黒いページ企画5
続馬鹿なアンチ電磁波サイトを斬る!
この黒いページは、これまでは某携帯キャリアをネタにして遊んでいましたが、今回はちょっと趣向を変えます。そう、電磁波の害がどうとか言って携帯・PHSキャリアの大切な資産である基地局の撤去を強要したりする非常識な様々なアンチ電磁波サイトの矛盾点を徹底的に追及してやろうというものです。ドコモさん、この点に関してだけは、私はあなたの味方です!(笑)。
まず、今回の生け贄はこちら。
http://www.jca.apc.org/tcsse/index-j.html
↑こちらのサイト。
対象の文章はこちら。
http://www.jca.apc.org/tcsse/FAQ.html
<良くある質問と答え(FAQ)>
と言うタイトルの文章です。それではいってみよー!!
(問)電磁波はどこに存在しますか?
(答)電流が変化するところには、必ず電磁波が発生します。言い換えれば、乾電池のように一定の電流しか流さないものでは発生しません。しかし、私たちが電灯線より使っているのはある周期で変化する交流です。現在では電気を使わない生活は行っていませんので、電磁波の中で生活をしていると言ってもよろしいでしょう。
(正答)つまり、たとえ携帯やPHSの基地局がなくても、そして、電気を使わない文明でさえも、電磁波の中で生きています。宇宙そのものが強力な電磁波でみちみちていますから。
(問)電磁波による人体への影響の大きさは、どのように見積もられますか?
(答)電磁波の強さと被ばく時間の積(かけ算)で、影響がきまるとされています。すなわち、微弱な電磁波であっても、長時間被ばくをするのは要注意というわけです。
(正答)しかしその注意は生物が地球に誕生して人類にまで進化する過程で注意深く試行錯誤が繰り返されています。微弱な電磁波に対しては十分な強度のフェイルセーフが働いています。
(問)絶対安全な電磁波の強さはどれほどですか?
(答)電磁波の健康被害に関する研究が進むにつれて、安全値とされる値がどんどん下がっています。最近では、電灯線からの電磁波では、この交流磁場で1ミリガウス(地磁気は約500ミリガウスですが直流磁場です)という微少な値でも影響があるという報告すらあります。ことによると、絶対に安全な強さというのは無いのかもしれません。それでは実際上に目安がつけられませんので、京都大学の荻野晃也博士は、とりあえず、0.1ミリガウスならば差し支えないのではないかと言われていますが、この値が絶対に安全とは証明されていません。現在の法律などで決まったいる規制値は、この値に対してはあまりにも高すぎます。
(正答)当たり前です。電磁波が0なら何も影響がないのが当然です。ただ、電磁波が0だと、精神錯乱を起こす人が続出するでしょう。光もないので何も見えないわけですから。このように、電磁波の強さを「ガウス」などの一方向からの単位でのみ論ずるのは愚昧というものです。
(問)電磁波の感覚はどのようなものですか?
(答)電磁波に対する感受性は、個人差が極めて大きいです。[感知できない]と[被害が無い]は全く関係ありませんので、注意が肝要です。ところが、電磁波を感じる特殊な感覚を所有している人がいて「電磁波過敏症」と言われています。中には感覚が強すぎて、電車に乗れない人さえいます。医者にかかっても、気のせいと言われたり、精神異常に間違えられるなど、親兄弟にさえ理解されないで苦しんでいる人もいます。
(正答)電磁波を感じるのは特殊な感覚ではありません。網膜は非常に精緻な電磁波受容器です。一方、ここでの理論で出てくる可視光線ではない電磁波を感じる人については、文中の医者の言うとおり、気のせいか精神異常です。多くは電磁波に対する無知から来る心因性ストレス症です。
(問)電磁波の健康被害はどのようにして調べますか?
