2002年総決算−今月の電話代!?
と言うことで、去年は初めて丸一年を通して「今月の電話代」をやっちゃったわけですが、ここいらで一度総まとめをしておきましょう。こう言うときには、何はともあれ、推移グラフを出しちゃうのが一番です。と言うことで、下のグラフをご覧くださいませ。

こちらのグラフ、2002年の各月の接続時間と総通信量の推移を示しています。
青い線が総通信量、赤い線が接続時間を表しています。
年初の頃は、接続時間は割と短めで、通信量も結構少ないことが分かります。このころはまだ32kつなぎ放題の時代。32kという限定された帯域では見られるコンテンツも知れていますから、あまりだらだらと繋いでいろんなサイトに行ってみようと言う気にならないと言うのもあって、接続時間がそれほど延びなかったものと思われます。それが、4月に128kを導入してから大幅に伸びます。平均して6000分(100時間)の大台を超えるようになり、後になるほどその大きさも増えているようになっています。
一方、通信量の方はと言うと、32kの頃は少なく、4月の128k導入から急激に立ち上がって伸びているのが分かるかと思います。まぁ、こちらも当たり前と言えば当たり前ですね。特筆すべきは、9月のピーク。なんと、1GBの大台を超えてしまいました。この月、一体何をやってこんなことになったのか・・・未だに思い出せません(苦笑)。確か、とあるにゃんこページで動画の公開を始めて、それをまとめてDLした記憶はありますが・・・それもせいぜい100MB程度だったから、大勢に影響を与えるほどでは・・・いや、与えるか(汗)。
ところで、このグラフを見ていて、おや?、と思った方もいるのではないでしょうか。それは、先ほどさらりと流した「4月からの立ち上がり」です。4月に128kになったのなら、その月にいきなり通信量が増えても良さそうなものですが、32kの時の通信量から連続的に7月まで緩やかに増加しています。なかなか謎な現象です。と言うことで、時間当たり転送量を調べたものを下のグラフに示してみます。

赤い線は先ほどと同じですが、今度は緑の線が、一時間当たりの通信量を表しています。つまり、実際にどの程度の通信速度で利用していたか、を表しているんですね。これを見ても分かるように、1月から7月まではかなり綺麗に連続したカーブを描いていることが分かりますね。これは一体何ごとか、ちょこっと考察。
まず、挙げられるのが、DDIポケットネットワークの順次拡張原因説。DDIポケットのネットワークは、昨年前半まではまだまだ成長期、様々な(水面下の)施策を行っていたようです。有名なところでは、5〜6月頃の1局64k対応。それ以外にもパケット網の整備を連続的に行っていたようで、この結果、徐々に利用できる帯域が増えていったのかなぁ、と言う気がします。
次に、私自身の変化が挙げられます。と言うより、こちらが多分に影響していると見て間違いないでしょう。人間、環境が変わったからと言っていきなり慣習を帰られるものではありません。読んで字のごとく、慣習には慣性があります。128kを導入したからと言って、いきなりそれまで32kでやっていたやり方を変えられるわけでもなく、似たような使い方をベースに、「おや、こんな重いコンテンツも平気で見られるようになったのか〜」と言う感じで、徐々に触手を広げていった、と言うことが原因でしょう。逆に言えば、私自身が128kと言う帯域に「徐々に飼い慣らされた」結果であると言うことも言えると思われます。
と言うことで、この丸一年以上をかけた壮大な実験は、実は「通信環境はいかに人の習慣を変えてしまうか」というテーマについてなのでした(え、とっくに気づいてたって??)。であるからして、今現在の、完全定額に慣れた上ある程度広い帯域を贅沢に使うことに慣れてしまったこの体で次世代携帯電話を導入するとどういう結末が見えているか・・・うひゃぁ、考えただけで背筋が凍ります。
さて、そう言うわけで、この実験の(一応の)結果は出たのですが、まだまだ、実験自体は続けていきたいと思います。まずは、今春のドコモPHS定額開始による影響ですね。これでAirH”ユーザが減ることにより、より快適になる可能性が一つ、それと、もしある程度安ければ私自身が試して見ちゃう可能性がもう一つ(笑)。そのときは、丸一ヶ月ドコモPHSしか使わない月間と言うものでも設けて、通信量統計をお伝えしたいですね。
と言うことで、今回はこれまで!
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