AirH”PhoneとDXメール


AirH”Phone、確かにすべての種別のメール・コンテンツサービスでパケットに対応したといいました。しかし、逆に、すべての回線交換メール・コンテンツサービスが事実上、破棄されています。そう、64kPIAFSでの時間課金によるEメール送受信とコンテンツサービス接続、32kPIAFSによるDXメール送受信が、端末からの機能除去で事実上サービス廃止となってしまっています。ご丁寧にライトEメールまでも消し去られています。なぜわざわざ従来の機能を削ってしまう必要があるのでしょうか?。試しに、AirH”Phoneを標準コースで使った場合のサービス内容と料金を良く見てみてください。・・・。ドコモ、au、Jフォンと、一体何が違うんでしょうか?。どこが差別化ポイントなんでしょうか?。これは、携帯に追いついたのではなく、携帯に擦り寄っただけです。私は、携帯に出来ない(PHSだからこそ出来る)ことをやってくれるからこそ、Dポが好きでした。しかし、このAirH”Phoneは、内容も料金も携帯そのものです。これで何を訴求するつもりでしょう?。全く同じことが出来るなら、エリアが広い方が良いに決まっています。私が客観的にAirH”Phoneとiモードを比べたら、100%、iモードを選びます。使い放題がありゃ良いってもんじゃありません。やるならすべてのコース・端末で使い放題が可能とならなければならないんです。それは、新サービス系で回線交換メールを廃止することに伴う義務です。それが出来ないなら、回線交換メールは廃止すべきではないんです。直送メール(DXメール)は、相手に負担させずに長文や写真付きメールを送る唯一の選択肢でした。しかし、AirH”Phoneの登場で状況は一変します。AirH”Phoneユーザは、長文・添付ファイルはEメールとして送らざるを得ません。旧H”ユーザは、従来なら負担無しで受け取れていたメールに対して、お金を払わなければならなくなります。受け取る方がAirH”Phoneを使っているかどうかは無関係に、です。払わなくても良いはずだったのに、人の都合で払わなければならなくなるなんて・・・。Jフォンで、5xシリーズがリリースされたときのショックと良く似ています。むしろ、それ以上です。

しかも、Eメール扱いでしか送れないH”同士のメール、そこにリアルタイム性はありません。従来の直送メールは、もし送信に失敗しても、自分で納得いくまで再送できました。その結果届かなくても、「届いていない」という情報を得ることが出来ました。しかし、センターを経由することで、「いつ再送されているのか分からない」「届いていないことが分からない」「届いたということさえ場合によっては分からない」、あらゆる情報が消えてしまうんです。これまで、どんな結果であれ得られていた相手の情報が、得られなくなるんです。得られるのは、自分の情報だけ。自分が電波の届くところにいて、センターと安定して通信できるか、この情報だけ。私はこんなの嫌です。もちろん、従来のEメールシステムの(事実上の)廃止も。なぜ、パケット課金と時間課金を使い分けるというオプションを残してくれなかったのか・・・たとえば、従来のH”端末で、大きいサイズで撮ったトレバ写真、45kBもあります。こんなものをパケット課金でしか送れないとなると、従来なら5円で、10秒以内で済んだものが、確実に10秒以上かかる上に40円近くも料金を取られるんですよ。確かに、AirH”Phoneは画像をjpg圧縮することによってデータ量を減らせます。でも、旧H”から送ってくる分まではどうすることも出来ないですよね?。直送メールが無いこともあいまって、H”同士のコミュニケーションは大きく阻害されることになるはずです。それからライトEメール。ライトメールを使うことにより機能自体は存続します。その意味が分からないです。なぜ、従来は100文字以上受信できたものをわざわざ50文字に制限してしまうんでしょうか。単なる機能ダウンです。Dポ側の視点で見てさえ、コスト削減も何も益はありません。ライトEメールより配信力ではるかに劣るパケットEメールを使えということなのでしょうが・・・配信力をライトEメールを使う理由としていた私には納得が行かない部分の一つです。