(答)現在の世の中では、電気を使わない生活はほとんどありません。言い換えれば電磁波の中で生活していると言って良いでしょう。ですから、電磁波被ばくの程度をはっきりと把握して調査をしなければなりません。ところが、各自の生活は様々なものが複雑に絡み合っていますので、電磁波だけの被害を特定することは非常に困難です。ですから、調査の仕方で様々な結果が出てきてしまいます。そのために「疫学調査」という手法を使うのですが、長期間にわたり多くの事例を詳しく調べなければなりません。
(正答)現在のところは、「電磁波に当たると100%死亡する」と言うことしか言えません。これまでに生まれ、そして死んでいった何万世代もの先祖たちから得られた統計データによると、です。完全に電磁波のない環境が作れない以上、これ以上の統計的結果を得ることは難しいでしょう。
(問)電磁波の健康被害は無いという報告も沢山あるのですが、どうしたわけでしょうか?
(答)ご質問のように、ハツカネズミを数世代にわたって電磁波を被ばくさせた環境で飼育し、被ばくさせなかったグループと比較して、その違いは無かったとの報告もあります。しかし、この結果から、電磁波被害は無いものと結論づけるのは誤りです。この実験モデルが実際の状況を模擬できているかどうかをさらに検討しなければなりません。言い変えれば、モデル実験によって最初の目的と違った結論が出たならば、モデルの設定が間違っているのでは無いかと、まず疑うのが正しいあり方と思います。
(正答)目的と違った結論が出たらモデルを疑う、と言うのは、完全に宗教的実験手法です。この実験手法では、必ず目的の結論を得ることが出来ます。つまり、信念・盲信のみが実験の結果を左右できるのです。健康被害はない、と言う結論は、その条件を付与した上で、真摯に受け入れなければなりません。
(問)携帯電話にイヤホン・マイクを使うと電磁波被ばくは軽減されるでしょうか?
(答)1つの点から平等に発射される電磁波の強さは、距離の3乗に反比例します。イヤホン・マイクを使うと、直接に携帯電話を耳に当てるよりも、脳までの距離が大きくなりますので、被ばくは軽減されるように思います。ところが、最近、イヤホン・マイクを使うと、耳の近くの電磁波強度が強くなるという報告があるのです。この理由としては、イヤホンのコードがアンテナの役目をして、電磁波を収束させるからだとのことですが、真相は不明です。電磁波の放出強度が偏っているのかもしれません。単純には結論が出ないようです。今のところは、実際に電磁波強度を測定して比較することが必要でしょう。
(正答)イヤホンのコードがアンテナの役目をするということはほとんどありません。せいぜい電界を誘導する程度です。意味があるかは不明ですが、イヤホンマイクで電話機を離せば確実に電磁波強度は下がります。
(問)様々な電磁波防護機材が売り出されていますが、どのような効果があるのでしょうか?
(答)電磁波を遮断するとか無害にするとかのキャッチフレーズをした、いわゆる「電磁波防護グッズ」が数限りなく売り出されています。中には効果があるものがあるかもしれませんが、ほとんどのものは、実質的な効果は無いとみてよろしいと思います。電磁波被ばくを軽減するには、距離をとることと被ばく時間を短くすることが基本です。
(正答)そして、電磁波の実害をもっとも効率的に軽減する方法は、「正しい知識を持つこと」です。「電磁波は危険だ」というたった7文字の知識では、電磁波の存在を想像しただけで心因性ストレス症が起こることでしょう。電磁波防護グッズのようなものが売れること自体、いかに一般の人に正しい知識がないのかを示していますし、一般の人々に無用な不安を与え、間違った知識を植え付けているこのサイトの主催者のような人々がいなくならない限り、このような無駄な資源の消費はなくならないことでしょう。
(問)送電線と携帯電話では電磁波の影響がどのように違いますか?
(答)周波数は送電線は50ヘルツ、携帯電話などは10億ヘルツ程度です。当然、人体に対する影響は違います。少し前までは、電磁波による加熱で起きる障害のみが注目されていたのですが、それだけでは説明の出来ない障害の報告が多くなってきました。詳しいことは現在研究中ですが、今までの知見から示されていることとしては、何らかの影響があることは否定できないようです。
(正答)「それだけでは説明の出来ない」障害は、99%はストレス症です。このページの主催者のように、電磁波の危険を過剰に吹聴し、無知な人々の不安を煽るような行為がこの電磁波障害の主な原因です。
(問)マンションの屋上に設置した携帯電話基地局(アンテナ)はどのような影響がありますか?
