世の携帯にゃ真似できまい 〜 AirH”は地下鉄で!?
AirH”、言わずとしれたパケット通信による低料金・高安定性を実現した画期的なPHSサービスですが、PHSと言えば、ほら、もう一つ、携帯電話より優れた特徴がありましたよね!そう、「地下鉄」で使えると言うこと!PHSは基本的に小型で重量も100kgレベル。だから、地下鉄の構内にでも簡単に設置できるため、首都圏や日本各地主要都市にある地下鉄ではDDIポケットに限って言えばなんと100%エリア。これはすごいです。となると、地下鉄で安定して通信ができるのか、是非とも試してみたくなるもの。ただし、車内での通話は他の乗客の迷惑になりますので、ならばっ、と思い立ったのが、AirH”による常時接続。と言うことでやってみました!
今回の実験の舞台は、個人的に使うことの多い「営団地下鉄千代田線」。特に、千代田線は意味もなく駅間距離が長めなので、通信安定性試験としてはかなり悪環境。そんな中で、AirH”はどこまでがんばれるのか?
ここから先は、実際に乗車中に書いたレポートのため、かなり文体が崩れていたり、重複、誤字などがあるかもしれませんが、臨場感(?)を出すためあえて無修正で載せています。
さて、乗り込んだのは、綾瀬始発本厚木行きの千代田線。綾瀬は地上で、正確に言えば千代田線ではなく常磐線に当たるのですが、とりあえずここからスタート。接続します。
北千住をすぎるとすぐに圏外表示。そのまましばしその状態が続くが、その次の駅町屋が近づいてくると、到着一分くらい前から赤ランプ点灯。点滅はなしで、一発バリ5といったところでしょうか。通信状態も良好。さて、では町屋を出発します。
お次は西日暮里、JRと連絡しているため人が大量に乗ってくることが予想されます。ちょっと恥ずかしい・・・混雑しそうだったら実験も打ち切りとなるわけですが・・・。ランプはオレンジ。がんばれー。捕まえました。今度はホームが見えてきてから。実際に電波を捕まえてからランプ表示が変わるまで結構タイムラグがあるので、実際はもう少し早めに捕まえていたのかも。心配していた乗客もほとんどおらず、ほっと一息(笑)。西日暮里を出ると、オレンジに・・・ならない。赤の点灯。なんじゃ、こんなところもエリアか、と思っていたら、千駄木に到着。今回潜行モードはなし。千駄木を出ても電波は良好。リロードをかけてもかなり速い。うむぅ、またオレンジなしで次の駅か・・・?ああ、ついちゃった。東大最寄り駅の一つ、根津です。
さて、お次はもう一つの東大最寄り駅、湯島ですが・・・出発して30秒、オレンジランプになっちゃいました。んむむ、この違いはいったいなんだ?と思っていたら湯島のホーム突入、ランプも赤に回復です。さて次は・・・この辺から次の駅がどこだかよくわからなくなってくるのですが、気を取り直して、次は新お茶の水。東京医科歯科大学の近くです。とか言っていたら、オレンジ、しかしすぐ回復。と同時にホーム到着です。では、次は大手町に向けてしゅっぱーつ。出発するとちょっとしてから一瞬オレンジになってすぐ赤(点滅)、そしてまたオレンジ。電波の反射具合によってトンネルの中を伝ってきている感じがありますね。
さて、まもなく大手町に到着、ここはいろんな地下鉄線が交差していて大量乗車の危機(笑)。ホームに着くとすぐに赤ランプ。さて、乗客もたくさん乗ってきました・・・が、どうにか大丈夫、席もたくさん余っています。とか言っていたら、いつの間にやら二重橋前。オレンジは一瞬だけ点灯しました。そして次も難関、日比谷です。出発後すぐにオレンジランプに切り替わります・・・が、中間地点でなぜか赤(点滅)、そして、一瞬オレンジが見えてから日比谷駅のCSを捕捉しました。おおっ、ここでも人がたくさん乗ってきてついに私の隣にも人が座ります。さて、日比谷線のCSは結構長い間捕捉し続け、1分ほど走ってからオレンジ、そして30秒ほどして赤(点滅)に代わり、赤(点灯)に変わったところで、霞ヶ関のホームが見えてきました。と思ったら、ホーム内で数秒間オレンジランプが点灯。な、なんだったんだ?・・・意味不明。
霞ヶ関を出ると15秒でオレンジに。それもすぐに回復して、国会議事堂前です。この辺は駅間距離が結構短いですね。AirH”くんも楽々接続を維持しています。今思えば、北千住〜町屋が一番のピンチだったなあ。次は赤坂。出発30秒で潜行モード、それから到着寸前まではそのままです。しかし回線は維持されたまま。結構よゆー。赤坂で向かいの席にとてもお金持ちそうなマダム3人組が乗ってきました。本当に「オッホホホ・・・」って笑うんですねえ、新発見。次も坂、乃木坂です。うぅ、マダムたちの香水の香りが・・・苦しい・・・。そんななりで地下鉄つかわんでくれぇ。さて、話はそれましたが、乃木坂到着20秒前ほどに赤ランプに復帰。出発して、今回は20秒でオレンジ。次は表参道、ここも人が多そうな予感。あぁ、マダムたち、代々木上原への道を隣のおじさんに聞いてるよ・・・。乗ってりゃいいんだってばぁ・・・。
さて、今回の駅間は多少長かったですが、無事到着。定期的にやっているリロードも実に快調、地下鉄だからとレピータでお茶を濁らすようなことはしていないようです。次は明治神宮前ですが、出発30秒でオレンジ。それが約30秒続いてから赤に復帰。おや、明治神宮前、ホームに全然人がいませんねえ。さあ、千代田線もまもなく全線制覇です。がんばれー。
明治神宮前を出発すると次は代々木公園。ここもすぐにオレンジになりました。西日暮里〜千駄木はいったい何だったんだろう。謎です。さて、到着しました。電波強度表示、地下鉄ではCS捕まえるとほとんどフル点灯です。やっぱりやや弱めの出力のCSを使っているのでしょうね。そして、ついにお次は代々木上原。出発してすぐオレンジになりましたが、5秒で復帰。そう、地上に出てきたのです。わーい、長い地下生活もこれで終わり、よく頑張った、AirH”!
と言うわけで、(予想通り)千代田線前線全く切断なしで乗り切ることができました。と言うより、最初はびくびくしていましたが、はっきり言って後半は余裕で見ていられました。
しかし、さすがに駅間では潜行モードが多かったです。と言うより、一部例外を除いては、すべて駅間に潜行モードを伴うという結果。駅と駅の間は長くて500メートル、実際はそれ以下のことが多いでしょうから、高出力タイプの基地局だったら余裕で届くところ。やっぱり、かなり低出力の基地局(20mW程度?)を使っているようですね。これは、駅構内に入ったとたんに電界表示がフル点灯する事でもわかります。低出力だと、近くにいるときは電界強度はかなり強めの値を示しますが、少し離れると一気に電界強度が下がります。つまり、中程度の電界強度の領域をあっという間に通過してしまうんですね。なるほど。
と言うわけで、AirH”、さすがというか、やっぱりというか、地下鉄は余裕です。しかも、駅間距離が長めの千代田線で前線制覇を達成したわけですから、とりあえずここで「地下鉄制覇宣言」を出しておきましょう。すばらしい!
実験協力(笑):営団地下鉄
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