくれているようで、安心したような気持ちというのが正直な感想なのです。でわ~。


05/04/12
先日の新聞広告、見られた方はどのくらいいらっしゃいますでしょうか。今回はその広告を見られていない方にはあまりわからない話かもしれませんが、いや、わかりやすいとか挑戦的とか、そういう感想をいろいろ持ったりすることもあるわけですが、それに加えて、「ダブルホルダー」って言う概念を持ち出してきています。ダブルホルダー、即ち、「携帯とPHS両方持つ」っていう考え方。いや、もともと公式WEBショップでは、料金シミュレーションのページで両持ちでもこれだけ安くなるよ!っていうシミュレーションを公開していましたが、こういう形で、マスメディアを通して「携帯電話と両方持つという選択」を訴求したのは、実際これが初めてですよね。私が先日、「携帯電話を持ったままという考え方をもっと浸透させるべし!」なんて言ってたらこれですからねぇ。って、いや、この一言を見てこういう広告を出すことに決めたなんてことはまずありえないことではありますが、やはり、ポケットの人も、「乗り換えさせる」という壁の高さを十分に認識しているということでしょう。それはそれでいい傾向です。携帯電話を乗り換えるのには、とにかくパワーがいります。特に、番号ポータビリティがまだ始まってない現状では、キャリア変更は即番号変更となるわけで、番号が変わることでそれを周知する手間、いろんなサービスに登録してある番号を変更して回る手間、云々を考えると、なかなか踏み切れません。また、番号ポータビリティが始まったとしても、今のところ不参加のポケットにとっては、これらの壁が低くなるわけではありません。それに加え、各種割引サービスがリセットされたり、オプションサービスをつけたりはずしたりというこまごまとした手間も発生します。「乗り換え」にはこれだけ労力が必要なわけで、その壁を「追加」に変更することで大きく壁を低くできるわけです。何せ、追加で持とうという人は、たいていはその追加分は家族や恋人との通話専用。番号の周知も必要なければ必要以上のオプションも不要。店頭で買って帰るだけでポンと話し放題スタート。将来的には乗り換えも、何てことまで考えなくていいんですよ。稼動さえあがれば、ポケットは損することはないわけです。なので、この「ダブルホルダー」っていう考え方、私は前から推していましたが、ようやくポケット自身からメッセージが出始めてよかったよかった、というのが今回の広告の感想なのです。ただ、ここまで行ったらついでにもう一歩進めてほしいですね。それが、前言っていた「A&K割」のウィルコム定額プラン版、名づけて「W&K割」。いや、ネーミングは相変わらずアレですが、これは、携帯電話を持っている人は、一回線目から2200円になるって言う感じで、というネタ。確かにARPUが下がるので嫌がるのもわかりますが、それよりは携帯を持っている人が気軽に音声専用として新たに契約してくれる、さらに言えば、携帯を持っているというだけで得した気分になってさほど必要性が強くなくても契約してくれる、という効果を生み、とにかく稼動数を増やせるという効果があると私は思うんですよね。しかも、そのうち、ほんの1%にも満たないかもしれませんが、「ウィルコムだけで十分じゃん」と携帯を解約し、月の払いを2900円、またはさらにリアルインターネットプラスもつけて5000円まで上げてくれる人もいると思うわけですよ。ということで、今日の一言は、「宣伝だけでなくサービスメニューからも、積極的にダブルホルダーの考え方を普及させるといいと思うよ、ポケットさん」という話でした。でわ~。


