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05/10/15
端末の話題が多いので、なんとなく、またまた端末なネタで。いや、端末のラインナップが充実するのはうれしいんですが、今回のラインナップを見てて思うことが一つ。なんか、ちょっと重厚すぎませんか、ってこと。いや、確かに、WX300Kなんてーのは、シンプルを前面に押し出していますけど、いや、去年のフラッグシップモデルじゃん、と。フルブラウザなんて積んでるし。そのせいか動作はもっさりだし。いや、ちょっとサクサクになったという報告もあるみたいですが、基本的にそれほど中身は変わってないとのことなので、もっさり具合にたいした違いは無いだろうと思うんですよね。確かにスリムではありますが、それはあくまで「高機能端末として」見たとき。シンプルフォンとして考えると、せいぜい普通、実際はもっと小型でシンプルでかわいい電話は各社から出ていますから、少々見劣りすることは確かです。今、定額プランが受けて加入者を増やしていますが、定額プランの新規契約者の結構な部分が、いわゆるダブルホルダー、つまり、携帯電話に対して二台目として持つような需要だと思うんですよね。となると、二台目として持っても邪魔にならないコンパクトな端末ってのが、やっぱりほしいところなんですよ。極論すると、携帯電話のストラップとして持ち歩けるレベル。いくらなんでも・・・と言うこと無かれ。例えば初代preminiなんてのは、はっきり言ってFOMAのストラップとして持ち歩けるレベルでしたよね。デュアルネットワークでメインをFOMA、圏外補償をストラップにつけたpreminiで、ってのは、持ち歩くことを考えると結構リーズナブルな組み合わせだったりします。それと同じように、携帯電話のストラップとして通用するレベルの小ささが、やっぱり求められていると思うんですよ。しかも、小型化はPHSの十八番のはずです。確かに、W-SIM STYLEとして、割と小型の端末の発売が予定されているみたいですが、それよりもさらにコンパクトなものを、求めたいところです。と言っても開発には時間も金もかかるわけで、一朝一夕には行かないのかもしれませんが、一方海外に目を移すと、台湾や中国では、非常に小型な端末がたくさんラインナップされています。例えば、台湾のこれとか、中国のこれとか。こういうのを日本語化して日本で売る、って言う選択肢はないのかなぁ、なんて思うわけです。もちろん、品質の問題や、競合国内主要メーカが大株主、と言うことから来る政治的問題もあるかもしれませんが、それを除けば、さほど大きな障害があるとは思えないんですよね。まぁ、ウィルコムとしてはブラウザとかメールとかの仕様を統一したいでしょうから、そこまで手を入れるとなると結構な開発規模になっちゃって難しいのかもしれませんが、それならそれで、これらの端末レベルの小型端末を企画してほしいと思ったりするわけですよ。これは、私がほしい、と言う観点より、私が人にウィルコム(定額プラン)を勧めるときに、すごくお勧めしやすい(ほら、こんなにちっちゃいから二台目でも邪魔にならないし・・・)って言う部分が大きいんです。やっぱり、携帯を二台持ち歩く習慣のない人に二台目を勧めるのは難しいんですよ。二台目によほどの魅力があり(これは「通話・メール無料」でOKですね)、かつ、二台目を持つことによるデメリットが出来るだけ小さい(つまり、一緒に持ち歩いても邪魔にならない、かばんの容量を圧迫しない、など)ことが必要で、多少魅力を感じているけどやっぱり二台持つのは・・・って言う抵抗感があるために加入をためらってしまうような人を取り込むためには、やっぱり必要かなぁ、と思うんですよ。ということで、本日は更なるラインナップ拡充について小型端末はどうよ、と言う提言のお話でした。でわ~。


05/10/12
ということで、またまた新機種の話。と言っても、公開されたのは画像と一部のスペック程度、あと、熱心なフリークの方々がいろんなところから情報をかき集めてくれているような状況ですから、私個人としてはまだ「確定情報」としてスペックに関わる話をしたくない部分もあります。とはいえ、そんな中でやっぱり個人的にとても気になる情報もあったりします。というのが、ダイバシティの搭載。そう、310シリーズは全機種ダイバシティ搭載となっているみたいなんですよね。何より通話品質をこそ最も重要なファクターとして見ている私にとっては、これはうれしいところです。いややっぱりですね、ダイバシティのないK3001Vと、ダイバシティのあったPS-C2を比べると、通話品質が全然違いますから(とはいえ、PS-C2は別の理由で通話品質が悪くなることがありましたけど)。