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05/07/31
さて、そう言うわけで、ようやく、1ヶ月の準備期間を経て、移転完了しました。その名も「phs-mobile.com」!。って、まぁ、当たり障りのないドメイン名なんですが、そう言うわけで、皆様、お気に入りの付け替えとリンクの更新をお願いいたしますです。はい。
えっと、今日はこんだけです。はい。手抜きとかいうなー!。


05/07/25
ということで、ワイヤレスジャパンもつつがなく終了したわけですが、ワイヤレスジャパンがらみのネタがたんまり集まってますね。そんな中でも、やっぱり例によってウィルコムがらみのネタを拾ってみるわけですが、例えば、社長によるお話なんてのもあります。まずは大盛況、音声定額の話では、大部分が満足している一方で、やっぱりエリアの不満の声もあるそうで。って、不満のある人が35%って、結構高くないですか?。音声定額ユーザーが20万人いたら、7万人は不満に思ってるってことですよ。確かに、他社携帯みたいなエリアを期待していた人には期待外れなのかもしれませんが、そうではなくて無料の固定電話代わりに使いたいって人が、自宅のエリアが不満、なんて思っている例も必ずあるはずなんですよね。こういう人向けに、もっとレピータを広く紹介していって、もちろんエリアの拡大も進めてほしいものです。本当は量販店の店頭にレピータを配置して、新規契約時に希望者に配る、くらいのことをしたほうがいいと思うんですが、まぁレピータもタダじゃないし、難しいところです。店頭で自宅近辺の最寄基地局までの距離をさくっと調べられるようなシステムでもあればいいんですけどねぇ。で、何メートル以上基地局から離れている人はレピータをどうぞ、ってな感じで。ってことで、エリア関係はとにかくがんばれー、と。で、次に通話時間の話が出てますが、なんと一人16時間。ちょっと古いデータですが、ドコモの携帯電話の月の通話時間が200分弱ですから、それに比べても5倍ってことになります。無料ってだけでこれだけ通話時間が増えるんですね。私はあまり増えてないですが(ガビーン)。それから、W-SIMの話はどっかで聞いたような話が並んでいるだけで、問題は、次世代PHSのくだり。なんか、結構具体的に、OFDMをどう使ってどの程度のパフォーマンスが出せるのか、という話が出てきていますね。今の高速化トレンド(多値変調、多チャンネル化)を進めつつも、次世代PHSの開発は進め、ゆくゆくは標準化してしまいたい、と言っています。いや、これに関しては、賛成です。どんな技術も標準化しなきゃ意味がないですからね。いろんなサードパーティの参加を促すためにも。もちろん、この次世代PHSが世界中で使われるようになるかというと、正直微妙なところはありますが、例えばもし従来のPHS基地局にアドオンする形で展開できるようなものになるとすれば、PHS導入国である中国やタイなどで採用される可能性もありますから、標準化と技術公開は絶対に進めていかなければならないと思うわけです。ただ、この技術が投入できるのは、どうやら例の2G帯を獲得できれば、という話のようで。まぁ、確かに無理はない話しなんですよね。今のPHS帯って、事実上はウィルコムだけとはいえ、一応三社で共用しなければならない帯域ですから、周波数の使い方がまるっきり違うOFDMをいきなりどすんと置いちゃうわけにはいきません。また、PHS帯の中には、「自営共用」の帯域(ここでは出力を20mW以下に抑えなければならない)や制御チャンネル専用帯域も合間合間にあったりして、連続した広い周波数帯域が必要なOFDMの展開にはものすごく邪魔なんですよね。