05/04/06
最近ネタも暇もないな~、なんて思っていて、そういえばまだ取り上げていなかったネタがありました。最近のポケットの広告。2月2日に、社名をウィルコムに変えてから、なんだかすごく活発に広告活動をしていますよね。社名変更前後に流された「ウィルコム出現」を皮切りに、全体的にイメージ宣伝に近い広告が相次いでいます。なんというか、今までとはぜんぜん違う感じですよね。なんか、去年まではどちらかというと「ワイヤレスなのに128k!」とか「エアーエッジに賛成」とか、何かにつけAIR-EDGEだけを前面に押し出し、しかも割と対象を絞りに絞ったCMという感じでしたが、今回からは、なんとなくいろんな人に見てもらう、それで「ウィルコムって、AIR-EDGEってなんだろう」って言う疑問を持ってもらう、という方向になっています。「興味を持たせる」という意味では、まさに新しく生まれた会社としてこれからいろんな活動を行うという意味では最初の段階としてはもっとも的を射た手法かなぁと思うわけです。いや、私がオタクだからかもしれませんが、TVCMの「るーーるーるーるーーるーー」のフレーズ、結構頭に残りますよ(笑)。TVだけでなく、新聞にも積極的に広告を出しているようで、特に、ドコモPHS撤退報道の時にはどうしてそんなタイミングで広告出せたの!?とツッコミ入れたくなるほど絶妙な広告を出しましたよね。で、そこにきて、今回の音声定額のCM。他社のいろんな割引サービスをくしゃくしゃぽいっと丸めて捨てて、音声定額のおっきな文字。これはこれでまた、今まであまりやらなかった手法ですよね。「くりこせてわけあえるのはドコモだけ!」とか「学割はauだけ!」「友達ともメール放題はVodafoneだけ!(←嘘ですが;苦笑)」みたいに、最近は「他社にはないこんなサービスがあるよ」というのが宣伝トレンド。なんとなく、ポケットの今回の音声定額CMもそこに乗っかったという感じです。ただ、やはり「イメージ先行」的CM。あいかわらずインパクトは弱め。ただ、私はこれでいいと思うんですよ。というのが、新生ポケット、どうも宣伝広告に結構潤沢に資金を用意してあるっぽいんですよね。というか、カーライルが宣伝広告にたっぷり投資してくれていると見るべきでしょうか、とにかく、2月からの宣伝頻度を見るに、一発企画で宣伝を打っているというよりは、安定して毎月決まった分量の広告を出していっているような感じです。だから、昔みたいに一発のインパクトで勝負する必要はないわけですよ。ゆっくりじんわりと、最初は「ウィルコムってなんだろ」って感じで、それから「音声定額?ウィルコム?」「ウィルコムがAIR-EDGE?」という感じで、少しずつサービスとウィルコムという名前を結び付け、徐々に「ウィルコムといえば○○」という形にもっていければ、それからは「△△サービス、ウィルコムから!」といえば、勝手に「ウィルコムなら○○に加えて△△までできちゃうのか~」と消費者がイメージを結び付けてくれるようになるわけです。時間はかかりますが、やはり年初に音声定額を早めにと言ったときと同じく「ブランドイメージをつける」ことが何より大切だと思うんですよね、広告戦略では。ということで、今回の一連の広告、私としては、お、ポケットも今後しっかりしたイメージを広めるために腰をすえて宣伝を始めたのかな、と思ってたりするわけです。ということで本日はこれにて。


05/04/04
今年は、エイプリルフール不参加でした。楽しみにされていた方、本当にごめんなさい。いや、去年とか一昨年のネタでも持ってきてお茶を濁そうかと思ったのですが、あまりに状況が変わりすぎていて全く再利用不可だったんですよね~。ドコモPHSは撤退決定ですし、アステルはさらに撤退事業者も増えその上ローミング停止による完全崩壊、あまつさえ沖縄に至ってはポケットグループの一員になっちゃってます。とてもじゃないですが、再利用できる状況じゃないんですよね。で、今年は、2月あたりから前月くらいまで、とにかくいろいろと忙しくて(仕事もプライベートも)、エイプリルフールのことすっかり忘れてました(苦笑)。最近更新が少ないのも、いろいろ忙しいからです。あと、どうでもいいですが、2年ぶりくらいにゲームを買ってしまったんですよ。A列車で行こう7。これにハマってて、えー、ぜんぜん更新する時間がありません(爆)。別に鉄道好きってわけじゃないんですが、こういう、風景を作る、風景が勝手に育つ、という系統のゲームが好きなんですよね(シムシティも近いですが、シムシティは風景が経営に直結していて、その上少しでも気を抜くと風景が壊れちゃってつまんない←ぜいたく)。こういう私の性向を指して「放置ゲーム好き」と評する向きもありまして。ってのはどうでもよくて、えー何が言いたいかって言うと、「そういうわけで更新滞りまくりですすみません」っていうことです(爆)。
ということで本日はここまで、と言いたいところですが、これだけじゃあんまりなので、今日は久々にこのサイトのことについて一言。というのも、先日掲示板に「FOMAのことを根拠なく悪く書くのは気分が悪い」という書き込みをいただいて、例によって機を逸してレスしてないんですが、ただ、私はそれと同様にポケットのこともその他キャリアについても悪く書くところは悪く書きます(それと同じくらい評価すべきところは評価しています)。ただ、それはあくまで「私自身が使ってみたもの」に限ります。先日、「FOMAは田舎ではてんで使えない」と書いたのは、私の実感であり、というのは、ドコモPDC、au、ポケットはおろかドコモPHSでさえ使える場所(具体的に言えば私の実家)でも、FOMAは完全圏外、それどころか、もっとも近くでアンテナマークが表示されるところまで車で10分以上走らなければならないという状況、また、実家のある近所でうろついていてどこに行っても圏外表示でせっかくのテレビ電話が役立たずだったという経験を元に書いています。おそらく、掲示板に反論を書いた方にとっての「田舎」という言葉と、私の言う「田舎」という言葉の意味するところが著しく食い違っていたのでこういう誤解が生まれたのだろうと思うわけですが、昔のテキストはともかく、今のこのサイトの方針としては「特定キャリアを貶めるために故意に嘘や捏造した事実を書きたてる」ということは絶対にしません。これはお約束します(ただし妄想ベースの某黒いページは除く)。そういうわけですので、私は基本的に自分の感想として書いたものに対して「それは違うだろう」という反論をいただいても、それはひとつの意見として尊重はしますがそれに対して正式にコメントを出すようなことはしないつもりです(無意味な水掛け論を防ぐという意味でもありますが)。ということで、年度初めの今日の微妙な一言は、このサイトの方針についてでした。


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