やっぱり、1.9HGzという高い周波数帯域であること、周波数帯域が比較的狭いこと、送信パワーが低いこと、などなどの理由で、フェージングの影響を受けやすいのがPHS。ですから、フェージングをキャンセルするためのダイバシティの重要性は携帯電話よりPHSの方が高いとさえ思うのですが、携帯電話では標準的に採用されているダイバシティがPHSではなかなか搭載されにくいという状況でした。これについては、私は理由を推測していまして、と言うのも、PHSは特に周波数が高くパワーが低いため、ダイバシティを構成するための第2アンテナへのRFケーブル(特にヒンジを通過するようなもの)での損失が大きくなり、ダイバシティ構成とするのが難しいのではないか、と。以前、折り畳み型でヒンジにホイップアンテナが付いた携帯電話を分解して遊んだことがあるんですが、ディスプレイ側にあるダイバシティ用第2アンテナへは、キーボード側の無線機本体から規格上最も細い信号線をヒンジに通し、給電されていました。おそらく、何も考えずに同じ設計をすると、高周波数低電力のPHSでは減衰が大きすぎて第2アンテナがほとんど働かないでしょう。とはいえ、実際に手で持つスタイルを考えると、第2アンテナはディスプレイ側に入れるしかなく、一方ヒンジにホイップアンテナをつけるとなると無線機本体はキーボード側に入れるしかないため、こういう配線は不可欠となるわけです。ということで、ヒンジアンテナ&ダイバシティをPHSで実現するのはなかなか大変だったろうなぁ、なんて、今回の310KとSA(の写真)を見ながら思ったりするわけです。まぁ開発者の苦労はいいとして、実際に使う側として、本当に通話品質向上に貢献してくれるかなぁ、ってのが、やっぱり一番興味のある点です。今から勝手に予想しちゃうわけですが、やっぱり、先ほども書いたとおり、かなりシビアな設計になってしまっているので、効果はそこそこ、と言う程度ではないかなぁと。少なくとも、無線機とアンテナを両方とも同じ筐体部分に入れ込めることの出来たPS-C2やJ3003Sなどに比べると、メインアンテナはヒンジ部(キーボード部)、サブアンテナは(多分)ディスプレイ部、というようになってしまっている分、信号の減衰が大きくて総合的な効果はやや劣るかも・・・なんて思います。でも、例えば、都心部を高速で移動する(首都高速など)ような条件では、かなり改善すると思います。元々強電界の場所で、でも高速フェージングのために使えなかった、というような状況はかなり改善するでしょうね。一方、電界の薄い場所を突っ走る都市間特急や新幹線などでは、やっぱりちょっと厳しいでしょうね。特に新幹線では、なかなか使えるような端末は出てこないでしょう。というより、実はPHSに関する法令と規格のために、新幹線での利用が出来るようなものは作ることが出来ないという事情もあります。ややこしい話は省略しますが、主に送信電力とアンテナ利得、それと発信中やハンドオーバ中のプロトコルシーケンスの問題のために、新幹線並みの高速移動ではどうしても回線が途切れてしまうという事情があります。この辺は、そもそもの規格や法令を直さない限りは改善できない部分です。ということで、このレベルの高速移動への過剰な期待についてはあえて自制しつつ、それでも、雑音まみれで使えなかった都内高速移動中などが改善されるだけでもかなりうれしいなぁ、なんて思うのでした。それでは~。


05/10/05
えーと、まぁ例によってほっといたわけですが、そろそろ世間のニュースも落ち着いた頃に取り上げてみたりするウィルコム新端末について。ということで、マイナーチェンジなどを除けば一年以上ぶりの音声新端末が発表されましたね。しかも、4機種同時です。feelH"以来、と言われていますが、まぁ正直、京セラ・三洋・東芝・松下という顔ぶれの並んだfeel当時に比べると、今回は3社とちょっとさびしいところですが、しかし、内容はかなり充実しています。細かいことはいろいろあーだこーだ言えるのですが、熱心なブロガーやニュースサイトの皆様がほとんど書きたいことは書き尽くしてくれちゃってるので、あまり書くことは無かったり(苦笑)。いや、そういう意味で、常に後追い情報を取り上げることをモットーとしているこのサイトでは、音声端末の話題は似つかわしくないんですけどね(ガビーン)。とはいいつつ、まぁ、今回の新端末について要点部分を取り上げてみます。主に私の興味のある点だけ(オイ)。まず、310系が全機種フルブラウザ&ドキュメントビューア搭載ですね。