なので、他社が完全撤退したとしても、ウィルコムがOFDM向けに利用可能な帯域はせいぜい9MHz(@高度化PHS専用追加帯域)とかになっちゃうと思われるわけです。まぁ、2波か3波、といったところでしょうが、これではとてもではないですが全国展開は無理でしょう。ってことで、なんとしても2G帯15MHzがほしいところでしょうね、ウィルコムとしては。私としても、PHSというこれだけ原始的な規格でさえも3Gに負けるとも劣らないネットワークとサービスを実現してしまうウィルコムが、もし新しい技術を使える帯域を手に入れられれば、どれだけすばらしいサービスが提供されるだろう、と思うことしきりなのです。ということで、総務省さん、2G帯15MHz、ぜひともウィルコムさんに割り当ててあげてくださいお願いしますm(_ _)m。ってことで、本日はこの辺で。


05/07/20
なんか面白いこと考えた。んですよ。いや、面白いことというか、え、そういうことじゃないの?とふと思いついたことというか。何かってーと、ハーフレート。いや、BPSKでハーフレートって言う話じゃなくて(その話はまた今度)、元々PHSの規格で定められていたハーフレート、つまり、今まで5msを1フレームとして4人で使っていたのを、10msを1フレームと考えて8人でシェアできるような、つまり今までの基準で言えば1スロット飛ばしでスロットを使うような方式のハーフレートってのが、PHSでは元々規定されていたんですよ。もちろん、それを使わなきゃなんないほどチャネルも逼迫してないし、音質も落ちちゃう(16kADPCMになっちゃう)し、で余り使い道がないもんだと思っていたんですが、ちょっと考えてみたら、なんか、使い道があるんですよ。ってのが、BPSKとすごーくかぶっちゃうんですけど、「エリア拡大のため」なんですよ。え、なんで、と思われるかもしれませんが、まぁ聞いてください。今、PHSのフルレートは、1フレームを8スロットに区切って、上りx4、下りx4で使っています。そのうち1スロットが、PHSからの上り信号です。で、ですね、PHSは、送信出力10mWと決められていますが、これは「時間平均で」なんですよ。つまり、手っ取り早く言っちゃうと、現状、PHSからの上り出力は、80mWあるんです。80mWを全時間帯の1/8だけ送信してるから、平均で10mWと、そういうわけなんですよ。ここまで書くと大体読めた方もいらっしゃるでしょうね。そう、ハーフレートにすれば、上りx8、下りx8の合計16スロット、そのうち1スロットが、PHS端末からの送信に当てられます。つまり、1/16。ってことは、時間平均10mWなら、スロット電力は160mWまでOKじゃないかというわけです。PHSのエリアが狭いのはなんと言ってもやっぱりPHSからの出力が小さいから。でも、ハーフレートなら、平均電力はそのままに、送信電力は倍に増やせるんですよ。ってことは、エリアも倍。いや、制御チャネルとかどうすんだって言う話もありますけど、何とか工夫しちゃえば、事実上エリア半径が倍に、エリア面積は4倍になるわけですよ。ハーフレートですけど。さらにBPSKと組み合わせて8kADPCM、つまりクォーターレートまで行けば、エリアはさらに倍!。ごめん、言い過ぎた。いくらなんでも8kじゃぁ、まともな音質じゃ通話できなさそうです。でも、8kでナントカCELPを採用すれば、それなりに使えるかも、とも思ったり。ってことで、なんかこういう「エリアを広げる技術」ってのも、何かと開発してほしぃなぁ、なんて思う今日この頃なのでした。でわ!