メール機能の表面上の単純化には、賛成です。携帯に慣れているユーザ向けに、パケットEメールに一本化し、複雑な手順を廃することによる携帯ユーザの乗り換え易さや、単文メールやWEBでの暇つぶしが多く、パケット課金の方が有利となるユーザのことを考えれば有益です。そういった配慮の対価として、Dポは比較的高額のパケット料金を(元携帯ユーザやパケット課金を望むユーザから)徴収します。これも異議はありません。ですが、一本化を理由に従来サービスを事実上廃止すると言うのは、いただけません。単純な体系やパケット課金を望む人のために従来の直送メール等のユーザが不利益を被らなければならない理由はないはずです。端末操作上は一本化したように見せても良いでしょう。でも、機能としてちゃんと残しておく、と言うことは重要だと思います。たとえば「特殊機能」とか「特殊メール」なんていう、メールメニューの中にもう一段階階層を作って、その中に従来メールのメニューを用意しておく、このくらいのことはしても良い、むしろ、やるべきではないのかと思うわけです。直送メールが来ても、さりげなく受信して受信BOXに入れておいて欲しいと思うわけです。携帯から乗り換えても違和感もないし料金も安い、でも、相手もH”ならもっと安く出来る方法がある、こういう提案でないと、全く意味がありません。そうでなければ、先ほども言いましたが、ほんの少しばかり安いけど、一番大きな違いはエリアが狭いということだけ。

こういう部分は端末の機能で飲み込めば良いので(特に直送メールは単なる32kPIAFS相互通信なのでネットワークからの規制は不可)、端末が両対応することで問題は解決します。が、Dポの発表によると、メールに関するAirH”Phoneの定義は「全種別のEメール→パケットEメール、全種別の直送メール→ライトメールに集約したサービス」となっているように思えます。メール放題ページの機種・メール種別放題対応表を見れば容易に推測できます。AirH”Phoneには実質パケットEメールとライトメールしかないのが分かるでしょう。逆に言えば、この表の通りだとすれば、今後「AirH”Phone」を名乗るためには、回線交換Eメール、直送メールとライトEメールに対応してはならない、とも読み取れるわけです。つまり、両対応の端末はDポが許さないであろうことが予想されるわけです。なぜ「対応してはならない」なんてDポが言うのか、そんなことどこにも書いていないんですが、内部的には「ならない」になっているはずだと推測するに足る理由があります。簡単に言えばパケットの方が低コスト高収益だからです。周波数利用効率が桁違いにあがる上、写真付きメールなどでは単価は倍以上なんですから、全て置換して従来方式を無くしてしまう方が収益上は明らかに有利です。だから、おそらく現時点ではAirH”Phoneを名乗る、つまり、パケットEメール・WEBなどに対応するためには直送メール・64kEメール・ライトEメール等の機能を削除またはマスクしなければならない、となっている気がするんです。

こういうわけで、ちょっと好き勝手言わせていただきました。とにかくはっきり言えることは、もしAirH”Phoneが(現状のまま)直送メール・64kEメール、ライトEメールを禁止するようなサービスでありつづけるなら、多分私は絶対にAirH”Phoneを使わないだろうなぁ、と言うこと。今後リリースされる端末すべてが上記3メールサービス非対応でありつづけるなら、私はDポを捨てると言うこともあるかも知れません。何度でも言いますが、はっきり言ってドコモ、au、Jフォンと何も違わないサービス、ただエリアが狭いだけ、それだけの価値しかなくなるかもしれないと言うことです。PHSにしか出来なかったことをあっさり捨てようとしているわけです。私にとって幻滅に値します。



・・・まぁ、ここで「Dポを捨てます」なんて言ってますが、はい、ウソです(笑)。携帯の音質はやっぱり耐えられないと思います。次世代携帯なら、いくらか聞けたものなので、そちら方向なら有り得ますが・・・。とにかくしばらく様子を見るしかないですね。

あと、近いうちにH”LINKメール、DXメール、ライトEメール存続キャンペーン(なんじゃそりゃ;笑)を開始します。と言っても、応援テキストとバナーだけなんですけどね(苦笑)。

キャンペーン(笑)スタートしました。

DXメール愛用バナー ライトEメール愛用バナー 64kEメール愛用バナー