他キャリアではあくまで差別化機能の一つであるこの二つの機能が、ウィルコムではこれから標準となる、と言うことを意味しているように思われます。この二つの機能は、(ネットワークサービスさえしっかりしていれば)かなり使える機能です。前にもちらりと書きましたが、フルブラウザはパケット定額に対応してこそ、ドキュメントビューアはメール添付に対応してこそ、ようやく意味のある機能です。ウィルコムではそれらをすべて最初から対応してきていますから、これらの機能に重点を置くユーザにとっては、全キャリアの中を見渡してももっとも低コストで利便性の高い端末と言えそうです。さて次に目に付くのが、SAとJに搭載のJava。PHSでは初となるユーザアプリ実行環境の提供です。MIDP2.0準拠と言うことで、他キャリア端末で実装されているようなゲームに特化した様々な追加機能が実装されていないことも考えられる一方、標準規格準拠のためさほどノウハウが無くてもアプリを作成できる・・・と言う点を見ると、やはりビジネス用、特に中小企業でも使える社内NWとの連携アプリなどの提供を見据えた、ビジネス向け機能と言えそうです。いや、当初提供アプリはゲームばっかりですが、それとは別に、企業ユーザが社内のシステム部門で独自のアプリを作成、と言うような使い方にも、標準に準拠なので対応しやすいと思われます。あと、個人的にちょっと気になっているのが、310KのFlash対応。いやね、フルブラウザとはいえ、やっぱりFlashをトップに使ったページはどうしても見られなかったわけですよ、今まで。それが、あまり気にせず見られるようになる、と言う点で、この対応は大きいと思うわけです。また、310系は、4x(128k)にも対応しています。これも、トップページの重いサイトの閲覧に威力を発揮してくれると思うわけです。となると気になるのが料金というわけで、同時に新定額オプション「データ定額」(安易なネーミング・・・)が発表されていたわけですが、これが、他キャリアも採用するダブル定額方式。10万パケットまで1050円(税込)で、以降約36万パケットまで従量課金、それ以上は3800円(税込)で完全定額となっています。なんとなく、他社の定額サービス、上限4095円等を意識してやや安め、と言う数値に見えますが、実際の内容は、まぁグラフでも作ってみれば一目瞭然なのですが、ウィルコムの方が圧倒的に安くなっています。簡単に言うと、ウィルコムでは初期定額1050円で済んでいる10万パケット以下で、他社ではすでに上限額4095円または4410円にヒットしてしまうと言うこと。この領域(10万パケット前後)で使うなら、3~4倍ほども料金に差があることになるわけです。しかもフルブラウザ利用分も最初から定額内です。ということで、安さと言う面では非常にご利益のあるこのオプションですが、ちょっと分かりにくい点も。というのも、このオプションでPCによる接続も定額となるのですが、リアルインターネットプラスとは異なり、PC利用分は上限額が異なり、端末単体利用分とは別計となっているという点。これが非常にややこしい。理解するのに三日かかりましたよ、ほんと。簡単にまとめると、「最初の10万パケットは単体でもPC接続でも消費される」「それ以降は別々にパケット数(1パケット0.01円)が加算される」「単体利用分が約36万パケットを超えたらそれ以上は切り捨て」「切り捨て処理後の端末利用分とPC利用分の合計が60万パケットを超えると合計6300円固定」と言う感じで、うーん、まとめてもまだ分かりにくいなぁ。まぁ、PCで利用するなら合計6300円で固定、と言う認識でも大丈夫でしょう。60万パケットといえば約75MB。PCにつないで、しかも128kならこのくらいはさくっと使っちゃいそうですしね。で、まぁ当然と言うか、合計価格で見ると結局つなぎ放題[4x]と同水準になっているわけで、ひそかに「128k音声端末が出るタイミングにでも128k放題の実質値下げとか、ないかな~」と思っていた私にとってはちょっと期待はずれだったりします(苦笑)。でも、音声もメールも無料なのにつなぎ放題[4x]とほぼ同じお値段、ってのは、実質的には結構な値下げとも言えるわけで、カード型で128k放題だった人は、これを機に音声型に変えて通話放題も試してみるのも良いかもしれませんね。ノートPCでもケーブルが邪魔にならないBlueTooth対応端末もありますし。ってことで、まぁ、考え出せばきりがないほどいろんな使い方のある新音声端末&定額オプションで一言でした。

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