05/07/14
さて、次世代PHSについては続報を待つ、ということで放っておいて、高度化の話。今年中(今年度中?)に8PSKを採用して通信速度を1.5倍に高める、という話があります。ところで余談になりますが、当初は、16QAMを採用して一気に2倍を目指す、と言っていたのが、なんか一段階置く形になった件についてなんですが、いろいろ考えてて、やっぱりこれは技術的な問題なのかなぁ、なんて思ってたりします。いや、何も考えずに今まではPSK変調とQAM変調を一緒くたに考えていたんですが、この二つの変調方式って結構違うんですよね。単に値を増やした、という違いだけじゃないんです。ってのが、PSKはすべての値が位相のみであらわせるのに対して、QAMは値の表現に位相+振幅の二つの特性値が必要なんです。位相はともかく振幅ってのはちょっとした移動などでころころ変わるもの。つまり、QAMにしたとたん、移動に伴うフェージングなどに極端に弱くなっちゃうんですよね。じゃぁ、16QAMじゃなくて16PSKにすりゃぁいいじゃん、といわれると、16PSKは値の間の距離が近すぎて実用に耐えない(ゆえに標準化もされてない)っていう事情もあったりして。ってことで、16QAMは、もっと強力なフェージング対策が出来るまでひとまずおあずけ、ってことになったんじゃないかなぁ、と思ったりします。ということで話はそれまくりましたが、今年度中には採用と見られる8PSKによる高速化ですが、以前私がここでちょろっと書いたと思うんですが、ビット速度が単純に1.5倍になれば、スロット構成を最適化すれば、1スロット56kbpsまで可能になるはず、なんですよね。48になるか、56になるか、これって結構大きい差です。しかもこれが4x、8xとなればさらに違ってきます。4xなら224kbps、8xなら448kcpsですからね。FOMAが今現在384kbps。単純に1.5倍なら、8xも384kbps。でもここで、それを一気に448k、つまりFOMAを超えた、といえるレベルに出来るわけですよ、最適化をすれば(いや、WCDMA自体は2Mbpsまでありますが・・・)。ってことで、まぁ、HSDPA開始は2006年中、と言われていますから、それまでの少しの間だけはFOMAを上回る通信性能でしかも完全定額~、みたいな売り方ができるのかなぁと思ったりするわけで。ということで、カタログスペックの問題(=すなわち広告宣伝戦略の問題)として、やっぱりスロットの最適化によるスペック上の400kbps超は必要なのではないかなぁ、なんて思ったりする今日この頃。ということで本日は短いですがこの辺で。


05/07/07
てことで、ウィルコムコアモジュールフォーラムだそうです。何かってーと、前々からR-SIMがどうとか言ってた奴を正式発表したわけですが、ただ、今回の話は、単にそれだけではなく、R-SIM(ではなくて、正式名称はW-SIM:ウィルコムシム)を含んだ、PHS機能を外出しするためのモジュールについて、これからいろんな会社と協力して行きたいからよろしくね、っていう発表ですね。で、ちょっと前に言ったCSCエンジンも、一応このコアモジュールの一つとして数えられているようで。なーんて言い方すると、なんか、今後こういったモジュールがいろいろ出てくるんじゃないかと想像しちゃうわけですが、まぁ、はっきり言って、変なもんいろいろ出さない方がいいよ、なんて思ったり。だって、ただでさえ独自コネクタで独自インターフェース仕様のモジュールなんですから、余りいろんな規格を乱立させると、結局ボリュームメリットが無くて失敗しちゃいました、なんてことになるんじゃないかと思うんですよ。いやね、W-SIM、私は、いろんな機器にさしかえて使える、ってところが便利、っていうことじゃないと思うんですよね。いや、ウィルコム自身は、そうは言ってますが、もう一つの柱として、「無線技術を持たない会社もPHS端末を作れる」っていう部分があるじゃないですか、こちらの方が、メリットとしては大きいと思うんです。で、共通仕様のインターフェースで作れるから、インターフェース仕様を一つ作るだけ、で、みんなでそれを使ってみんなでそれを発展させていくからこそボリュームメリットが出てくると思うんですよ。これが、いろんな規格が乱立しちゃぁダメになると思うわけで。ってことで、いや、すでにW-SIMとCSCエンジンの二つの規格が出て来ちゃったわけですが、なるべく変なの増やさないようにした方が良いですよ~、ってことで。で、まぁ予想通りというか、シンプル低機能なジャケットフォン(正式名称はウィルコムシムスタイル)の試作機が一緒に発表されたみたいですね。見たところ、通話とライトメールくらいしか出来ないようなもの。でも、こういうものでも、音声定額の需要には意外とマッチしているんじゃないかと思うんですよね。