黒いページ企画12


真・@FreeD v.s. AirH”

さて、オモテでは、公平な視点で@FreeDとAirH”の比較をさせていただいていますが、実際のところ、@FreeDには言いたいことが山ほどあります。

いや正直な話、オモテでの比較記事、自分の実体験に基づきつつも、可能な限り公平な視点で、を最優先するあまり、@FreeDに対してかなり甘い評価をしています。「私自身が使っている環境はともかく、〜な使い方をすれば、〜な点でAirH”に勝る部分もあるから、それはきちんと書いておかないと、なぁ」という心理が多分に組み込まれた結果の比較記事なんです。いえ、こんなことをやってしまうのは、元々、私自身が何かにつけAirH”を過大評価しすぎる性向を持っていると言うことを前提にして、公平に比較しよう、と言う意味なんですが。

そんなわけで、オモテに書くと散々叩かれちゃいそうなネタを例によってこの黒いページでしっかりと公開させていただきます。

1.ツナガラナイ@FreeD

まぁ、言うまでもありませんが。繋がりません、@FreeD。あれ、データが全く流れなくなったぞ、おかしいな、と思って状態表示を確認すると、ドーマントになったまま接続に失敗しています。また、さぁこれから繋ぐぞ、と意気込んでダイヤルアップを指示しても、さっくり失敗。結構多いのが、接続トライさえせずに「no carrier」で接続断念するケース。これは単純に電波が届いていない、つまり圏外ってことなんですが。後は、64k、32kを順にトライして結局失敗、ごめんねー、みたいなパターン。これはホントに多い。このパターンにはまり始めると、有無を言わさず##3201(32k指定)で接続するようになります。なぜって、64kトライと32kトライを両方やると1分近く待たされるのに対して、32kトライだけなら30秒ちょっとくらいで終わるからです。接続するだけで何分も待たされるなんて、はっきり言ってありえませんから。こうして、せっかく64kまで使えるものを、わざわざ32kで繋がなきゃならないなんてお馬鹿なことになっている訳です。もちろん、##3201で繋いだときは、ドーマント再接続時も32k限定なので、64kに上がることはありません。でも、結果としてはその方がマシなんですね。ドーマント再接続時に64k→32kなんてたらたらとトライされてちゃたまりませんから。どうせ失敗するなら32kだけ失敗してろ、ってところです。とにかく@FreeD、繋がりません。

2.スグキレル@FreeD

切れます。普通に。ぶっつりときれます。気づかないまに切れてます。そりゃ、いつのまにかドーマントに落ちてる、ってだけなら、通信再開時に復帰すればそれでいいんですが、先ほどのツナガラナイ話とあいまって、単なるドーマントなのに致命的切断となっていることがしばしばです。しかも、連続的に通信しているのに、突然データが流れなくなることもあります。見ると、ドーマントに落ちてるんです。全く移動せず、机の上に置いたPCから接続しているだけなのに。しかも、やっぱりやってるみたいです、強制切断。突然ぶつっと切れます。Sun Communicationのルータ、Roosterを使って繋いでいるとき、実際切断タイマを1時間ほどにしてあったりするので実質繋ぎっぱなしなんですが、数時間使っているとぶつりと切れます。この時1項のツナガラナイが来るわけですから、たまりません。あと移動中にも切れますが、これは当然の話なのであっさり流させていただきます。とにかく、何か悪いことをしたわけじゃないのに、すぐにぶつんと切れる。でも、ドーマントなんて言うインチキ回線保証プロトコルを積んでいるおかげで、すぐにはその事態に気づかない。でも、実際にデータは流れないわけで、セッションロストは(特に大きなデータを扱うと)かなりの頻度です。無線回線が大混雑し、スピードが落ちに落ちて1bpsとか2bpsとか言うスピードまで落とされてしまっても、とにかく全員にわずかなりと帯域を割り当て、少しずつでもデータを流しているAirH”と、とにかく意味もなくぶっつりと切断→セッションロスト→再接続なんて言う無駄時間満載の@FreeD、長い目で見れば、同じ作業がAirH”の方が早く済んでしまう、なんて言う場合も少なくなかったりします。ていうか、じっとしてるのに切れるのはどうにかしてください。

