緊急コラム
ドコモPHS定額制導入反対!!・・・の結果
・・・さて。例の緊急コラムを正式発表してから、4ヶ月が経ったところで、まとめの意味も込めて、例のコラム発表の経緯と起こった反響をここでまとめてみようと思います。
ことの発端は、9月中旬に、ある技術系雑誌で、定額PHSを実現する上で障害となる様々な問題に付いての特集が組まれていたからです。その中で、やはり最も大きな壁として取り上げられた「アクセスチャージ」。つまり、PHSからNTT交換局に接続する際に発生する料金のことです。このアクセスチャージは公開されている情報で、確かにソースを探すのは大変骨が折れるのですが、その雑誌には一覧表形式ですべて載っていて、お、こりゃ良い情報を見つけたなぁ、と、そのページをすかさずコピーしてファイルしたのがすべての始まりです。
アクセスチャージ問題には、その時点では解決策はなく、NTT依存網で定額にするのは非常に難しい、やるとするなら、DDIポケットのように帯域をきわめて制限し、発生する料金を抑えるなどの方法しかないと言うのが当時。そんな頃に、NTTドコモが実際にPHSデータ通信を完全定額にするという噂が流れてきます。ん、どんなインチキをするのかな?と思った瞬間、ネタがぴーんとひらめいて、早速、PHS定額接続に必要となるコストについて算出をはじめたというわけです。
もちろん、結果は、私自身予想もしなかった信じられない数字。おやおや、こんな状態ではじめるっていうんだから、よほどすごいインチキをするんだろうなぁ、と思うと同時に、こりゃ一ネタいけるとおもって、まずは9月27日、初期の緊急コラムが発表されます。
発表直後、いや、ちょっとこれだけじゃあんまり(いくらネタとはいえ視点が片より過ぎ)だなぁと思い、急いで追記を行います。それは、NTTドコモが実際に定額をはじめるとするとどういう方法か、と言うもので、こちらでは、NTTドコモが定額をはじめられる可能性は(事実上)アクセスチャージの減額しかなく、そうなればもちろんAirH”も値下げされるはずと言う論理展開をして終わりにしました。
直後、メールで、「2ちゃんねるでたくさん取り上げられてるよ」と知らせられます。滅多に2ちゃんねるには行かない私ですが、仕方がない、と重い腰を上げて、とりあえず教えてもらったスレッドを見に行くと、いやぁ、賛否両論喧々諤々の議論が始まってしまっているではないですか。んで、私のトップページへのアクセスも異常な上昇を見せ、このときは本当にびっくりしました。また、同じ掲示板内をうろうろさまよっていると、いろんなスレッドにコラムへのリンクが張り付けてあり、(多分一人または少数の人が貼って回ったんでしょうが)予想外の反響にびっくりした記憶があります。
一方、各地のDポ系サイトにて、「緊急コラムに賛同します」と言う趣旨のコメントがみられはじめます。私としてはやや複雑な気分ではありましたが、ほとんどのDポ支持者が、NTTドコモによる定額接続がどんなインチキをやらかして実現するのかについて、一抹の不安を感じているんだなぁ、と実感させていただきました。もちろん今だから言いますが、「うーん、こんなコラムに賛同なんて大きく取り上げちゃうと、その方が「痛い信者」って見られちゃって良くないんじゃないかなぁ、なんか悪いことしてるのかも・・・」と純粋な心配もあったことも確かです。
さて、その後自体は沈静化し、ようやく私のサイトへのアクセス数も落ち着きます。しかし、その静かな時間に、次の事態への序曲が静かに流れはじめていたのです。
ポイントは、最初に発表してから、約1ヶ月の時間。この一ヶ月と言うのが、非常に重要な意味を持っていたようです。
当時から追いかけていた人には今さら説明の余地はありませんが、私が最初に公開してから一ヶ月後に何が起こったか・・・そう、ドコモPHS定額接続に関するニュース(リーク?)の登場です。ちょうど私が海外出張で日本にいない間にそれは行われました。
そしてこの一ヶ月と言う時間が持つ意味が、このとき明らかになってしまいます。google検索に、コラムが引っかかるようになってしまったのです。しかも、「ドコモPHS 定額制」と言うキーワードで検索すると、なぜかトップに。そう、例のニュースを見た人が、googleで検索をかけると、必然的に私のコラムに行き当たると言う事態になってしまいました。