音声だけ使いたい人には、シンプルで小型で軽いものの方が良いはずですから。ただ、やっぱりちょっと心配なのが、音声品質。だって、あんな小さなモジュールにアンテナまで内蔵しちゃって、しかもそれがウィルコムシムスタイル端末の中にさくっと閉じこめられちゃうようなシロモノ。間違っても普通のホイップアンテナ搭載の移動機より条件が良いとは言えません。そこんとこ、まだ発売まで時間があるなら可能な限り煮詰めて欲しいものです。最後に、協賛企業が結構たくさん発表されてて、おなじみの会社から、結構なビッグネーム、意外な名前、聞いたこともないような会社(失礼)、等々いろいろ入り交じっていますが、そんな中に、ジュピターテレコムとかフュージョンコミュニケーションなんて名前があったりします。いや、他の会社はまぁどういう形であれ、移動端末のハードやソフト、デザインなどに関わりのある会社ばかりなのに、通信事業者なんですよ、この二社。しかも固定系の。移動端末開発に直接関わるとは考えにくいんです。これって、W-SIMを使ったソリューションで今後固定系との連携サービスがいろいろ考えられていく、ってことなのかなぁ?なんて思ったりするわけです。そうじゃなければ、こういうところに名前が連ならないですよね。ってことで、まぁ、今回の発表でまたPHSの新しい形が見え始めたのかなぁ、なんて思う今日この頃です。
さて、で、告知です。お気づきの方もひょっとするといらっしゃるかも知れませんが、旧DDIポケット、現ウィルコムを「ポケット」と呼ぶのを、遡って6月いっぱいでやめました。7月から、正しい名前で呼ぶことにします。これは、ウィルコムって言う名前が意外と世間に根付いてるっぽいからです。と言うことで、「DDIポケットの正式社名がウィルコムに変わってしまっても相変わらずそれを『ポケット』と、頑なに、時に極右的過激さを持って呼び続ける会」は本日をもって(勝手に)解散とさせていただきます。まぁ、5ヶ月もがんばったから良いよね?(爆)


05/07/03
10周年。ですよ。まじで。いや、PHSサービスがスタートしてから、7月1日を以って10周年と相成ったわけです。いや、何か記念企画やろうかなーと思ってたんですが、なんだかやっぱり面倒になって何も無しです。あえて言えばこの「一言」が記念企画です(ガビーン)。ということで、10年。10年前、といえば、まだ携帯電話さえほとんど持つ人がいなかった時代。私も当時、当たり前のようにテレホンカードを財布に入れ、遠出のときは行く先々の連絡先を周囲に知らせてから出かける、という生活だったわけです。で、ちょっと進んだ人がページャを持ち歩き、不意の呼び出しに備える、というのが当時のスタイル。それがこの10年で、全く様相は変わりましたね。どこに行っても個人の携帯に通じるのは当たり前。誰も彼もが携帯を持っているので、昼でも夜でもお構いなしに直接本人を呼び出して話せるし、「家」ではなく「人」に通じるようになった携帯電話の普及はまさに驚くべきものです。そして、そういう時代の変革の真っ只中に生まれ、育ってきたのがPHS。むしろ、PHSこそがこういう時代を生む一つのインパクトだったともいえます。PHSの登場により、「個人が移動電話を持つ」という感覚が普及したことは紛れもない事実。その後、携帯電話の値下げにより、その対象がPHSではなく携帯電話に移行していったわけで、そもそものきっかけであったPHSは徐々に下火に、そして、データ通信用の安いアダプタとしての存在意義しかなくなってきたわけです。しかし、10年目を迎えた今年、再び、PHSの個人の電話としての意味が大きく変わります。それが、ウィルコム定額プランによる音声定額。すなわち、「移動電話と個人が結びつく」という段階から、「移動電話を持つ個人同士を強く結びつける」という段階に移った年、そして、それをPHSが牽引した年、と言えるのではないかと思うわけです。そして加えて、10周年のその日、7月1日にはリアルインターネットプラスがリリースされました。これは、移動電話史上で初めて、移動電話の持つすべての通信対象、すなわち、通話、メール、データ通信、これらすべてに対して「定額」が適用される一つの料金サービスがリリースされた日、これが奇しくもPHS開始10周年のその日だったということになります。携帯電話に比べて安い加入料と基本料、通話料でデビューし、瞬く間にユーザを魅了していったPHSが、その10年目の誕生日に、再び移動電話の料金にブレークスルーを起こしたこと、おそらく移動電話の歴史に刻まれることでしょう。で、関係ないですが、私のPHS利用歴も、どうやら100ヶ月を超えたようで。ってことでウィルコムさん、記念になんかちょーだい(爆)。

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