3.オソイ@FreeD

@FreeDは、確かに64kで繋がりさえすれば、かなり快適です。ところが、@FreeDは64k指定で繋いでも、32kでしか繋がらないと言う事態がしばしば発生します。もうここまで言えば大方どういう話かは予想がつくとおもいますが。ネットで、ちょっとしたツールを探してさまよっています。で、ようやくそれらしきものを見つけて、説明文を一通り読んでみて、目的に適うと判断し、ダウンロードを開始します。すると、何と32kしか出てません。どちらのパターンもありえるのですが、そもそも32kで繋がっちゃってた場合、と、説明文を読んでいる間にドーマントに落ちてて、いざダウンロード、と言うときの再接続で64kに失敗していた場合。んで、これが数MBあるようなものだと、たまったもんではありません。だって、そのダウンロードが終わるまで64kに復帰させる方法が一切無いんですから。わざと端末をアルミ箔かなにかで包んでドーマントに落とし、再接続させる、なんて方法ぐらいしかありません。もちろんそれで64kにアップする保証も無いし。無断で32kに落ちるってのは、それもしばしば、ってのはひどいです。ここで、「Dポのベストエフォートも勝手に32kに落ちるじゃん」って声が聞こえてきますが、全然違います。BEで落ちたとしても、回線が空き次第即座に64kに戻ります。切断も何も必要ありません。データは一瞬さえも途切れません。@FreeDのやっているエセベストエフォートは、速度を切り替えるためには無線回線を一度断ち切る以外に方法が無いんです。しかも、その後の再接続にはやたら時間がかかるため、かなりの確率でセッションタイムアウト。つまり、ひとたび32kで大容量ファイルのダウンロードを始めちゃったら、おとなしくそれを受け入れるしかないんです。しかも、移動も何もしなくてもすぐ切れる@FreeD、時間がかかればかかるほど突然の切断によるセッションロストの危険は大幅に高まります。その点、AirH”32kは、最初から最大でも32kなので、そもそもかかる時間の覚悟が出来てます。大きなファイルのDLなら、相当時間がかかることが最初から分かっているし、面倒だったら別回線で落とすか、と早めに方針転換(諦めとも言う)が出来ます。もちろんいくら時間がかかってもまず切れませんし。私の環境に限定させていただければ、そもそも128kです。もちろん、もし何らかの理由(回線の混雑など)で一時的に速度が低下したとしても、回線が空けばすぐに可能最大限の速度を回復します。ダウンロードを開始する瞬間の状況を最後まで引きずらなきゃならない、という@FreeDの方式は、特に上記1.2.の状況が重なって32kでしか繋がりにくい状況になってしまうと、かなりストレスがたまります。そんなこんなで、余計なストレスを感じないように最初から#3201指定で繋ぐことが多くなります。先ほども行ったように、最初から32kでしか繋がらない、と分かっていれば見積もりも効くし諦めもつきますから。
そしてもう一ネタ。これ、@FreeDの上位ネットワークの問題だと思うのですが、間欠的に異常に速度が遅くなります。特にレスポンスが最低。pingのレスポンスタイムが3秒以上もザラ。メールの受信、約20通(100kB程度)たまっていたところで受信をかけると、全部受信が終わるのに3分以上かかってしまいました。オモテでは「AirH”はレスポンスが遅く〜」と書きましたが、@FreeDの方が遙かにやばいです。むしろ、最近のAirH”のレスポンスは最悪でも400msec以内に収まっていますから、会話型サービスでも確実にAirH”の方が快適です。AirH”のやばかった時代にもセッションの組み合わせで速度がでにくいこともありましたが、それどころではありません。頻度も、10分に一回はやってくる感じ。特に夜間はかなり頻繁に来ます。そもそも、AirH”がやばかったのは、つなぎ放題が始まってから約1ヶ月の間。@FreeD、6ヶ月近くも経過した現在(9月下旬)にしてこんな状況が再現されるわけで、全く、いかにネットワーク作りに手を抜いているかが分かるというものです。
こんなもののどこが「64kで快適モバイル」なんでしょうね。