(答)居住している時間という長時間にわたって、至近距離で被ばくすることになりますので、影響が大きいと見るべきでしょう。また、居住者だけでなく、回り一帯(150メートルほど)に、基地局を動作させるための電力用電源(家庭用の電源と同じ周波数)が影響を及ぼすという報告もあります。さらに、電磁波の影響だけでなく、この装置は数トンもの重量がありますので、マンションの構成材に大きな加重負担をかけることになり、マンションの寿命を短くする可能性もあります。
(正答)携帯電話の基地局アンテナは高度な指向性を持っているため、そのマンション内にはむしろかなり微弱な反射・回折波しか届きません。また、基地局動作用電源が影響があるというなら、マンションの全世帯が出す電源電磁波の方がはるかに大きな影響を持ちます。距離的にも、規模的にもです。また、たかが数トンの基地局装置が構造に影響を及ぼすようなマンションには基地局は設置されません。そもそも、マンション屋上には数十トンもある給水タンクもあるのですから、まずそちらの心配をすべきです。
(問)住居の近くに携帯電話の基地局(アンテナ)が建ってから、身体の調子がおかしくなりました。電磁波の影響でしょうか?
(答)電磁波により体調が崩れた可能性はありますが、他の可能性も調べて下さい。通常は、電磁波は人間の感覚で捉えることが出来ませんので、影響が電磁波から来ていることは間接的にしか分かりません。電磁波以外の原因を徹底的に追及して、どうしても他に見つからなかったときに、最後の最後に電磁波を疑うべきです。住居に使った消毒薬など、微量の化学物質によるのかもしれません。
(正答)住居の近くに携帯基地局が建ったことを知らなければそのような不調は起こらなかったでしょう。
(問)住居のすぐそばにアンテナらしいものがありますが、どこの会社が設置したのか分かりませんか?
(答)当会のウェブサイトに電磁波問題関連資料のページがありますが、その中に「携帯/PHS基地局の形態」(http://www.jca.apc.org/tcsse/g-siryo/antena.html)としてまとめてあります。ご利用下さい。
(正答)そんなに微弱な電磁波が心配なら、携帯電話・PHS基地局より先にTV、ラジオ放送局の場所を調べるべきです。500mの位置にある携帯基地局より10km先にあるTV放送局の方が影響は大きいのです。
(問)電磁波被害を知りたいのですが、良い参考書を紹介して下さい。
(答)当会のウェブサイトに「電磁波問題に関する書籍とビデオ」(http://www.jca.apc.org/tcsse/syoseki.html)のページに紹介しておりますのでご利用下さい。
(正答)ここに紹介されている書籍のほとんどは、不当に消費者の不安を煽ることを目的とした思想本です。「電波ってなあに」「電波のしくみ」以外は正しい科学的な記述を期待すべきではありません。
(問)電磁波問題についての勉強会をしたいと思っています。どのようにしたらよろしいでしょうか?
(答)お一人で調べるよりも数人で協力した方が効果が大きいです。まず、上記のウェブページで紹介している書物などで概要をつかんで下さい。余力がありましたら、測定器で様々な電気機器から放出される電磁波強度を測定されると、実感がつかめます。ただし、正規の電磁波計はかなり高価なので、大体の目安をつかむために簡易測定器を入手されるとよろしいでしょう。さらに、詳しい知識や活動方法のノウハウを得るために、勉強会などを開かれるときには、当会で講師の紹介を致します。
(正答)つまり、結局このサイトの目的は、消費者の不安を煽り、そこにつけこんで商売をしようと言うものです。足裏診断をして不安を煽り、入信を迫る宗教団体と何ら変わりはありません。あらゆる新興宗教団体が、初期宗教セミナーのことを「勉強会」と表現して「気軽さ」を演出しようとしていることは、周知の事実ですよね。
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