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ウィルコム、宇宙通信に参入
 
 
 

 PHSサービスのウィルコムは、このほど、宇宙空間を利用した通信サービスへの参入を発表した。

 ウィルコムの提供する宇宙通信は、静止軌道上(地上約3万6千キロメートル)に13基のPHS基地局衛星を打ち上げ、全世界でPHS通信が利用可能となる、と言うもの。

 基地局衛星の性能は、従来のW-OAMに対応したほか、4月サービス開始予定のW-OAM typeGにも対応し、最大800kbpsでの通信をサポートしている。また、高指向性のアンテナを備え、通信を行う端末にピンポイントで電波を送ることが可能で、複数の場所から同時に通信しても混信しにくいと言う。さらに、3万6千キロメートルという距離による遅延を補償するため、遅延予測アルゴリズムにより遅延をキャンセルする機能も備える。

 提供される端末は重量8kg、サイズは6000cc程度と非常にコンパクト。ビジネスマンがアタッシュケースのようにスタイリッシュに持ち歩くことが可能な他、ショルダーベルトもついているため、オフでもショルダーバッグのように気軽に持ち歩くことができる。

 当初投入される端末では、最大通信速度はW-OAMを利用して204kbpsとなっているが、順次、最大800kbpsに対応した端末も投入し、将来的にはさらに無線機を増設して1600kbpsの対応も視野に入れているとする。

 端末の販売開始は来年度となる見込みだが、PHS基地局衛星の打ち上げは今年度より順次開始し、今年度中には全ての衛星の配備を完了する。

 端末価格はオープン価格となっているが、「店頭での価格が10万円以内になるよう努力したい」とのことだ。







(暇?人)
2007/04/01 00:00

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