4.端末のバグ

これはバグなのか何なのか分かりませんが、PCカードスロットに挿した状態でWindowsXPを起動すると、ダイヤルアップが出来ません。AirH”ではどの機種でもそんなことはなかったのに。一度抜いて、再度挿し込んで認識させると、ようやくダイヤルアップ可能になります。この辺はWindowsの問題である可能性も高いので、まぁ、軽く流しときましょう。

5.エリアガセマイ@FreeD

まぁオモテでも書きましたが。エリア狭すぎ。なめてんのかというほどエリアが狭い。いやね、そりゃ、とんでもない郊外に行って圏外になる、とかなら、まぁしかたないか、と許しますよ。そんな場所で使うこともそんなに無いですし。ただ、普通に都市部で圏外になるのは、ほんと、何を考えているのか、と言いたくなるわけです。なんと言っても、都内でエリアマップ上でべったり塗られているような場所、こんな中に使えない場所が余裕であることが、信じられません。ビルの中とか奥まった路地とかじゃないんですよ。360度視界の開けた場所で余裕で圏外だったりするんです。アレは一体何なんでしょうか。具体的な場所は世田谷区のむにゃむにゃ・・・とか葛飾区のむにゃむにゃ・・・とか江戸川区のむにゃむにゃ・・・。まぁ、都内に住んでいて思い当たる人もいるかも知れませんが。エリアマップ上では確かに「64kエリア」として表示されている場所で、圏外表示ですよ。屋外で。見通しの良い場所で。邪魔な建物もないし。そんな場所で圏外とか、あり得ませんから。もちろん、それ以外の都内でも、屋内で使える場所を探す方が難しいような状態。@FreeDをノートPCにセットしたら、PCカードスロット側を窓の外の方に向けないと基本的にダイヤルアップできない、なんて言う冗談のような状態が当たり前のようです。そして、もちろん郊外のエリアの狭さは一級品。いや、良いんですよ、PHSは郊外で使うもんじゃない、ってことは分かってます。じゃぁ、なんでエリアマップにあんなウソ書くのか!?。全く使えもしない場所を「エリアでーす」と塗りたくってあるのが信じられません。前からドコモPHSを使っていて、「ドコPも、言われるほどエリア狭くないよね」と思っていたのが、見事に裏切られました。ドコモのエリアが広く感じていたのは、単に私がドコモ関連企業の回りしかうろつかなかったからだけなんですね。@FreeDを持って、いろんな場所をうろついて、つくづく、ドコモPHSは客をなめている、と思いましたよ。Dポは使える場所でも遠慮してエリアマップから外しているくらいなのに、この差は一体。もちろんその差は基地局技術の決定的な差なんですけどね。当初から、無線技術としてのPHS技術開発に相当な労力を注ぎ込んできたDポと、Dポのヒットを見てサルマネ基地局を郊外にばらまいただけのドコモ。その差は歴然です。そもそも基地局を中心にした推定エリア円を描くだけとしても、その円の半径が事実上決定的に違っているのに、ドコモPHSは見栄を張ってDポと同程度の半径で描いちゃってる、この辺が、エリアのダメさの元凶です。もうなんか、これに関しては書きたいことは山ほどあるんですが、この辺でやめておくことにします。


このように、はっきり言って、@FreeD、日常使いするものとしてはとんと使い物になりません。あくまで用途限定で何とか使い物になる程度。私で言えば、職場とかでちょっとした暇つぶしや調べものをしたりするときぐらい(もちろん自分で決めた休憩時間にね)。間違っても長時間本格的にネットサーフィンしたり、OSのアップデートをしたり、HPの更新をしたり、と言う用途には使い物にならないことは身を持って知らされました。おそらく、最も向いている使い方は、「いくら使っても定額のメール送受信端末」でしょうね。メールの送受信だけには強いと思いますよ。32kでも何とかなるし。上下対称だし。ただ問題は、私のメインISPであるDIONが未対応ってこと。すなわち、私にとってははっきり言って全く役立たず、ってことなんですな。わはは。

ドコモ先生、早く次のネタ出さないと、解約しちゃうよ〜ん。


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