こうなると、2ちゃんねるなどで一気に取り上げられることは必至です。公開当初を超えるアクセスがあり、当初を超える数のリンクが2ちゃんねるのなかを踊りました。当然、反響も一気に増大し、メールで賛成反対各意見が寄せられました。どちらかというと賛成の意見の方がやや多かったように記憶しています。
しかし、先ほども言いましたが、私はちょうどそのとき海外出張中。メールは読むことはできますが、とてもじゃないですが返信の余裕はありません。そうこうするうちに反響はエスカレートし、掲示板にも荒らし紛いの書き込みが連続したり、2ちゃんねるでウォッチしていたスレッド(もちろん2ちゃんねるの常として、コラムに対する叩き・反論が主)でも私の反応の無さを「勝利」と読んで大騒ぎしているようでした。いや、このとき、正直なところ、「うわぁ・・・レベルの低い議論してるなぁ・・・あんな電波コラムさえ論破できてないよ・・・」と言うのが正直な感想でした(苦笑)。当時は私は、問題に対する回答は「独自網を交換局に引き込んだ上でのNTT東西との定額契約」だろうと考えていたのですが、議論のほとんどは「p-p@c時に導入された独自網の存在」と「INS線非依存」を取り違えたとんちんかんなものばかり。いや、このころはほとんど、そんな議論に辟易していた感さえあります。
それからようやく帰国し、いくつか追記を行いました。それが11月7日。とりあえず、INS線依存と独自網の関係を明らかにしてレベルの低い議論を一掃しようと、そう言う趣旨の追記を行い、同時に、今度は独自網を各交換局に引き込んだときのコストを計算して、またまたネタとして利用させていただきました。もちろん、p-p@c時にその独自網引き込みはかなり終わっているので、実際はあそこで書いているほどのコストは発生しないわけですが、まぁせっかくなので、ドコモPHS定額反対のネタをもう一つ付け加えると言うことで、追記ページを公開したわけです。
・・・で、そのネタをアップした直後から、事態は意外なほど沈静化し始めます。いや、そのころからまた面倒になって2ちゃんねるウォッチをやめちゃったと言うのもあるんですが、アクセス数もメールも落ち着いてきて、事態は一段落した感があります。それから概ね今日に至ると言う所なんですが。
最近もたまーに、2ちゃんねるの携帯・PHS掲示板を探索してみたりするんですが、えー、やっぱり、ありますねぇ、コラムへのリンク。まだまだ影響力は(ちょっとだけ)あるみたいです。うふふふふ・・・(爆)。
と言うことで、かるーい気持ちで公開しちゃったコラムが思いも寄らぬ反響を呼んでしまったと言うことで、せっかくなら経緯と反響をレポートとしてまとめちゃおうと思いまして、こういった文書の公開と相成りました。いやぁ、正直びっくりした、と言うのが、結論(爆)です。
・・・って、またH”で実験じゃないなぁ(苦笑)。
※しばらく置いて置いてからこの文章読み直してみたら、何か結構ドコモ叩きに近い表現をしている部分が多かったですね。一応フォロー。
「ドコモがどんなインチキをするのか・・・」と言う表現ですが・・・えー、私は、AirH”も「インチキ」と言わせていただきます(苦笑)。善し悪しではなく、不可能なことを可能にしようとする工夫のことを単純に「インチキ」と表現してみただけ・・・だったのですが、多分、誤解されてますよねぇ(汗)。一応注釈と言うことで、叩く意図はなかったよ、と加えておきます。
黒いページなら妄想総動員して遠慮なく叩きまくりますが(爆)。
※もう一つ気づきました、2ちゃんねらーに対する嫌悪感(?)がはみ出まくりですね、済みません。「2ちゃんねるの常として〜叩き・反論が主」と言う言い方は、確かにダメな書き方でした。2ちゃんねるに出入りする方の気分を害したかも知れません。ちょっと偏見じみてます(苦笑)。ただ、私は、2ちゃんねるは「叩き・反論」を主として新しい意見や価値観を創造できる場として重要な場所だとは思っています(これも偏見じみてるっぽいなぁ)。実際、生の2ちゃんねるは見るのが疲れるのであまり行きませんが、アーカイブサイトは良くみてますよ(笑)。とりあえず、2ちゃんねるのみなさん、ごめんなさい!
※もう一つ。例の検索サイトでかなり上位に引っかかる問題・・・一度、検索サイトから削除した方が良いかも知れないですね。本当にドコモPHSの情報を知りたい方にとっては、かなり邪魔なページには違いないですから・・・。もちろん、本物がもうすぐ始まりますから、こんなページすぐに埋もれちゃうでしょうけど・・・。
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